メルカリは、CtoCマーケットプレイス「メルカリ」やその他のマーケットプレイスを事業内容としています。
「メルカリ」は、女性や若者を中心に人気があるフリマアプリで、様々な物をスマホから簡単に売買できます。
仮条件が強気なことを受け、メルカリのIPO初値予想を上方修正しています。
目次
「メルカリ」のIPO情報まとめ
上場日 | 銘柄名 | 評価 | 上場市場 | 申込期間 | 公募価格 | 初値 | 主幹事 |
6/19 | メルカリ | 3 | マザーズ | 6/4 ~8 |
3,000円 | 5,000円 | 大和など |
「評価」による管理人のIPO申込姿勢は以下のとおりです。
5:熱望、4:全力、3:積極、2:悩ましい、1:不参加
※証券会社によって、申込期間が早く終わるところもあるので、早めに申し込みをしましょう。
「メルカリ」のIPO初値予想(管理人の独自予想)
想定価格2,450円である「メルカリ」のIPO初値は、4,000円~5,200円と予想します。仮条件が強気なため、初値予想3,000円~4,000円を上方修正しています。
そのため、管理人は、メルカリのIPOを積極的に申し込みます。
管理人は、次の6つの要因をもとに初値予想をしています。
①上場市場
メルカリは、今回、新興市場の「マザーズ」に上場するので、初値上昇にプラスです。
②IPOの当選本数、上場規模
メルカリの国内のIPO当選数は、217,774本ですので、かなり当たりやすいです。
一方、想定価格は2,450円と平均的です。
つまり、当選本数がかなり多く、想定価格は平均的なので、上場規模はかなり大きくなります。管理人の経験上、当選本数が10万本を超える規模が大きなIPOは、公募割れをして損をすることが多いです。
直近のIPOで言うと、当選本数が10万本を超えた「信和」と「キュービーネットホールディングス」は、公募割れをしています。
しかし、メルカリに関しては、初値売りで多少の利益が出せると考えています。なぜなら、メルカリの知名度や話題性が抜群ですので、投資家にも人気だと思うからです。
ここで参考として、2016年7月に無料対話アプリ「LINE」が上場したときを振り返ってみます。LINEの公募価格3,300円、当選本数149,500本のとき、初値4,900円でしたので、初値売りで利益が出ていました。
このように考えると、今回のメルカリも当選本数は10万本は超えていて多いですが、初値売り利益が多少出るかと思います。
③事業内容(強みや独自性、新規性)
「メルカリ」は、女性や若者を中心に人気があるフリマアプリで、様々な物をスマホから簡単に売買できます。
ヤフーオークション(ヤフオク)と似ているため、メルカリはそこまで新規性が無いように感じるかもしれません。以下に、メルカリとヤフオクの違いをまとめてみました。
サービス | メルカリ | ヤフオク |
取引形式 | フリーマーケット | オークション |
購入価格 | 表示金額(値引き交渉も可能) | 落札最高額(即決価格もあり得る) |
主な取引商品 | アパレル | 幅広い商品 |
主な客層 | 女性や若者 | 中高年の男性 |
主な使用媒体 | スマホ | パソコン |
出品手数料 | 出品は無料 | ヤフープレミアム会員(540/円) |
ヤフオクの方が先にスタートしているため、メルカリよりも、出品数や利用者数がまだ少しだけ多いはずです。
しかし、個人的には、「客層」、「主な使用媒体」、「出品手数料」の3点を考えると、今後はメルカリの方が伸びていくのではないかと思います。
また、海外展開に関しても、メルカリは米国などを中心に積極的だと言えます。
IPOで見ても、話題性が抜群で人気も高いですので、初値上昇が期待できます。
④直近の企業業績
目論見書によると、売上は、右肩上がりと言えます。
一方、当期純利益は、まだ赤字のときもあります。一般的に、これは初値上昇のマイナス要因です。
しかし、今回のIPOは、話題性があり人気も高いですので、業績はそこまで影響がないかと思います。
⑤ロックアップ契約
株価の下落を防ぐために、既存株主からの売り出しを一時的にさせないロックアップ契約は、多くの株主に180日間でかかってるので問題ないかと思います。
一方、ベンチャー企業が大株主であり、株の大部分を保有していますので、180日を過ぎたら順次売りに出されることも予想されます。つまり、このIPOの長期保有はあまりおすすめしません。
⑥外的要因
直近の株式市場の影響を多少受けることになるかと思います。現時点では、どちらに影響するかまだわかりません。
一方、IPO相場は、けっこう好調が続いています。そのため、多少微妙な銘柄でも、初値が上昇しやすい環境と言えます。
「メルカリ」のIPO初値予想(みんなの意見、アンケート)
メルカリのIPO初値予想は?
- 公募価格の1.5~2.0倍 (47%, 21 Votes)
- 公募価格の1.0~1.5倍 (29%, 13 Votes)
- 公募価格の2.0~2.5倍 (11%, 5 Votes)
- 公募価格の3倍以上 (7%, 3 Votes)
- 公募価格の2.5~3.0倍 (4%, 2 Votes)
- 公募割れ (2%, 1 Votes)
Total Voters: 45
良ければ、メルカリのIPO初値予想に投票願います。選択肢にチェックを入れて、「Vote」のクリックで投票でき、みんなの投票結果が表示されます。
初値がつく前に意見が知りたいので、投票期限は上場日6月19日の9時までとします。
「メルカリ」のIPO幹事証券
IPO主幹事証券(共同)
大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
IPO副幹事証券
SMBC日興証券 ←オススメ
IPO幹事証券
野村證券
みずほ証券
カブドットコム証券 ←委託販売の決定!
極東証券
どこの証券会社から「メルカリ」に申し込むべきか?
メルカリのIPO当選本数は多く、初値売り利益も多少期待できますので、多くの証券会社から積極的に申し込みをしましょう。
管理人は、共同主幹事の大和証券や三菱UFJモルガン・スタンレー証券、副幹事のSMBC日興証券、ネット配分100%のマネックス証券、IPOチャレンジポイントの貯まるSBI証券、抽選時期の遅い岩井コスモ証券からのネット申し込みは最低でもしておきます。
また、委託販売が決まりましたので、カブドットコム証券からの申込も忘れずにしておきます。
ここで、ネットからIPOに申し込めない幹事証券もあります。そのため、資金に余裕のある人は、応募株数に応じて抽選回数が増えるSBI証券に資金を回すのも良いかと思います。