あなたは、「IPOの申込株数を増やした方が当選しやすいのでは?」と疑問に思ったことがありませんか?
IPO(Initial Public Offering)とは、企業が株式市場に新規に上場することです。投資家は、上場した株を自由に売買できるようになります。上場するときに新しく株式市場に売り出される株を「新規公開株」といいます。
IPO投資は、初心者でも簡単にできて、勝率が高いというメリットがあります。しかし、人気があるため、IPOを買うときに抽選になり、当選しにくいという問題点もあります。
ここで、当選確率を上げるためにIPOに使える資金を増やすことが重要です。
しかし、ただ資金を増やせば、IPOに当選しやすくなるわけではありません。IPOの抽選ルールを理解することが当選への近道です。
このとき、IPOの抽選ルールは、証券会社によって異なります。また、1人1票の完全抽選方式を採用している証券会社から、100株を超えるIPOを申し込んでも当選確率は上がりません。
そこでこのページでは、100株を超えるIPOを申し込んでも当選確率が変わらない証券会社がどこかをお伝えします。
100株を超えるIPOを申し込んでも当選確率が変わらない証券会社
証券会社 | ネット配分(抽選ルール) | IPO抽選ルール |
マネックス証券 | 100%(1人1票の完全抽選方式) | 詳細 |
岩井コスモ証券 | 10%(1人1票の完全抽選方式) | 詳細 |
ライブスター証券 | 100%(1人1票の完全抽選方式) | 詳細 |
松井証券 | 70%(1人1票の完全抽選方式) | 詳細 |
GMOクリック証券 | 100%(1人1票の完全抽選方式) | 詳細 |
丸三証券 | 10%(1人1票の完全抽選方式) | 詳細 |
立花証券 | 100%(1人1票の完全抽選方式) | 詳細 |
SMBC日興証券 | 10%(1人1票の完全抽選方式) | ー |
大和証券 | 15%(1人1票の完全抽選方式) | ー |
上記のように、1人1票の完全抽選方式を採用している証券会社から、100株を超えるIPOを申し込んでも当選確率に影響がありません。
なぜなら、応募株数に応じて抽選がされるわけではなく、1人1票でIPOの抽選がされるからです。つまり、IPOの申込株数を増やしても当選しやすくなるわけではないのです。
そのため、ある程度資金があるとき、1つの証券会社に多くの株数を申し込むのではなく、複数の証券会社に100株(一口)のIPOを申し込む方が当選の近道になります。
一方、SBI証券と楽天証券は、1人1票の完全抽選方式を採用しておりません。つまり、応募株数に応じてIPOの抽選がされますので、申込株数を増やした方が当選しやすくなります。
ただし、楽天証券の場合、銘柄によっては、一口しか応募ができないときがあります。
実際、私もSBI証券からIPOに応募をするときは、可能な限り多くの資金をつぎ込み、抽選回数を増やすようにしています。
管理人が複数の証券会社から申し込むとき、まず他の証券会社に100株ずつIPOを申し込んで、残った資金をSBI証券に100株を超える株数を申し込むようにしています。
このとき、どこの証券会社からIPOの募集があっても困らないように、多くの証券口座を保有しておきましょう。
口座開設費や口座保有費用は無料ですので、証券口座はたくさんあっても問題ありません。私も、証券口座は10社以上保有しています。
当サイト内の「IPOに当選しやすい証券会社」では、IPOにおすすめな証券会社をまとめていますので、参考にしてください。