【松井証券のIPO抽選のポイント!】
・IPO取扱実績が多い証券会社
・ネット配分は約70%(1人1票)
・IPO申込の事前入金が不要、0円で抽選に参加できる!
松井証券は、IPOの取り扱いが多いです。しかも、IPOのネット配分が多く、申込方法も改善されたので、意外と狙い目の証券会社です。
松井証券からIPOに当選するコツは、抽選資金が不要なのを利用して、良い銘柄であれば毎回IPOの抽選に参加すること、委託幹事のときもIPOに申し込むことです。
表:松井証券のIPO情報まとめ
2022年IPO取扱実績 | 54社(59%) |
口座数 | 143万人 |
ネット配分(抽選方法) | 70%(1人1票) |
NISA | 〇 |
未成年 | 〇 |
ジュニアNISA | 〇 |
目次
松井証券のIPO取扱実績
表:松井証券の過去のIPO取扱実績
2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 |
54件 | 56件 | 18件 | 21件 | 9件 | 14件 | 11件 |
松井証券は、証券会社の中でもIPOの取扱実績が多いですし、ネット配分が70%で多いです。特に、管理人のようにIPOの抽選資金が少ない人は、早めに口座を開設しておきたいところです。
松井証券のIPOの手数料は無料もしくは千百円
表:松井証券でIPOを売るときの手数料
約定金額 | 売買手数料(税込)※ |
10万円まで | 無料 |
20万円まで | 無料 |
30万円まで | 無料 |
50万円まで | 無料 |
100万円まで | 1,100円 |
※1日定額制(ボックスレート)の手数料を載せています。
松井証券からIPOを買うときは、手数料が0円です。一方、IPOを売るときは、株の売買手数料(税込)がかかります。
松井証券の株の売買手数料(税込)は、約定金額ごとに見ると表のとおりです。
つまり、松井証券のIPOの手数料は、売るときに無料もしくは高くても1,100円しかかかりません。
松井証券は、ネット銀行で資金移動がしやすい
表:松井証券で即時入金が使えるネット銀行
提携ネット銀行 | 即時入金 |
ゆうちょ | 〇 |
三菱UFJ | 〇 |
三井住友 | 〇 |
みずほ | 〇 |
りそな | 〇 |
PayPay | 〇 |
楽天 | 〇 |
住信SBIネット | 〇 |
セブン | 〇 |
多くのIPOに申し込むために、資金移動の機会が増えますので、ネット銀行があると便利です。
上の表に、松井証券で「振込手数料無料の即時入金サービス」が使えるネット銀行を載せています。管理人は、多くの証券会社で使えるので、ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」をよく使っています。
松井証券は、ブックビルディング(需要申告)時に前受金が不要
一般的には、IPOに申し込むときに、事前入金が必要になります。
しかし、松井証券では、IPOに申し込むときの前受金が不要です。つまり、0円でIPOの抽選を受けることができます。ただし、IPOに当選して購入時には資金がいります。
そのため、資金が限られている人でも、松井証券を使えば、IPOの抽選機会を増やすことが可能です。
松井証券は、IPOの資金をいつまでに入金すれば良いのか?
松井証券では、IPOに申し込むとき、「購入申込最終日の15:30時点」に資金があれば問題ありません。
つまり、資金なしでIPOの抽選に参加でき、当選後の購入申込最終日までに入金をすればよいのです。
松井証券は、IPO当選後にキャンセルができ、ペナルティもない
IPO申し込み方法が変更になったので、上の画像にあるように、「問い合わせ」をして確認をしております。
松井証券は、IPOの当選後にキャンセルができ、ペナルティもありません。
つまり、IPOに当選したとき、微妙なIPO銘柄の購入申込をしなければ良いのです。
しかし、ペナルティがないからと言って闇雲にIPOに申し込むことはオススメしません。なぜなら、初値が上がらなそうな微妙な銘柄でも、当選したら欲しくなってしまうからです。
事前に銘柄分析をある程度は行ってから、IPOに申し込むようにしましょう。
松井証券からIPOが複数当選することはあるのか?
IPOの申し込み株数を100株ではなく、数百株で申し込むとIPOが複数当選するのか気になる人も多いと思います。
しかし、松井証券では、おそらく申し込み株数を増やしても、複数当選することはないと考えられます。
なぜなら、上の画像にもあるように、IPOの複数配分の優先順位が低いからです。IPOの当選本数より、IPOの申込者数が多いことを考えると、「順位3」が起きるとは考えにくいのです。
つまり、松井証券では基本的には、1人1票でIPOの抽選がされ、IPOは1銘柄につき100株しか当選しないと考えられます。
ここで、例外となるときを考えると、IPOの配分が多いときは、複数当選の可能性があるかもしれません。
例えば、松井証券が主幹事のときは、もしかしたら複数当選することがあるかもしれません。このときは、多めにIPOの申し込みをしたら、良いことが起きるかもしれません。
このように、松井証券でIPOが複数当選することは考えにくいので、IPOの申し込みは「100株」だけで十分です。
松井証券は、IPOの委託幹事になることがある
松井証券は、ときどきIPOの委託幹事になることがあります。
委託幹事とは、IPO募集要項が書かれた目論見書(もくろみしょ)には記載されていませんが、主幹事証券や幹事証券からIPOの販売を委託された裏幹事のことです。
通常、主幹事や幹事になった証券会社からしかIPOの申し込みはできません。しかし、委託幹事を任された証券会社からもIPOに応募をすることができます。
また、委託幹事は、申し込みライバルが少ないため、IPO当選に有利とも考えられます。
このように、委託幹事は正式に発表されないため、複数の証券会社からIPOの申し込みをするとき、けっこう見落としがちです。
このとき、委託幹事の証券会社からも忘れずにIPOに申し込めば、抽選の機会を増やすことができます。
松井証券からIPOは補欠当選するのか?
松井証券からIPOが補欠当選するのか気になる人も多いと思います。
ここで、松井証券の公式サイトによれば、IPOの補欠当選はあるようです。
そのため、松井証券からIPOが補欠当選したら、良い銘柄なら購入申込をして、イマイチな銘柄なら辞退をするようにしましょう。
松井証券のIPOのメール通知
管理人が公式サイトを見て調べたときは、「IPOのメール通知」についての記載が見当たらなかったので、念のため問合せをして回答を頂きました。
質問1:新しいIPOの取り扱いが決まったとき、「IPOお知らせメール」などのメール通知サービスはありますか?
質問2:IPOの抽選結果が出た後、抽選結果をお知らせするメール通知サービスはありますか?
以下のように回答を頂きました。
回答:申し訳ありませんが、当社では、新規公開(IPO)の取扱い銘柄や、抽選結果をメールでお知らせするサービスはご用意していません。ご了承ください。
つまり、残念ながら松井証券でIPOのメール通知サービスは、いまのところありません。
これは、人によっては、少し不便に感じるかもしれません。しかし、管理人は、ライバルが少ない意外と穴場な証券会社として考えていますので、IPOのメール通知サービスがなくても十分重宝しています。
また、管理人は、手帳やパソコンのメモ帳などでIPOのスケジュールを管理しているので、特に不便に感じたことはありません。
松井証券の口座開設の費用や口座管理料は無料
松井証券の口座開設の費用、口座管理料はどちらも無料です。仮にあまり使わなくなったとしても、口座維持手数料はかからないので心配いりません。
できるだけ多くの証券口座を開設して、IPOの抽選機会を増やしましょう。松井証券の口座は、公式サイトから開設できます。