弱気な仮条件を受け、「評価」を2から1に下げ、初値予想も下方修正しています。
Chatwork(チャットワーク)は、自社開発のビジネスコミュニケーションツールを提供する「Chatwork事業」、セキュリティソフトの販売代理を行う「セキュリティ事業」を行なっています。
目次
「Chatwork」のIPO情報まとめ
上場日 | 9/24 |
銘柄名 | Chatwork |
評価 | 1 |
上場市場 | マザーズ |
申込期間 | 9/5~11 |
公募価格 | 1,600円 |
初値 | 1,480円 |
主幹事 | 大和 |
「評価」による管理人のIPO申込姿勢は以下のとおりです。
5:熱望、4:全力、3:積極、2:悩ましい、1:不参加
※証券会社によって、申込期間が早く終わるところもあるので、早めに申し込みをしましょう。
「Chatwork」のIPO初値予想(管理人の独自予想)
想定価格1,605円、仮条件1,440円〜1,600円である「Chatwork」のIPO初値は、1,500円~1,700円と予想します。
仮条件が弱気なため、初値予想1,700円~2,000円を下方修正しています。
そのため、私は、ChatworkのIPO申し込みを見送る予定です。管理人は、次の6つの要因をもとに初値予想をしています。
①上場市場
Chatworkは、今回、新興市場の「マザーズ」に上場するので、初値上昇にプラスです。
②IPOの当選本数、上場規模
ChatworkのIPO当選数は、97,750本ですので、かなり当たりやすいです。また、想定価格は1,605円で平均的な金額です。
つまり、当選本数はかなり多く、想定価格は平均的です。総合的に見ると、上場規模が大型な案件ですので、大きな初値上昇は難しいでしょう。
③事業内容(強みや独自性、新規性)
Chatworkは、自社開発のビジネスコミュニケーションツールを提供する「Chatwork事業」、セキュリティソフトの販売代理を行う「セキュリティ事業」を行なっています。
実は管理人も、メールよりも使いやすいので、数年前からチャットワークを使っています。今回上場するのは、一人のユーザーとして嬉しいです。
しかし、上場規模が大きく、当選本数が多いので、初値が上昇しづらいでしょう。
総合的に考えると、IPOでは、あまり人気化しないと思います。
④過去の企業業績
売上高
当期純利益
目論見書を見ると、売上は、おおむね右肩上がりで伸びています。
一方、当期純利益は、赤字が続いていましたが、直近では利益を確保しています。
Chatworkの企業業績は、成長性を感じられるので、大丈夫でしょう。
⑤ロックアップ契約
株価の下落を防ぐための、既存株主からの売り出しを一時的にさせないロックアップ契約は、以下のとおりです。
合わせて91%以上の株主に90日間(公募価格の1.5倍で解除)でロックアップがかかっています。そのため、株価が上がってきたら、売りに出す株主も出てくることが予想されます。
そのため、このIPOの長期保有はあまりおすすめしません。
⑥外的要因
直近の株式市場の影響を多少受けることになるかと思います。現時点では、どちらに影響するかまだわかりません。
「Chatwork」のIPO初値予想(みんなの意見、アンケート)
ChatworkのIPO初値予想は?
- 公募価格の1.0~1.5倍 (59%, 63 Votes)
- 公募割れ (29%, 31 Votes)
- 公募価格の1.5~2.0倍 (8%, 9 Votes)
- 公募価格の3倍以上 (4%, 4 Votes)
- 公募価格の2.0~2.5倍 (0%, 0 Votes)
- 公募価格の2.5~3.0倍 (0%, 0 Votes)
Total Voters: 107
良ければ、「Chatwork」のIPO初値予想に投票願います。選択肢にチェックを入れて、「Vote」のクリックで投票でき、みんなの投票結果が表示されます。
初値がつく前に意見が知りたいので、投票期限は上場9月24日の9時までとします。
「Chatwork」のIPO幹事証券
IPO主幹事証券
大和証券
IPO幹事証券
松井証券 ←0円でIPOに申し込める
みずほ証券
どこの証券会社から「Chatwork」に申し込むべきか?
今回のIPOは、公募割れも考えられます。少しでも損をしたくないなら、申し込まない方が良いでしょう。
申し込むとしたら、主幹事の大和証券、IPOチャレンジポイントの貯まるSBI証券、IPO手数料の安いSMBC日興証券、ネット配分100%のマネックス証券や楽天証券、IPO申し込み前受金が不要の松井証券などからネット申し込みができます。