IPO(新規公開株)に当選するためには、証券会社選びが重要です。
なぜなら、IPOはどの証券会社にも平等に割当られるわけではないからです。ふつうにやっていたら、なかなかIPOには当選しないので、管理人は以下のことを意識しています。
【IPO証券会社選びの5つのポイント!】
1.保有証券口座は多い方が良い! なぜなら、IPO抽選機会が増えるから
2.主幹事や幹事などのIPO取扱実績が多い証券会社から、口座を開設していこう!
3.資金が少ない人でも、IPO申し込みの事前入金が不要な証券会社を使えば、IPO抽選機会を増やせる!
4.口座数が少ない穴場な証券会社も使うと、ライバルが少なくてIPO当選に有利
5.証券会社ごとに、IPO抽選方法やルールを理解しておくと、迷わずIPO投資をおこなえる
上記のポイントに意識して、IPO投資ができる主な証券会社を以下にまとめました。
2022年のIPO企業数は91社でした。以下の証券会社は、2023年もIPOで期待大です!
証券会社 | IPO件数 | 口座数 | ネット配分(抽選方法) | 評価 | 抽選 |
SBI証券 | 89社(98%) | 918万人※1 | 50%(申込株数など) | S | 詳細 |
楽天証券 | 65社(71%) | 805万人 | 100%(申込株数など) | S | 詳細 |
岡三オンライン | 37社(41%) | 40万人 | 100%(1人1票など) | S | 詳細 |
岩井コスモ証券 | 37社(41%) | 16万人 | 10%(1人1票) | S | 詳細 |
松井証券 |
54社(59%) | 143万人 | 70%(1人1票) | S | 詳細 |
SBIネオトレード証券 | 19社(21%) | 少ない | 100%(ステージ抽選) | A | 詳細 |
DMM株 |
12社(13%) | 87万人 | 100%(1人1票) | A | 詳細 |
※1 SBIネオトレード証券、SBIネオモバイル証券の口座数を含む
以上の内容を総合的に考えた結果、SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、岩井コスモ証券、松井証券の5社はIPO投資に絶対必要です。
さらに、IPOに申し込むときに事前入金がいらないため、SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)、DMM株は、管理人のように資金の少ない投資家に必須な証券会社です。
本気でIPOに当選したい人は、表にある証券口座をすべて開設して、IPOの抽選機会を増やしましょう。
ここに載せている証券会社の口座開設の費用、口座管理料はどちらも無料です。仮にあまり使わなくなったとしても、口座維持手数料などの余分な費用はかからないので心配いりません。
もちろん、管理人は表のすべての証券口座を開設済みです。私は、複数の証券口座を開設してIPO申込回数を増やしたら、IPOに当たるようになりました!
IPOによっては、初値売りで100万円以上の利益になることもあります。IPOの抽選機会を逃さないために、早めに複数の口座を開設しておきましょう。
目次
【優先:口座開設】IPO取扱実績が多い証券会社
IPO取扱実績が多いので、以下の5つの証券会社は口座開設を急ぐべきです。
SBI証券
IPOチャレンジポイントが魅力的
【SBI証券のIPO抽選のポイント!】
・IPOの取扱実績がネット証券でNO1
・ネット配分が約50%
・ネット配分の約6割が申込株数に応じた抽選
→資金が多い人ほど申込株数が増えるため当選に有利
・ネット配分の約3割がIPOチャレンジポイントによる抽選
→IPOチャレンジポイントによる抽選は、SBI証券にしかない方法
IPOチャレンジポイントは、使用数が多い人から順番にIPOに当選します。また、IPOチャレンジポイントは、300~500後半あれば当選も見えてきます。
SBI証券は、抽選のライバル数は多いですが、IPOの取り扱いが非常に多く、抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが貯まるため、おすすめの証券会社です。
SBI証券からIPOに当選するコツは、特にIPO割当の多い主幹事のときに申込株数を増やすこと、IPOチャレンジポイントをコツコツ貯めることです。
上の画像にあるように、管理人はIPOにコツコツ申し込んでいった結果、IPOチャレンジポイントを620ポイントまで貯めることができました。
SBI証券が主幹事のときに、アイズにIPOチャレンジポイントを使って当選し、初値売り利益で296,000円を得ることができました!
表:SBI証券のIPO情報まとめ
2022年IPO取扱実績 | 89社(98%) |
口座数 | 918万人※1 |
ネット配分(抽選方法) | 50%(申込株数30%、IPOチャレンジポイント15%、裁量5%) |
NISA | 〇 |
未成年 | 〇 |
ジュニアNISA | 〇 |
※1 SBIネオトレード証券、SBIネオモバイル証券の口座数を含む
楽天証券
【楽天証券のIPO抽選のポイント!】
・IPOの取扱実績は多い
・ネット配分が100%
・IPOの申込株数に応じた抽選
→資金が多い人ほど申込株数が増えるため当選に有利
・IPOの抽選を「取引実績によるカテゴリー制」で行っているが、優遇対象者は少ないはず
ただし、委託幹事のときは、「取引実績によるカテゴリー制」で抽選はされず、完全平等抽選になります。
楽天証券は、抽選のライバル数は多いですが、IPOの取り扱いが多いです。ネット配分しかなく、申込株数に応じて抽選が行われるため、資金が多い人にとっては狙い目の証券会社と言えます。
楽天証券からIPOに当選するコツは、取引実績など気にせず申込株数を増やしてIPOに申し込むこと、委託幹事のときもIPOに申し込むことです。
表:楽天証券のIPO情報まとめ
2022年IPO取扱実績 | 65社(71%) |
口座数 | 805万人 |
ネット配分(抽選方法) | 100%(申込株数など) |
NISA | × |
未成年 | 〇 |
ジュニアNISA | × |
岡三オンライン(岡三証券)
2022年1月1日より、岡三オンライン証券は岡三証券と経営統合し、岡三証券のオンライン部門へ
【岡三オンラインのIPO抽選のポイント!】
・IPO取扱実績が多い証券会社
・口座数は少なく、ライバルも少なく穴場
・ネット配分が100%(1人1票)
・IPOの抽選をステージ別に行っているが、優遇対象者は少ないと思われる
・IPO申込の事前入金が不要、0円で抽選に参加できる!
・岡三証券が主幹事のときに、IPOが多く回ってきてチャンス
岡三オンラインは、IPOの取り扱いが多いです。また、ライバルの数が少ないため、穴場な証券会社です。
岡三オンラインからIPOに当選するコツは、抽選資金が不要なのを利用して、良い銘柄であれば毎回IPOの抽選に参加すること、委託幹事のときもIPOに申し込むことです。
表:岡三オンラインのIPO情報まとめ
2022年IPO取扱実績 | 37社(41%) |
口座数 | 40万人 |
ネット配分(抽選方法) | 100%(1人1票など) |
NISA | 〇 |
未成年 | 〇 |
ジュニアNISA | 〇 |
岩井コスモ証券
実はIPO投資で有力な証券会社
【岩井コスモ証券のIPO抽選のポイント!】
・意外にIPO取扱実績が多い
・口座数が少なく、IPOに穴場
・ネット配分は10%(1人1票)
・IPO抽選時期が遅い
岩井コスモ証券は、IPOの取り扱いが多く、ライバルの数も少ないです。そのため、露出は少ないですが、IPOで有力な証券会社です。
岩井コスモ証券からネット申込でIPOに当選するコツは、二段階のIPO申込み方式を利用して、少ない資金でもIPO抽選機会を増やすことです。
つまり、他の証券会社のIPO抽選結果が分かってから資金移動をしても、岩井コスモ証券のIPO抽選に間に合います。
表:岩井コスモ証券のIPO情報まとめ
2022年IPO取扱実績 | 37社(41%) |
口座数 | 16万人 |
ネット配分(抽選方法) | 10%(1人1票) |
NISA | × |
未成年 | × |
ジュニアNISA | × |
松井証券
よりIPOに申し込みやすくなった証券会社
【松井証券のIPO抽選のポイント!】
・IPO取扱実績が多い証券会社
・ネット配分は約70%(1人1票)
・IPO申込の事前入金が不要、0円で抽選に参加できる!
松井証券は、IPOの取り扱いが多いです。しかも、IPOのネット配分が多く、申込方法も改善されたので、意外と狙い目の証券会社です。
松井証券からIPOに当選するコツは、抽選資金が不要なのを利用して、良い銘柄であれば毎回IPOの抽選に参加すること、委託幹事のときもIPOに申し込むことです。
表:松井証券のIPO情報まとめ
2022年IPO取扱実績 | 54社(59%) |
口座数 | 143万人 |
ネット配分(抽選方法) | 70%(1人1票) |
NISA | 〇 |
未成年 | 〇 |
ジュニアNISA | 〇 |
IPOの申し込みの事前入金(前受金)が不要な証券会社
IPOの資金不足に悩んでいる方は、以下の2つの証券口座を早めに開設しておくべきです。
なぜなら、IPOに申し込むときに事前入金(前受金)が不要で、当選後に資金を入金すればよいからです。つまり、資金が少なくても、以下の証券会社を使えば、IPOの抽選機会を増やすことができます。
SBIネオトレード証券(旧ライブスター証券)
SBIグループに新しく入った証券会社
【SBIネオトレード証券のIPO抽選のポイント!】
・SBIグループに新しく加入して、IPO取り扱いアップに期待!
・IPOの取扱実績はまだ少ない
・口座数は少なく、ライバルも少なく穴場
・ネット配分は100%(10%完全平等抽選、90%ステージ制抽選)
・IPO申込の事前入金が不要、0円で抽選に参加できる!
SBIネオトレード証券は、IPOの取り扱いはまだ少ないです。
しかし、ライバルの数も少ないので、今後のIPOの取り扱いを期待して、口座を開設しておくべきです。
また、SBI証券から委託販売がくる場合がありますので、口座開設だけは早めにしておきましょう。
SBIネオトレード証券からIPOに当選するコツは、申し込みの前受金が不要なのを利用して、良い銘柄であれば毎回IPO抽選に参加すること、委託幹事のときもIPOに申し込むことです。
表:SBIネオトレード証券のIPO情報まとめ
2022年IPO取扱実績 | 19社(21%) |
口座数 | 少ない |
ネット配分(抽選方法) | 100%(10%完全平等抽選、 90%ステージ制抽選) |
NISA | 〇 |
未成年 | × |
ジュニアNISA | 〇 |
DMM.com証券(DMM株)
2019年にIPOに新規参入した期待のネット証券会社
【DMM株のIPO抽選のポイント!】
・2019年にIPOに新規参入
・IPOの取扱実績はまだ少ない
・ネット配分は100%(1人1票)
・IPO申込の事前入金が不要、0円で抽選に参加できる!
・DMM株にIPOが割り当てられなかった場合、抽選は行われない
DMM.com証券は、IPOの取り扱いはまだ少ないです。しかし、今後のIPOの取り扱いを期待して、口座を開設しておくべきです。
DMM.com証券からIPOに当選するコツは、申し込みの前受金が不要なのを利用して、良い銘柄であれば毎回IPO抽選に参加すること、委託幹事のときもIPOに申し込むことです。
表:DMM.com証券のIPO情報まとめ
2022年IPO取扱実績 | 12社(13%) |
口座数 | 87万人 |
ネット配分(抽選方法) | 100%(1人1票) |
NISA | 〇 |
未成年 | 〇 |
ジュニアNISA | 〇 |