ウイングアーク1stは、急遽、上場中止を発表しました。
ウイングアーク1stは、「企業の情報活用を促進するソフトウェア、クラウドサービスの提供」などを行なっています。
ウイングアーク1stは、事業内容を再構築するために、2013年の9月に上場廃止をしています。つまり、5、6年ぶりの再上場の案件です。
目次
「ウイングアーク1st」のIPO情報まとめ
上場日 | 銘柄名 | 評価 | 上場市場 | 申込期間 | 公募価格 | 初値 | 主幹事 |
3/13 | ウイングアーク1st | 1 | 未定 | 2/26 ~3/1 |
– | – | 野村など |
「評価」による管理人のIPO申込姿勢は以下のとおりです。
5:熱望、4:全力、3:積極、2:悩ましい、1:不参加
※証券会社によって、申込期間が早く終わるところもあるので、早めに申し込みをしましょう。
「ウイングアーク1st」のIPO初値予想(管理人の独自予想)
想定価格1,970円である「ウイングアーク1st」のIPO初値は、1,800円~2,100円と予想します。
ウイングアーク1stは、公募価格前後で初値が付くと予想されます。つまり、公募割れをして損をする可能性が高いです。
そのため、管理人は、ウイングアーク1stのIPOの申し込みをしません。管理人は、次の6つの要因をもとに初値予想をしています。
①上場市場
ウイングアーク1stの上場市場は、「未定」です。
②IPOの当選本数、上場規模
ウイングアーク1stのIPO当選数は、228,962本ですので、かなり当たりやすいです。一方、想定価格は1,980円ですので平均的な金額になります。
つまり、当選本数はかなり多く、想定価格は平均的です。総合的に見ると、上場規模が大型な案件ですので、初値は上昇しづらいです。
管理人の経験上、当選本数が10万本を超える規模が大きなIPOは、公募割れをして損をすることが多いです。
③事業内容(強みや独自性、新規性)
ウイングアーク1stは、「企業の情報活用を促進するソフトウェア、クラウドサービスの提供」などを行なっています。
事業内容では、ビックデータ、IoT、クラウド関連ですので、IPOで興味が持たれるでしょう。しかし、再上場、当選本数が多い大型案件と言う理由から、人気化は難しいと思います。
総合的に考えると、IPOでは、人気化しないでしょう。
④過去の企業業績
売上高
当期純利益
目論見書を見ると、売上は、データが少ないですが、伸びています。
また、当期純利益も、利益を伸ばしています。
ウイングアーク1stの企業業績は、問題ないでしょう。
⑤ロックアップ契約
株価の下落を防ぐための、既存株主からの売り出しを一時的にさせないロックアップ契約は、以下のとおりです。
合わせて90%以上の株主に、長めの180日間でロックアップ契約がかかっていますので問題ないです。
⑥外的要因
直近の株式市場の影響を多少受けることになるかと思います。現時点では、どちらに影響するかまだわかりません。
ここで、中型の「サーバーワークス」とも同じ日に上場します。「サーバーワークス」の方が人気化し、「ウイングアーク1st」の買いが少なくなるので、このIPOは厳しいでしょう。
「ウイングアーク1st」のIPO初値予想(みんなの意見、アンケート)
ウイングアーク1stのIPO初値予想は?
- 公募割れ (50%, 4 Votes)
- 公募価格の1.0~1.5倍 (38%, 3 Votes)
- 公募価格の1.5~2.0倍 (13%, 1 Votes)
- 公募価格の2.0~2.5倍 (0%, 0 Votes)
- 公募価格の2.5~3.0倍 (0%, 0 Votes)
- 公募価格の3倍以上 (0%, 0 Votes)
Total Voters: 8
良ければ、ウイングアーク1stのIPO初値予想に投票願います。選択肢にチェックを入れて、「Vote」のクリックで投票でき、みんなの投票結果が表示されます。
初値がつく前に意見が知りたいので、投票期限は上場3月13日の朝9時までとします。
「ウイングアーク1st」のIPO幹事証券
IPO共同主幹事証券
野村證券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
IPO副幹事証券
大和証券
IPO幹事証券
SMBC日興証券 ←IPO取引手数料が安い
カブドットコム証券 ←委託販売の決定!
DMM.com証券(DMM株)(割り当てられないかも)
みずほ証券
どこの証券会社から「ウイングアーク1st」に申し込むべきか?
今回のIPOは、比較的当たりやすいですが、初値売りで儲かるかはわかりません。少しでも損をしたくない人は、今回は申し込まない方が良いでしょう。
申し込むとしたら、共同主幹事の野村證券や三菱UFJモルガン・スタンレー証券、IPOチャレンジポイントの貯まるSBI証券、IPO取引手数料の安いSMBC日興証券、IPOネット配分100%のマネックス証券などからの申し込みが可能です。
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券から委託販売がきたので、ネット配分ほぼ100%のカブドットコム証券からの申し込みもできます。
管理人は、IPOチャレンジポイントを貯めるために、SBI証券からだけ申し込むつもりです。もし、当選・補欠当選した場合、辞退するかと思います。