ランサーズは、仕事を依頼したいユーザー(クライアント)と仕事を受けたいユーザー(ランサー)をオンライン上でマッチングさせるフリーランスプラットフォーム「Lancers」を運営しております。
目次
「ランサーズ」のIPO情報まとめ
上場日 | 12/16 |
銘柄名 | ランサーズ |
評価 | 1 |
上場市場 | マザーズ |
申込期間 | 11/29~12/5 |
公募価格 | 730円 |
初値 | 842円 |
主幹事 | 大和 |
「評価」による管理人のIPO申込姿勢は以下のとおりです。
5:熱望、4:全力、3:積極、2:悩ましい、1:不参加
※証券会社によって、申込期間が早く終わるところもあるので、早めに申し込みをしましょう。
「ランサーズ」のIPO初値予想(管理人の独自予想)
想定価格900円である「ランサーズ」のIPO初値は、800円~1,100円と予想します。
そのため、私は、ランサーズのIPO申し込みを見送る予定です。管理人は、次の6つの要因をもとに初値予想をしています。
①上場市場
ランサーズは、新興市場の「マザーズ」に上場するので、初値上昇にプラスです。
②IPOの当選本数、上場規模
ランサーズのIPO当選数は、84,380本ですので、とても当たりやすいです。また、想定価格は900円で平均より低い金額です。
つまり、当選本数はかなり多く、想定価格は平均より低いです。総合的に見ると、上場規模が大型な案件ですので、大きな初値上昇は難しいでしょう。
③事業内容(強みや独自性、新規性)
ランサーズは、仕事を依頼したいユーザー(クライアント)と仕事を受けたいユーザー(ランサー)をオンライン上でマッチングさせるフリーランスプラットフォーム「Lancers」を運営しております。
ランサーズは、そこそこ知名度があるので、話題性はありそうですね。
しかし、「上場規模が大きい、当選本数が多い」、「過去の企業業績が赤字続き」、「他のIPOと同日上場」といった点が初値上昇にマイナスに働くでしょう。
一方、「事業の成長性がある」点は、初値上昇にプラス要因です。
総合的に考えると、IPOでは、人気化はしないでしょう。
④過去の企業業績
売上高
当期利益
目論見書を見ると、売上は、上昇傾向です。
一方、当期純利益は、広告宣伝費に先行投資をしているため、赤字続きです。
ランサーズの企業業績は、赤字続きですが、成長はしているため大丈夫でしょう。ただ、赤字上場を嫌う投資家もいるかと思います。
⑤ロックアップ契約
株価の下落を防ぐための、既存株主からの売り出しを一時的にさせないロックアップ契約は、以下のとおりです。
合わせて64%以上の株主に、長めの180日間でロックアップがかかっています。
しかし、それ以外の株主には、ロックアップがされていません。そのため、株価が上昇してきたら、途中で売りに出す株主も出てくるでしょう。
⑥外的要因
直近の株式市場の影響を多少受けることになるかと思います。現時点では、どちらに影響するかまだわかりません。
ここで、大型の「JMDC」、中型の「ベース」とも同じ日に上場します。そのため、買いが分散され、「ランサーズ」の初値が上がりにくくなります。
「ランサーズ」のIPO初値予想(みんなの意見、アンケート)
ランサーズのIPO初値予想は?
- 公募割れ (60%, 6 Votes)
- 公募価格の1.0~1.5倍 (40%, 4 Votes)
- 公募価格の1.5~2.0倍 (0%, 0 Votes)
- 公募価格の2.0~2.5倍 (0%, 0 Votes)
- 公募価格の2.5~3.0倍 (0%, 0 Votes)
- 公募価格の3倍以上 (0%, 0 Votes)
Total Voters: 10
良ければ、「ランサーズ」のIPO初値予想に投票願います。選択肢にチェックを入れて、「Vote」のクリックで投票でき、みんなの投票結果が表示されます。
初値がつく前に意見が知りたいので、投票期限は上場12月16日の9時までとします。
「ランサーズ」のIPO幹事証券
IPO主幹事証券
大和証券
IPO幹事証券
松井証券 ←0円でIPOに申し込める
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
カブドットコム証券 ←委託販売がくるかも
どこの証券会社から「ランサーズ」に申し込むべきか?
今回のIPOは、公募割れも考えられます。少しでも損をしたくないなら、今回は申し込まない方が良いでしょう。
申し込むとしたら、主幹事の大和証券、IPOチャレンジポイントの貯まるSBI証券、IPO手数料の安いSMBC日興証券、IPO申し込み前受金が不要の松井証券、ネット配分100%のマネックス証券や楽天証券、IPO抽選時期の遅い岩井コスモ証券などから申し込みができます。
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券から委託販売がきたら、ネット配分ほぼ100%のカブドットコム証券からの申し込みも可能です。
管理人は、IPOチャレンジポイントを貯めるために、SBI証券からだけ申し込みをしておきます。
もし、当選・補欠当選をしてしまった場合、辞退をする予定です。