あなたは、証券口座の開設にどのくらいの期間がかかるのかをご存知でしょうか?
IPO投資をするために、複数の口座を保有しようと考えている人も多いと思います。
IPO投資は、初心者でも簡単にできて、勝率が高いというメリットがあります。しかし、人気があるため、IPOを買うときに抽選になり、当選しにくいという問題点もあります。
ここで、複数の証券口座を保有していれば、IPOの抽選機会を増やすことができます。当然、抽選の機会が多い方が当選に有利と言えます。
このとき、「証券口座の開設にどのくらいの期間がかかるのか?」が疑問な人も多いはずです。また、主婦の方の中には、IPO投資を積極的にやられている人もいるかと思います。
証券口座の開設には、証券会社や申し込み方法によって異なりますが、1週間から10日程度はかかります。
一方、申し込みから最短で翌営業日から取引が可能な証券会社も存在します。
つまり、パソコンやスマホから必要情報を入力し、本人確認書類やマイナンバーの写真をWeb上にアプロードすると、書類を郵送する期間を省けるため、口座開設を早くすることができるのです。
そこでこのページでは、証券口座の開設にはどのくらいの期間がかかるのかを管理人の体験談を交えてお伝えします。
目次
口座開設の期間は証券会社や申込方法によって異なる
口座開設にかかる期間は、証券会社や申込方法によって異なります。
ここでは、よくある口座開設方法について説明します。多くの証券口座の開設方法は、以下の1か2のどちらかのパターンに当てはまります。
1.本人確認書類やマイナンバーの写真をWeb上にアップロード
本人確認書類やマイナンバーの写真をWeb上にアップロードする方法を採用している証券会社は、早く口座が開設できます。
なぜなら、郵送の回数が開設通知書を受け取る時の1回だけだからです。このような方法を採用している証券会社は、最短4営業日で証券口座の開設が可能です。
2.申込書、本人確認書類やマイナンバーのコピーを郵送
申込書、本人確認書類やマイナンバーのコピーを郵送する方法を採用している証券会社は、郵送の回数が3回あるため、口座開設に少し期間がかかります。
また、非営業日をまたいでしまうことも多いため、証券口座開設には早くても10日間ほどかかります。
一方、自分で申込書を印刷して署名と捺印をして送付する場合、郵送回数を1回減らすことができますので、もう少し早く口座開設ができます。
このように、口座開設にかかる期間は、証券会社や申込方法によって異なります。
証券会社別の口座開設の期間(管理人開設済み)
証券会社名 | おすすめの口座開設方法 | 口座開設の期間 | IPO抽選ルール |
GMOクリック証券 | オンライン(かんたん口座開設) | 最短4営業日で取引可能 | 詳細 |
丸三証券 | 資料請求・口座開設 | 10日程度で取引可能 | 詳細 |
岩井コスモ証券 | スピード開設コース | 10日程度で取引可能 | 詳細 |
松井証券 | Web上(申込書を自分から郵送) | 最短4営業日で取引可能 | 詳細 |
マネックス証券 | オンライン(ペーパーレス口座開設) | 最短3営業日で取引可能 | 詳細 |
楽天証券 | オンラインでの口座開設 | 最短3営業日で取引可能 | 詳細 |
SBI証券 | オンライン(EXPRESS口座開設) | 最短翌営業日で取引可能 | 詳細 |
管理人開設済みの証券会社別の口座開設にかかる期間を表にまとめました。
ここに載せていない証券会社もありますが、ネット証券は全体的に早く口座開設ができたと思います。一方、店舗型証券のネット取引で口座を開設したときは、少し時間がかかった気がします。
また、上記の証券口座の開設期間は、書類の不備がなく口座開設の手続きに滞りがないときですので、実際にはもう少し期間がかかることがあります。そのため、余裕を持った早めの口座開設おすすめします。
特に、IPO投資のために口座を開設する場合は、早めに口座開設をする必要があります。
なぜなら、IPOの発表があってから口座を開設すると、ブックビルディング(需要申告)の締め切りに間に合わない場合があるからです。
ブックビルディング(需要申告)とは、IPOの需要状況を把握するために、上場する会社が仮条件を投資家に提示することで、数日間の募集があります。
ここで、IPOの発表があってから、ブックビルディングの開始まで数日間あります。
つまり、IPOの発表から、ブックビルディングの締め切りまでは、1週間から10日間はあります。
この期間は、証券口座を開設するのにかかる期間と同じくらいになります。そのため、書類の不備などにより口座開設が遅れると、IPOの申し込みに間に合わないことになります。
管理人は、引っ越しをしたばっかりで、本人確認書類(免許証)の住所に相違があったため、口座開設に余分に時間がかかったことがあります。
幸いにも、早くに口座を開設をしたので、IPOの募集ピークとなる時期には間に合いました。
このように、証券口座の開設には意外と期間がかかりますので、早めに口座開設をしておくとあわてることがありません。
IPOに興味がある場合、良ければ以下のページを参考にしてください。IPO投資のやり方や注意点、選ぶべき証券会社について書かれたページに移動できるようにまとめてあります。