キュービーネットホールディングスは、「ヘアカット専門チェーン「QBハウス」などを運営するキュービーネット株式会社をはじめとしたグループ会社の経営管理全般」を行っています。
洗髪などをしない代わりに、10分でカットができ、値段も1,000円で有名な「QBハウス」のことです。
目次
「キュービーネットホールディングス」のIPO情報まとめ
上場日 | 銘柄名 | 評価 | 上場市場 | 申込期間 | 公募価格 | 初値 | 主幹事 |
3/23 | キュービーネットホールディングス | 1 | 東証1部 | 3/7 ~13 |
2,250円 | 2,115円 | 大和など |
「評価」による管理人のIPO申込姿勢は以下のとおりです。
5:熱望、4:全力、3:積極、2:悩ましい、1:不参加
※証券会社によって、申込期間が早く終わるところもあるので、早めに申し込みをしましょう。
「キュービーネットホールディングス」のIPO初値予想(管理人の独自予想)
想定価格2,250円である「キュービーネットホールディングス」のIPO初値は、2,100円~2,300円と予想します。公募割れの可能性が高いと判断しましたので、今回はIPOの抽選参加を見送ります。
管理人は、次の6つの要因をもとに初値予想をしています。
①上場市場
キュービーネットホールディングスは、今回、「東証1部」に上場します。この市場は、正直あまり初値の高騰が期待できません。
②IPOの当選本数、上場規模
キュービーネットホールディングスのIPO当選数は、112,537本ですので、当たりやすいです。
一方、想定価格は2,250円と平均的な金額です。
つまり、当選本数がかなり多く、想定価格も低くありませんので、上場規模はかなり大きくなります。管理人の経験上、当選本数が10万本を超える規模が大きなIPOは、公募割れをして損をすることが多いです。
③事業内容(強みや独自性、新規性)
キュービーネットホールディングスは、「ヘアカット専門チェーン「QBハウス」などを運営するキュービーネット株式会社をはじめとしたグループ会社の経営管理全般」を行っています。
洗髪などをしない代わりに、10分でカットができ、値段も1,000円で有名な「QBハウス」のことです。
QBハウスが運営された当初は、競争相手がいない新しい市場である「ブルーオーシャン戦略」で素晴らしいと言われていたのを覚えている方もいるかと思います。
しかし、最近だと、QBハウス以外にも1,000円カットのチェーン店は増えてきています。
実際、管理人もいくつか利用したことがありますが、サービスに大きな差はありません。そのため、便利な立地にある1,000円カットのお店を利用するようにしています。
このように、IPOで見ても新しいサービスとは言い難いです。事業内容的に、一部の需要はあるかもしれませんが、地味な印象が強く、人気化するとは考えにくいです。
④直近の企業業績
キュービーネットホールディングスは、やや売上は伸びていますが、既に規模が大きです。一方、税引前利益については、増減が見られます。
キュービーネットホールディングスの企業業績は、そこまで問題ありません。しかし、既に規模が大きいこともあり、今後の成長性はあまり感じられません。
⑤ロックアップ契約
株価の下落を防ぐために、既存株主からの売り出しを一時的にさせないロックアップ契約は、多くの株主に180日間でかかってるので問題ないかと思います。
一方、ベンチャー企業が大株主であり、株の大部分を保有していますので、180日を過ぎたら順次売りに出されることも予想されます。つまり、このIPOの長期保有はおすすめしません。
⑥外的要因
最近の株式市場が急落していて不安定なことは、マイナス要因かと思います。
また、3月はIPOの上場ラッシュになります。IPO銘柄が複数あり、投資先が分散されることは、初値上昇のマイナス要因となります。
特に、同日に小型IPO「ファイバーゲート」が上場するので、初値上昇にマイナスとなります。
「キュービーネットホールディングス」のIPO初値予想(みんなの意見、アンケート)
キュービーネットホールディングスのIPO初値予想は?
- 公募割れ (50%, 9 Votes)
- 公募価格の1.0~1.5倍 (39%, 7 Votes)
- 公募価格の3倍以上 (11%, 2 Votes)
- 公募価格の1.5~2.0倍 (0%, 0 Votes)
- 公募価格の2.0~2.5倍 (0%, 0 Votes)
- 公募価格の2.5~3.0倍 (0%, 0 Votes)
Total Voters: 18
良ければ、キュービーネットホールディングスのIPO初値予想に投票願います。選択肢にチェックを入れて、「Vote」のクリックで投票でき、みんなの投票結果が表示されます。
初値がつく前に意見が知りたいので、投票期限は上場日3月23日の9時までとします。
「キュービーネットホールディングス」のIPO幹事証券
IPO主幹事証券(共同)
大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
IPO幹事証券
SMBC日興証券は、IPO取扱実績がとても多いです。今後も主幹事や幹事になる機会が多いと予想できますので、口座開設は必須です。
みずほ証券
東海東京証券
岡三証券
岡三オンライン証券(委託がくるかも)
カブドットコム証券(委託がくるかも)
どこの証券会社から「キュービーネットホールディングス」に申し込むべきか?
管理人は、IPOチャレンジポイントを貯めるために、SBI証券からだけ申し込みをします。
今回のIPOは、条件的にかなり厳しいですので、公募割れの可能性が高いです。損を少しでもしたくない人は、抽選参加を見送ったほうが良いかと思います。
ここで、もっと儲かるIPOに申し込むために、先にSBI証券、SMBC日興証券、抽選時期の遅い岩井コスモ証券、マネックス証券の口座を開設しておくことをオススメします。
これらの証券会社は、IPOの取扱実績が多いですので、将来的に儲かるIPOを取り扱うことも十分に期待できます。
また、管理人のようにIPO資金不足に悩んでいる人は、IPO申し込み前受金が不要の岡三オンライン証券から申し込むと、資金が少なくても抽選機会を増やすことができます。