【マネックス証券のIPO抽選のポイント!】
・IPO取扱実績が豊富なネット証券
・ネット配分は100%
・IPOの抽選は、応募株数に関係なく1人1票
→資金量に関係なく、すべての投資家に公平な抽選方式
マネックス証券は、抽選のライバル数はやや多いです。しかし、IPOの取り扱いが豊富にあり、1人1票の完全抽選方式で公平であるため、特に初心者にはIPO投資に必須の証券会社です。
マネックス証券からIPOに当選するコツは、良い銘柄であれば毎回IPO抽選に参加すること、委託幹事のときもIPOに申し込むことです。
マネックス証券以外にも、当サイトでは「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。
表:マネックス証券のIPO情報まとめ
2022年IPO取扱実績 | 61社(67%) |
口座数 | 219万人 |
ネット配分(抽選方法) | 100%(1人1票) |
NISA | 〇 |
未成年 | 〇 |
ジュニアNISA | 〇 |
目次
マネックス証券のIPO取扱実績
表:マネックス証券の過去のIPO取扱実績
2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 |
61件 | 66件 | 50件 | 45件 | 49件 | 49件 | 46件 |
マネックス証券は、ネット証券でもIPOの取扱実績がかなり多い方です。また、IPOの抽選方法は1人1票であり、資金量は関係ありませんので、早めに口座を開設しておきたいところです。
マネックス証券のIPOの手数料は数百円
表:マネックス証券でIPOを売るときの手数料
約定金額 | 売買手数料(税込) |
5万円まで | 55円 |
10万円まで | 99円 |
20万円まで | 115円 |
30万円まで | 275円 |
50万円まで | 275円 |
100万円まで | 535円 |
マネックス証券からIPOを買うときは、手数料が0円です。一方、IPOを売るときは、株の売買手数料(税込)がかかります。
マネックス証券の株の売買手数料(税込)は、約定金額ごとに見ると表のとおりです。
つまり、マネックス証券のIPOの手数料は、売るときに数百円しかかかりません。
マネックス証券は、ネット銀行で資金移動がしやすい
表:マネックス証券で即時入金が使えるネット銀行
提携ネット銀行 | 即時入金 |
ゆうちょ | 〇 |
三菱UFJ | 〇 |
三井住友 | 〇 |
みずほ | 〇 |
りそな | 〇 |
PayPay | 〇 |
楽天 | 〇 |
住信SBIネット | 〇 |
セブン | × |
多くのIPOに申し込むために、資金移動の機会が増えますので、ネット銀行があると便利です。
上の表に、マネックス証券で「振込手数料無料の即時入金サービス」が使えるネット銀行を載せています。管理人は、多くの証券会社で使えるので、ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」をよく使っています。
マネックス証券は、IPOの資金をいつまでに入金すれば良いのか?
マネックス証券では、IPOに申し込むために、ブックビルディング(需要申告)時に資金が必要です。
つまり、買付余力がないとIPOに申し込むことができませんので、ネット銀行などを利用して口座に入金しておく必要があります。
マネックス証券は、IPOブックビルディング(需要申告)時に資金拘束される
マネックス証券では、IPO需要申告時に資金拘束がされるため、同一資金で複数のIPOに申し込むことはできません。
資金拘束とは、IPOの申込から抽選までの間、買付余力から資金が差し引かれることです。
そのため、IPO銘柄A30万円とIPO銘柄B25万円が同じ時期に募集されていたとき、両方申し込むためには55万円の資金が必要となります。
このように、マネックス証券では、需要申告時に資金拘束がされます。そのため、IPOの募集が集中していて使える資金が限られていると、抽選機会を増やすのがやや難しいです。
しかし、マネックス証券は、IPOの引受数が多く、ネット配分が100%で割当が多いです。管理人は、IPOに当選しやすい証券会社だと考えているため、優先してIPOの申し込みをしています。
マネックス証券は、IPO当選後にキャンセルができ、ペナルティもない
マネックス証券は、IPOの当選後にキャンセルができ、ペナルティもありません。
つまり、IPOに当選したとき、微妙なIPO銘柄の購入キャンセルをすることができます。
しかし、ペナルティがないからと言って闇雲にIPOに申し込むことはオススメしません。なぜなら、初値が上がらなそうな微妙な銘柄でも、当選したら欲しくなってしまうからです。
事前に銘柄分析をある程度は行ってから、IPOに申し込むようにしましょう。
マネックス証券からIPOが複数当選することはあるのか?
IPOの申し込み株数を100株ではなく、数百株で申し込むとIPOが複数当選するのか気になる人も多いと思います。
しかし、マネックス証券では、申し込み株数を増やしても、複数当選することはありません。
なぜなら、上の画像にもあるように、公式サイトに「(需要申告数に拘らず)お客様単位に一抽選権が付与され、同じお客さまが2単位以上当選することはありません。」と明記されているからです。
つまり、マネックス証券の場合、1人1票でIPOの抽選がされ、IPOは1銘柄につき100株しか当選しないのです。
結果、マネックス証券は、需要申告時に資金拘束がされてしまうことを考えると、「100株だけ」IPOに申し込むのが一番資金効率が良いのです。余った資金は、他の証券会社のIPOの申し込みに回しましょう。
マネックス証券は、IPOの委託幹事になることがある
マネックス証券は、ときどきIPOの委託幹事になることがあります。
委託幹事とは、IPO募集要項が書かれた目論見書(もくろみしょ)には記載されていませんが、主幹事証券や幹事証券からIPOの販売を委託された裏幹事のことです。
通常、主幹事や幹事になった証券会社からしかIPOの申し込みはできません。しかし、委託幹事を任された証券会社からもIPOに応募をすることができます。
また、委託幹事は、申し込みライバルが少ないため、IPO当選に有利とも考えられます。
このように、委託幹事は正式に発表されないため、複数の証券会社からIPOの申し込みをするとき、けっこう見落としがちです。
このとき、委託幹事の証券会社からも忘れずにIPOに申し込めば、抽選の機会を増やすことができます。当然、抽選の機会が多い方が当選しやすいと言えます。
マネックス証券からIPOは補欠当選するのか?
マネックス証券からIPOが補欠当選するのか気になる人も多いと思います。
私は、マネックス証券から過去に補欠当選しています。初値が上昇しそうな銘柄だったため、購入申込をしたのですが、落選してしまいました。
マネックス証券からIPOが補欠当選したら、良い銘柄なら購入申込をして、イマイチな銘柄なら辞退をするようにしましょう。
マネックス証券のIPOのメール通知
マネックス証券では、IPOのメール通知をしてくれる便利なサービスがあります。
マネックス証券で新しく取り扱うIPOのお知らせメール
上の画像のように、マネックス証券で「新規公開・公募株アラートメール」の通知を設定しておくと、新しくIPO・POの取り扱いが決まったときにメールで知らせてくれます。このサービスは大変便利ですので、管理人も重宝しています。
「新規公開・公募株アラートメール」の設定は、ログイン後に、MY PAGE >保有残高・口座管理 >アラートメール登録状況>アラートメール登録一覧 >新規公開・公募株アラートメールの「変更」からできます。
マネックス証券のIPO抽選結果のメール
抽選日の夜になると、上の画像のように、マネックス証券からIPOの抽選結果が出たと言うメールが届きます。ブックビルディングに参加した全員に届くので、メール通知の設定は必要ありません。
ただし、メール内だけでは、抽選結果の内容までは分かりません。マネックス証券にログインして、抽選結果の確認をしましょう。
マネックス証券の口座開設の費用や口座管理料は無料
マネックス証券の口座開設の費用、口座管理料はどちらも無料です。仮にあまり使わなくなったとしても、口座維持手数料はかからないので心配いりません。
できるだけ多くの証券口座を開設して、IPOの抽選機会を増やしましょう。また、当サイトでは、SMBC日興証券以外にも「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。