初心者のIPO株投資のはじめ方
  • スマホメニュー
    • トップページ
    • 初心者へ
    • IPOネット証券会社ランキング【2023年版】
    • IPO抽選ルール
    • IPO申込方法
    • IPO当選実績
    • 運営者情報

初心者のIPO株投資のはじめ方

初心者のためにIPO株投資の知識の提供。早稲田大学大学院ファイナンス研究科を卒業の管理人が執筆、公認会計士が監修のサイト。

  • トップページ
  • 初心者へ
  • IPOネット証券会社ランキング【2023年版】
  • IPO抽選ルール
  • IPO申込方法
  • IPO当選実績
  • 運営者情報
トップページ
>
IPOのやり方
>
IPOは本当に儲かるのか? IPOのリターン、リスクと対策を解説!

IPOは本当に儲かるのか? IPOのリターン、リスクと対策を解説!

いいね! 0 はてブ 1 ツイート LINE

初めてIPO投資をする人は、IPOが本当に儲かるのか半信半疑なのではないでしょうか?

IPO投資とは、証券会社からIPO(新規公開株)を抽選で取得して、初値がついたらすぐに売ることです。

【用語の説明】

・IPO(Initial Public Offering)とは

企業が株式市場に新規に上場すること。投資家は、上場した株を自由に売買できるようになります。上場するときに新しく株式市場に売り出される株を「新規公開株」と言います。

結論から言うと、年度にもよりますが、IPO投資は勝率8割を超えることも多いのです。

しかも、高度な専門知識も必要ありません。淡々とIPOに応募をして、当選したら初値で売るだけで利益を上げることができます。

実際、私も、IPO投資は積極的に行っていて、1年も経たないうちに約15万円の利益をあげることができました。

しかし、IPOは人気があるため、買うときに抽選になり、当選しにくいという問題点もあります。このとき、複数の証券会社から申し込めば、IPOに当たりやすくなります。

そこでこのページでは、「IPOは本当に儲かるのか? IPOのリターン、リスクと対策を解説!」をお伝えします。

目次

  • 1 IPO(新規公開株)とは?
  • 2 IPO投資のリターン(メリット)
    • 2.1 1.IPO投資は、ローリスク・ハイリターンの投資
      • 2.1.1 ①年代別のIPOの勝率、件数
      • 2.1.2 ②IPOの勝率が高い理由
      • 2.1.3 ③管理人のIPO当選実績
    • 2.2 2.IPO投資は、初心者でも簡単にできる
    • 2.3 3.IPOの応募、購入の手数料は無料
    • 2.4 4.IPOの抽選に外れても資金が減らない
  • 3  IPO投資のリスク(デメリット)と対策
    • 3.1 1.IPOの抽選に当たりにくい
    • 3.2 2.IPOが公募割れをして損する場合がある
    • 3.3 3.上場後の株価の値動きが激しくて、IPOの売り時を見極めるのが難しい
  • 4 まとめ

IPO(新規公開株)とは?

IPOとは、「Initial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)」の略称です。日本語で「新規公開株」のことを意味し、一般的に「アイ・ピー・オー」と呼びます。

一般的に、会社が大きくなると、経営者は、より多くの売上や利益を求めて新たな資金調達をします。資金は、主に「銀行からの借り入れ」か「株式市場からの募集」により調達をすることができます。

ここで、企業は新しく上場して株を売り出すことで、株式市場から「返さなくても良い資金」を集めることができます。つまり、企業が上場する一番の目的は、この資金調達にあるのです。

投資家は、株価が上がれば、売って儲けることができるので、将来性のある会社の株を買うのです。

補足ですが、企業が上場する理由は、「知名度の向上、社会的な信頼を得る、社員のため」など他にもいくつかあります。

このとき、上場時に新しく株式市場に売り出される株を「新規公開株」といいます。この新規公開株を買ったとき、値上がりすることが多いので、初値で売ると儲けやすいのです。

IPO投資のリターン(メリット)

IPO投資のリターン(メリット)を以下に4つお伝えします。

1.IPO投資は、ローリスク・ハイリターンの投資

IPO投資は、投資金額が少なく勝率が高いため、ローリスク・ハイリターンの投資と言えます。

IPO投資は、30万円ほどあれば、だいたいどの抽選にも申し込めます。投資資金は数百万円も必要ありません。

さらに、年度にもよりますが、IPO投資の勝率は約8割あり、とても有利に投資ができます。プロの世界で株を運用するファンドマネージャでさえ、株式投資の成績は6勝4敗で良いとされています。それと比較をしたら、勝率8割は驚異的な数字です。

例えば、以下の画像は、2016年7月に上場した無料対話アプリを運営する「LINE」を始点にして遡り、過去1年間のIPO投資の全成績をまとめています。

これは、ヤフーファイナンスからデータを引用しており、売買単位は1単位100株のときです。結果、IPO投資の成績は、88戦73勝13敗2分となりました。初値売り利益とは、売るときの「初値」から買うときの「公募価格」を引いた値です。

ipo%e9%8a%98%e6%9f%84%ef%bc%91ipo%e9%8a%98%e6%9f%84%ef%bc%92ipo%e9%8a%98%e6%9f%843ipo%e9%8a%98%e6%9f%844

この期間において、勝率は8割を超え、初値売り利益の平均は約14万円です。もし、「ネオジャパン」に当選して初値で売っていれば、116万5千円が儲かっていたことになります。

もちろん、損をしてしまうこともありますが、それでも「ユー・エム・シー・エレクトロニクス」の5万2千円が最大損失金額です。負ける確率は2割を下回っています。

しかも、対策をすれば、損をしそうな銘柄を買わないこともできます。具体的には、IPOの初値予想を調べれば、儲からなそうな銘柄がわかりますので、買わなければよいのです。

ここで、もう一つIPOの勝率が高いと言える根拠をお伝えします。

上の画像は、金融庁の監督下にある大手証券会社の「SMBC日興証券」が発表した信頼できる情報です。

これは、私が分析したデータと期間は少し異なりますが、同様にIPOの勝率は8割以上です。ただし、REIT(不動産投資信託)と投資法人のIPOは除いているようです。

このように、IPO投資は、投資金額が少なくすみ、勝率がとても高い投資であることがわかると思います。

①年代別のIPOの勝率、件数

ここで、他の年のIPOの勝率が気になる人も多いと思います。なぜなら、1年間のデータだけでは、たまたま良かった年かもしれませんので、信頼性が薄いからです。

そこで、年代別にIPOの勝率や件数をまとめましたので参考にしてください。

年代 IPOの件数 勝敗・引き分け IPOの勝率※
2021年 125件 103勝20敗2分 82%
2020年 93件 69勝23敗1分 74%
2019年 90件 77勝12敗1分 86%
2018年 90件 80勝9敗1分 89%
2017年 90件 82勝8敗 91%
2016年 83件 67勝15負1分 81%
2015年 92件 82勝8負2分 89%
2014年 83件 65勝15負3分 78%
2013年 60件 56勝3負1分 93%
2012年 50件 39勝11負0分 78%
2011年 36件 19勝14負3分 52%
2010年 22件 10勝9負3分 45%
2009年 19件 13勝4負2分 68%
2008年 52件 20勝29負3分 38%
2007年 121件 89勝29負3分 73%
2006年 188件 159勝20負9分 84%

※IPOの勝率は、引き分けを含めず、少数第3位を四捨五入で計算しています。

上記の表のとおり、多くの年代でIPOの勝率は、80%前後で推移しています。

ここで、2008年~2011年にかけて、IPOの勝率が50%前後で推移し、IPOの件数も少ないのが目立ちます。これは、2008年にリーマンショックが起きてから、景気が悪くなったためです。

しかし、2012年になって景気が回復してくると、IPOの件数や勝率も戻ってきています。

このように、不景気のときを除けば、IPOの勝率は80%前後で高い値であることがわかるかと思います。

②IPOの勝率が高い理由

データを見てみるとIPOの勝率が高いことはわかりましたが、その理由が気になるかと思います。

IPOの勝率が高くなる理由の一つに、買うときの公募価格が安いことが挙げられます。公募価格が割安になることを専門用語で「IPOディスカウント」と呼びます。

ここで、証券会社と相談して企業が公募価格を割安にするのですが、その理由は2つ考えられます。

①未上場でよくわからない会社なので、株を安くして投資家を広く募集するため

②上場後、株価を堅調に推移させるため

上記のような理由があるため、企業は公募価格を割安にしているのです。その結果、IPOを買うときには安く買え、売るときには高く売ることができるのです。

③管理人のIPO当選実績

上の画像は、SBI証券から「No.1」のIPOに100株、大和証券からネット申込で「オプトラン」のIPOに100株当選したときです。

実際に管理人も、2017年だけでもIPOに2回当選していて、合計28万円以上の利益を得ています。

たしかに、IPOにはなかなか当たらないのですが、当選したときの利益は大きいのです。管理人は、IPO投資ほど利回りの高い投資を他に知りません。

2.IPO投資は、初心者でも簡単にできる

IPO投資は、買うときの「公募価格」より売るときの「初値」が高くなる場合が多いため、初心者でも簡単に儲けることができます。

しかも、IPOを抽選で買って上場日に初値で売るだけですので、高度な専門知識はいりません。

具体的には、IPOの募集がされたときに証券会社を通じて応募をし、上場日に「成行売り注文」を出せば良いのです。

成行注文とは、値段を指定しない注文方法であり、注文が即時に成立することです。

このように、IPO投資は、株式投資の初心者でも儲けやすい投資と言えます。

3.IPOの応募、購入の手数料は無料

IPOを応募、購入するときに、個人投資家に手数料は一切かかりません。

ただし、IPOを売るときには、証券会社の株式の売買手数料がかかります。証券会社によって手数料は異なりますが、手数料の安いネット証券であれば、数百円程度です。

このように、IPOの応募、購入の手数料は無料ですので、積極的にIPO投資にチャレンジしましょう。

4.IPOの抽選に外れても資金が減らない

IPOは、人気があるため買うときに抽選になり、落選することが多いです。しかし、IPOに落選しても資金は減らないのです。

ここで、普通の株取引で失敗をして、損をした経験がある人も多いと思います。管理人も、儲かっていた時期もありましたが、結局、損をして資金を減らしてしまいました。

知っている方も多いと思いますが、株は、短期売買をするとゼロサムゲームになります。ゼロサムゲームとは、儲かった人と損をした人の総和(サム)を合計するとゼロになることです。

つまり、株の世界では、「勝者」もいれば「敗者」もいるのです。

しかし、IPO投資であれば、抽選に外れても、資金が減ることはありません。つまり、何度でも失敗ができ、「IPOにより多く申し込んだ人が勝つ世界」なのです。

たしかに、IPOに落選すると、申し込んだ手間が無駄にはなってしまいますが、損をすることはないのです。

これが、管理人がIPO投資をおすすめする大きな理由でもあります。

 IPO投資のリスク(デメリット)と対策

IPO投資のリスク(デメリット)とその対策を以下に3つお伝えします。

1.IPOの抽選に当たりにくい

IPO投資は、勝率が高くて少額から投資ができるため、人気が高く抽選に当たりにくいのも事実です。

対策としては、IPOの募集に積極的に応募をして、数を打つことが重要です。

このとき、同じIPOでも証券会社が異なれば複数応募をすることが可能ですので、抽選回数を増やすようにしましょう。当然、同じ当選確率であれば、IPOの抽選回数を増やしたほうが有利と言えます。

私も、IPOに申し込むときは、複数の証券会社から応募をするようにしています。

2.IPOが公募割れをして損する場合がある

IPO投資は、買うときの「公募価格」より売るときの「初値」が低くなり、損をする場合がたまにあります。初値が公募価格を下回ることを、専門用語で「公募割れ」と言います。

対策としては、IPOに募集をする前に、新規上場する会社について情報収集をしましょう。IPOの初値予想をすることが重要です。

具体的には、会社の事業内容や上場の注目度などを調べましょう。事業内容に新規性があり、注目度が高い場合は、初値が高くなります。

IPOの情報取集をして、イマイチだと思った場合には、IPO抽選の参加を見送りましょう。そうすれば、損をしなくてすみます。

私も、IPOの情報取集をして、初値が高くならなそうなときは、IPOの応募を見送っています。

3.上場後の株価の値動きが激しくて、IPOの売り時を見極めるのが難しい

IPO直後は、しばらく株価の値動きが激しくなります。なぜなら、IPOの売り買いが盛んに行われるからです。

このような状況下では、売り時をいつにするのかを悩んでしまいます。

ここで、できるだけ高値でIPOを売りたいですが、いつが高値かわからないものです。もう少し早く売れば良かったと思うときもあれば、もう少し保有しておけば良かったと思うかもしれません。

対策としては、売り時を逃さないために、IPOは初値で売るようにし、上場日に「成行売り注文」を出しておくようにしましょう。そうすれば、株価の値動きが激しくなる前に、悩むことなく利益を確定させることができます。

実際、迷うのが嫌なので、私もIPOは初値売りをしています。

まとめ

このページでは、「IPOは本当に儲かるのか? IPOのリターン、リスクと対策を解説!」をお伝えしました。もう一度、おさらいをしますと以下のとおりです。

IPO投資のリターン(メリット)

1.IPO投資は、ローリスク・ハイリターンの投資

2.IPO投資は、初心者でも簡単にできる

3.IPOの応募、購入の手数料は無料

4.IPOの抽選に外れても資金が減らない

IPO投資のリスク(デメリット)と対策

1.IPOの抽選に当たりにくい

→複数の証券会社からIPOに応募をして、抽選回数を増やす

2.IPOが公募割れをして損する場合がある

→初値予想の情報取集をして、イマイチだと思った場合には、IPOに申し込まない

3.上場後の株価の値動きが激しくて、IPOの売り時を見極めるのが難しい

→株価の値動きが激しくなる前に、IPOは上場日に初値で売る

私も、上記の内容を意識して、積極的にIPO投資を行っています。IPOの魅力が伝えられていたら幸いです。

次に、「どうやってIPOを買えばよいのか?」を知りたい人も多いと思います。

当サイトの以下のページに、「初心者へ IPOの買い方と売り方をSBI証券を例に説明!」のページに移動できるようになっていますので、良ければ参考にしてください。

「株初心者でも簡単! IPO(新規公開株)投資のやり方を解説!」

ふつうにやっていたら、こんなにIPOには当選しません。IPO当選には、証券会社選びが重要です↓

IPOにおすすめネット証券会社比較【2023年版】

IPO証券会社比較

 

  • IPOにおすすめネット証券会社比較【2023年版】

IPO初心者の方へ

  • 株初心者でも簡単! IPO(新規公開株)投資のやり方を解説!
  • IPOは本当に儲かるのか? IPOのリターン、リスクと対策を解説!
  • 初心者へ IPOの買い方と売り方をSBI証券を例に説明!
  • IPOで儲かる、損する銘柄の特徴は? 目論見書の見方を5つ解説!
  • IPO申し込み時に前受金(事前入金)が不要0円な証券会社はどこか?
  • IPO当選のコツは? IPOの当選確率を数倍上げる4つの方法
  • IPOにおすすめネット証券会社比較【2023年版】

IPO申込の前受金が不要な証券会社

  • 岡三オンラインのIPO抽選ルール

 

  • DMM株のIPO抽選ルール

 

  • 松井証券のIPO抽選ルール

 

 

  • SBIネオトレード証券のIPO抽選ルール

Copyright(c) 2023 初心者のIPO株投資のはじめ方 All Right Reserved.

©初心者のIPO株投資のはじめ方