国際紙パルプ商事は、「国内外における紙パルプ卸売業」などを行っています。
目次
「国際紙パルプ商事」のIPO情報まとめ
上場日 | 銘柄名 | 評価 | 上場市場 | 申込期間 | 公募価格 | 初値 | 主幹事 |
6/26 | 国際紙パルプ商事 | 1 | 東証1部 | 6/7 ~13 |
344円 | 450円 | みずほ |
仮条件が弱気なことを受け、「国際紙パルプ商事」の評価を2から1に引き下げました。
「評価」による管理人のIPO申込姿勢は以下のとおりです。
5:熱望、4:全力、3:積極、2:悩ましい、1:不参加
※証券会社によって、申込期間が早く終わるところもあるので、早めに申し込みをしましょう。
「国際紙パルプ商事」のIPO初値予想(管理人の独自予想)
想定価格344円である「国際紙パルプ商事」のIPO初値は、345円~360円と予想します。仮条件の下限が想定価格より大幅に低かったことを受け、初値予想350円~370円を下方修正しています。
そのため、国際紙パルプ商事のIPOに申し込んでも、初値売りでほとんど儲からないと思うので、今回は抽選参加を見送ります。
管理人は、次の6つの要因をもとに初値予想をしています。
①上場市場
国際紙パルプ商事は、「東証1部」に上場することが決まりました。この市場は、正直あまり初値の高騰が期待できません。
②IPOの当選本数、上場規模
国際紙パルプ商事のIPO当選数は、80,500本ですので、当たりやすいです。一方、想定価格は344円でとても低いです。
つまり、当選本数は多く、想定価格はとても低いです。総合的に見ると、上場規模が中型な案件と言えますので、初値上昇にややプラスになるでしょう。
③事業内容(強みや独自性、新規性)
国際紙パルプ商事は、「国内外における紙パルプ卸売業」などを行っています。
事業内容は手堅いですが、地味で特に新規性を感じられません。
総合的に考えると、IPOで大きく人気化することはないでしょう。
④過去5年以上の企業業績
規模が既に大きいこともあり、売上は、ほぼ横ばいだと言えます。
一方、当期純利益は、増減がありますが、しっかりと黒字を確保しています。
国際紙パルプ商事の企業業績は、問題ないかと思いますが、今後の成長性はあまり感じられません。
⑤ロックアップ契約
株価の下落を防ぐために、既存株主からの売り出しを一時的にさせないロックアップ契約は、多くの株主に90日でかかっているので、大丈夫かとは思います。
一方、多くの大株主に、公募価格の1.5倍を超えたら、ロックアップ契約が外れるようになっています。
さすがに、大株主が一斉に株を売りに出すとは考えにくいです。しかし、株価が上がっていったら、途中で売りに出す株主もいるかと思います。そのため、このIPOの長期保有はあまりおすすめしません。
⑥外的要因
直近の株式市場の影響を多少受けることになるかと思います。現時点では、どちらに影響するかまだわかりません。
一方、IPO相場は、けっこう好調が続いています。そのため、多少微妙な銘柄でも、初値が上昇しやすい環境と言えます。
「国際紙パルプ商事」のIPO初値予想(みんなの意見、アンケート)
国際紙パルプ商事のIPO初値予想は?
- 公募価格の1.0~1.5倍 (70%, 14 Votes)
- 公募価格の1.5~2.0倍 (25%, 5 Votes)
- 公募価格の2.0~2.5倍 (5%, 1 Votes)
- 公募割れ (0%, 0 Votes)
- 公募価格の2.5~3.0倍 (0%, 0 Votes)
- 公募価格の3倍以上 (0%, 0 Votes)
Total Voters: 20
良ければ、国際紙パルプ商事のIPO初値予想に投票願います。選択肢にチェックを入れて、「Vote」のクリックで投票でき、みんなの投票結果が表示されます。
初値がつく前に意見が知りたいので、投票期限は上場日6月26日の9時までとします。
「国際紙パルプ商事」のIPO幹事証券
IPO主幹事証券
みずほ証券
IPO幹事証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SMBC日興証券 ←オススメ
いちよし証券
岡三証券
カブドットコム証券 ←委託販売の決定!
岡三オンライン証券 ←委託販売の決定!
どこの証券会社から「国際紙パルプ商事」に申し込むべきか?
今回のIPOは、比較的当選しやすいですが、大きな初値上昇は見込めないかと思います。
また、6月はIPOが多くて他のIPOに申し込みができるので、国際紙パルプ商事のようにイマイチなIPOは見送っても良いでしょう。
候補としては、IPOチャレンジポイントの貯まるSBI証券、IPO売買手数料の安いSMBC日興証券、ネット配分100%のマネックス証券からネット申し込みが考えられます。
また、岡三証券から委託販売がきたので、IPO申し込み前受金が不要の岡三オンライン証券からも申し込めます。
同様に、三菱UFJモルガン・スタンレー証券から委託販売がきたので、ネット配分100%のカブドットコム証券からも申し込みができます。
ここで、主幹事証券のみずほ証券から申し込まないのには理由があります。それは、みずほ証券のIPO売買手数料が1,000円は超えてしまうためです。
つまり、このIPOの初値が少し上がったくらいでは、高い手数料と相殺されてしまうので、結果的に利益が残りにくいのです。
そのため、上記に挙げたように、手数料の安いネット証券だけ申し込むべきです。
管理人は、今回、IPOチャレンジポイントを貯めるためにSBI証券だけ申し込んでおこうと思います。