【GMOクリック証券のIPO抽選のポイント!】
・IPOの取扱実績はとても少ない
・口座数は少なく、ライバルも少なく穴場
・ネット配分が100%(1人1票)
・GMOグループの会社が上場するときに、IPO当選のチャンスが大きい
GMOクリック証券は、IPOの取り扱いはとても少ないです。一方、ライバルの数も少なく、ネット配分が多いのが特徴です。
ここで、IPO発表後に口座を開設しようとすると、混雑で口座開設に遅れが生じて、IPOに申し込めない可能性も考えられます。抽選機会を逃さないために、IPOの発表がある前に先に口座を開設しておきましょう。
GMOクリック証券からIPOに当選するコツは、特にGMOグループ上場のIPO申し込み忘れをしないこと、委託幹事のときもIPOに申し込むことです。
GMOクリック証券以外にも、当サイトでは「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。
表:GMOクリック証券のIPO情報まとめ
2022年IPO取扱実績 | 0社 (0%) |
口座数 | 50万人 |
ネット配分(抽選方法) | 100%(1人1票) |
NISA | 〇 |
未成年 | 〇 |
目次
GMOクリック証券のIPO取扱実績
表:GMOクリック証券の過去のIPO取扱実績
2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 |
0件 | 1件 | 1件 | 0件 | 1件 | 0件 | 2件 |
GMOクリック証券は、IPOの取扱実績がとても少ないです。
しかし、「IPOに申し込めることを知らない人」や「IPOの申し込みを忘れる人」が多いので、当選するチャンスが大きいのです。
特に、GMOグループ上場のIPO株からは、当選するチャンスが高くなっています! なぜなら、GMOクリック証券にIPOが多く割り当てられるからです。
GMOクリック証券のIPOの手数料は数百円
表:GMOクリック証券でIPOを売るときの手数料
約定金額 | 売買手数料(税込) |
10万円まで | 96円 |
20万円まで | 107円 |
30万円まで | 265円 |
50万円まで | 265円 |
100万円まで | 479円 |
GMOクリック証券からIPOを買うときは、手数料が0円です。一方、IPOを売るときは、株の売買手数料(税込)がかかります。
GMOクリック証券の株の売買手数料(税込)は、約定金額ごとに見ると表のとおりです。
つまり、GMOクリック証券のIPOの手数料は、売るときに数百円しかかかりません。
GMOクリック証券は、ネット銀行で資金移動がしやすい
表:GMOクリック証券で即時入金が使えるネット銀行
提携ネット銀行 | 即時入金 |
ゆうちょ | 〇 |
三菱UFJ | 〇 |
三井住友 | 〇 |
みずほ | 〇 |
りそな | 〇 |
PayPay | 〇 |
楽天 | 〇 |
住信SBIネット | 〇 |
セブン | 〇 |
多くのIPOに申し込むために、資金移動の機会が増えますので、ネット銀行があると便利です。
上の表に、GMOクリック証券で「振込手数料無料の即時入金サービス」が使えるネット銀行を載せています。管理人は、多くの証券会社で使えるゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」をよく使っています。
GMOクリック証券は、二段階のIPO申込み方式(後期型)
一般的にIPOは、ブックビルディング(需要申告)期間に申し込みをして、抽選結果を待ちます。
しかし、GMOクリック証券は、ブックビルディング後の「購入期間」でもIPOの申し込みが必要です。
つまり、同じIPOに二回申し込まなければなりませんので、少し面倒です。
そのため、GMOクリック証券でIPOを申し込まない人もいます。結果的に、ライバルが少なくなるので、当選に有利とも考えられます。
GMOクリック証券は、IPOの資金をいつまでに入金すれば良いのか?
GMOクリック証券では、IPOに申し込むとき、「購入申込時」に資金があれば問題ありません。
これは、後から資金を入れれば良いので、IPO投資に使える資金が少ないときはありがたいです。
なぜなら、一般的な証券会社より抽選時期が遅いため、他の証券会社でIPOに落選した後からでも、GMOクリック証券のIPO抽選に参加ができるのです。ただし、入金は不要ですが、事前にブックビルディングに参加をしておく必要はあります。
そのため、他の証券会社でIPO落選後に、ネット銀行を使って資金移動をすれば、GMOクリック証券の「購入申込」に間に合うのです。
この方法を利用すれば、IPOの申し込み資金が1回分しかなくても、抽選に2回参加することができます。
ネット銀行を使って、資金移動をするときの注意点
一般的な証券会社の出金は、翌営業日あるいは翌々営業日と少し時間がかかります。
具体的には、営業日の15:30分までに出金指示をすれば翌営業日に出金され、15:30分以降であれば翌々営業日に出金されることが多いです。
一方、GMOクリック証券の入金は、ほぼリアルタイムで行われます。
つまり、他の証券会社でIPOが落選したら、すぐに資金移動を開始しましょう。そうすれば、GMOクリック証券の「購入申込」に間に合います。
GMOクリック証券は、IPO購入申込最終日に資金拘束がされる
GMOクリック証券は、IPO購入申込最終日に資金拘束がされ、買付余力から資金が差し引かれます。また、購入申込最終日が抽選日になります。
そのため、抽選日が1日でもズレていれば、GMOクリック証券は、同一資金で複数のIPOに申し込むことができます。
例えば、IPO銘柄A30万円とIPO銘柄B25万円を同じ時期に購入申込をしても、抽選日がズレていれば両方申し込むためには30万円の資金があれば良いのです。
さらに、資金拘束されるタイミングが他の証券会社とズレているので、IPO投資に使える金額が少ない管理人でも重宝しています。
GMOクリック証券は、IPO当選後のキャンセルができない
GMOクリック証券は、IPOを二段階の申し込みにしているため、IPO当選後のキャンセルはできません。
そのため、事前に銘柄分析をしっかり行い、自信を持ってIPOに申し込む必要があります。
一方、銘柄分析が途中だったり、話題性など様子を見たいときは、当選のキャンセルが可能な証券会社から申し込むのも一つの手だと言えます。
GMOクリック証券からIPOが複数当選することはあるのか?
IPOの申し込み株数を100株ではなく、数百株で申し込むとIPOが複数当選するのか気になる人も多いと思います。
しかし、GMOクリック証券では、おそらく申し込み株数を増やしても、複数当選することはないと考えられます。
なぜなら、上の画像にもあるように、公式サイトに「また、購入申込株数に係わらず、まず上から順に最低申込単位株数ずつを割り当て、すべてのお客様に対して割り当てが可能だった場合にのみ、再度最低申込単位株数を割り当てます。」と明記されているからです。
ここで、IPOの当選本数より、IPOの申込者数が多いことを考えると、IPOが再度割り当てられることは考えにくいのです。
つまり、GMOクリック証券では基本的には、1人1票でIPOの抽選がされ、IPOは1銘柄につき100株しか当選しないと考えられます。
ここで、例外となるときを考えると、IPOの配分が多いときは、複数当選の可能性があるかもしれません。
例えば、GMOクリック証券が主幹事のときは、もしかしたら複数当選することがあるかもしれません。このときは、多めにIPOの申し込みをしたら、良いことが起きるかもしれません。
このように、GMOクリック証券でIPOが複数当選することは考えにくいので、IPOの申し込みは「100株」だけで十分です。
GMOクリック証券は、IPOの委託幹事になることがある
GMOクリック証券は、ときどきIPOの委託幹事になることがあります。
委託幹事とは、IPO募集要項が書かれた目論見書(もくろみしょ)には記載されていませんが、主幹事証券や幹事証券からIPOの販売を委託された裏幹事のことです。
通常、主幹事や幹事になった証券会社からしかIPOの申し込みはできません。しかし、委託幹事を任された証券会社からもIPOに応募をすることができます。
また、委託幹事は、申し込みライバルが少ないため、IPO当選に有利とも考えられます。
このように、委託幹事は正式に発表されないため、複数の証券会社からIPOの申し込みをするとき、けっこう見落としがちです。
このとき、委託幹事の証券会社からも忘れずにIPOに申し込めば、抽選の機会を増やすことができます。
GMOクリック証券からIPOは補欠当選するのか?
GMOクリック証券からIPOが補欠当選するのか気になる人も多いと思います。
ここで、GMOクリック証券の公式サイトによれば、IPOの補欠当選の記述はありません。つまり、GMOクリック証券では、IPOの補欠当選はないのです。
おそらく、IPOの抽選結果が上場日近くに出るため、繰上抽選をする日程の余裕がないからだと思います。
GMOクリック証券のIPOのメール通知
管理人が公式サイトを見て調べたときは、「IPOのメール通知」についての記載が見当たらなかったので、念のため問合せをして回答を頂きました。
質問1:新しいIPOの取り扱いが決まったとき、「IPOお知らせメール」などのメール通知サービスはありますか?
質問2:IPOの抽選結果が出た後、抽選結果をお知らせするメール通知サービスはありますか?
以下のように回答を頂きました。
回答:大変恐れ入りますが、新規IPOのお知らせメールや、抽選結果をメールでお知らせするサービスは現在用意がございません。
つまり、残念ながらGMOクリック証券でIPOのメール通知サービスは、いまのところありません。
これは、人によっては、少し不便に感じるかもしれません。しかし、管理人は、IPOで超大穴な証券会社としてGMOクリック証券を利用しているので、むしろ少し不便で、ライバルが少ない方がありがたいです。
GMOクリック証券の口座開設の費用や口座管理料は無料
GMOクリック証券の口座開設の費用、口座管理料はどちらも無料です。仮にあまり使わなくなったとしても、口座維持手数料はかからないので心配いりません。
できるだけ多くの証券口座を開設して、IPOの抽選機会を増やしましょう。また、当サイトでは、GMOクリック証券以外にも「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。