フリーは、スモールビジネスのバックオフィスの生産性向上に寄与するSaaSサービスを開発・提供しています。クラウド会計ソフト「freee」は、業界シェアNo.1です。
目次
「フリー」のIPO情報まとめ
上場日 | 12/17 |
銘柄名 | フリー |
評価 | 2 |
上場市場 | マザーズ |
申込期間 | 12/3~6 |
公募価格 | 2,000円 |
初値 | 2,500円 |
主幹事 | 大和など |
「評価」による管理人のIPO申込姿勢は以下のとおりです。
5:熱望、4:全力、3:積極、2:悩ましい、1:不参加
※証券会社によって、申込期間が早く終わるところもあるので、早めに申し込みをしましょう。
「フリー」のIPO初値予想(管理人の独自予想)
想定価格1,800円である「フリー」のIPO初値は、1,700円~2,300円と予想します。
そのため、フリーのIPOに申し込むべきか悩ましい所です。下手したら公募割れも考えられますが、私は数万円の利益を狙って申し込みをします。
管理人は、次の6つの要因をもとに初値予想をしています。
①上場市場
フリーは、新興市場の「マザーズ」に上場するので、初値上昇にプラスです。
②IPOの当選本数、上場規模
フリーのIPO当選数は、185,660本ですので、とても当たりやすいです。また、想定価格は1,800円で平均的な金額です。
つまり、当選本数はかなり多く、想定価格は平均的です。総合的に見ると、上場規模が大型な案件ですので、大きな初値上昇は難しいでしょう。
③事業内容(強みや独自性、新規性)
フリーは、スモールビジネスのバックオフィスの生産性向上に寄与するSaaSサービスを開発・提供しています。クラウド会計ソフト「freee」は、業界シェアNo.1です。
フリーは、そこそこ知名度があるので、話題性はありそうですね。
しかし、「上場規模が大きい、当選本数が多い」、「過去の企業業績が赤字続き」といった点が初値上昇にマイナスに働きそうです。
一方、「事業の成長性はある」、「ロックアップ契約がしっかりしている」点は、初値上昇にプラス要因です。
総合的に考えると、IPOでは、あまり人気化はしないでしょう。
④過去の企業業績
売上高や当期利益
目論見書を見ると、売上は、右肩上がりで伸びています。
一方、当期純利益は、先行投資をしているため、赤字続きです。
フリーの企業業績は、赤字続きですが、成長はしているため大丈夫でしょう。ただ、赤字上場を嫌う投資家もいるかと思います。
⑤ロックアップ契約
株価の下落を防ぐための、既存株主からの売り出しを一時的にさせないロックアップ契約は、以下のとおりです。
合わせて52%以上の株主に、とても長めの360日間でロックアップされています。また、合わせて19%以上の株主に、長めの180日間でロックアップです。
ロックアップ契約は、しっかりしているので問題ないです。
⑥外的要因
直近の株式市場の影響を多少受けることになるかと思います。現時点では、どちらに影響するかまだわかりません。
ここで、小型の「ウィルズ」とも同じ日に上場します。そのため、買いが分散され、初値が上がりにくいでしょう。
「フリー」のIPO初値予想(みんなの意見、アンケート)
フリーのIPO初値予想は?
- 公募価格の1.0~1.5倍 (64%, 9 Votes)
- 公募割れ (29%, 4 Votes)
- 公募価格の1.5~2.0倍 (7%, 1 Votes)
- 公募価格の2.0~2.5倍 (0%, 0 Votes)
- 公募価格の2.5~3.0倍 (0%, 0 Votes)
- 公募価格の3倍以上 (0%, 0 Votes)
Total Voters: 14
良ければ、「フリー」のIPO初値予想に投票願います。選択肢にチェックを入れて、「Vote」のクリックで投票でき、みんなの投票結果が表示されます。
初値がつく前に意見が知りたいので、投票期限は上場12月17日の9時までとします。
「フリー」のIPO幹事証券
IPO共同主幹事証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
大和証券
メリルリンチ日本証券
IPO副幹事証券
IPO幹事証券
松井証券 ←0円でIPOに申し込める
カブドットコム証券 ←委託販売がくるかも
野村證券
みずほ証券
東洋証券
いちよし証券
エース証券
ちばぎん証券
東海東京証券
水戸証券
どこの証券会社から「フリー」に申し込むべきか?
主幹事の三菱UFJモルガン・スタンレー証券や大和証券、副幹事でIPOチャレンジポイントの貯まるSBI証券、IPO申し込み前受金が不要の松井証券、ネット配分100%の楽天証券、IPOで穴場な丸三証券、IPO抽選時期の遅い岩井コスモ証券などから申し込みができます。
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券から委託販売がきたら、ネット配分ほぼ100%のカブドットコム証券からの申し込みも可能です。
ここで、メリルリンチ日本証券、東洋証券、エース証券、ちばぎん証券、水戸証券は、ネットからIPOに申し込めません。
そのため、資金に余裕のある人は、応募株数に応じて抽選回数が増えるSBI証券に資金を多めに回すのも良いでしょう。