IPO(新規公開株)になかなか当たらないため、IPOの当選確率が気になる人も多いと思います。
しかし、IPOの当選確率は、証券会社から公表されているわけではありませんので、正確にはわかりません。また、銘柄(当選本数)や応募者数、応募する証券会社の違いによって当選確率は異なります。
このような理由から、IPOの当選確率を断言することは難しいのですが、おおよその確率であればお伝えすることができます。
そこでこのページでは、IPOの当選確率がどのくらいであるか、推測した内容ですがお伝えします。
また、ページの後半には、IPOの当選確率を上げる方法もお伝えします。
目次
IPOの当選確率は銘柄ごとに異なる
・ソフトバンクなどの超大型IPOなら、当選確率が50%を超えることも!
・小型で人気なIPOの当選確率は1%未満?
結論から言うと、管理人はIPOの当選確率を上のように考えています。以下、順番に内容を見ていきましょう。
ソフトバンクのIPO当選確率は50%以上? 管理人のソフトバンク当選実績
共同主幹事のSBI証券から100株当選しました!
共同主幹事のSMBC日興証券から100株当選しました!
共同主幹事の大和証券から100株当選しました!
共同主幹事のみずほ証券から100株当選しました!
副幹事の東海東京証券から100株当選しました!
上の画像にあるように、管理人は複数の証券会社からソフトバンクのIPOに当選しています。
一方、共同主幹事の野村證券、平幹事の岡三オンライン証券で「補欠当選」しましたが、辞退をして落選になりました。
また、平幹事のマネックス証券と松井証券は、最初から「落選」していました。
まとめると、9証券中5証券でソフトバンクのIPOに当選しています。
つまり、複数証券で申し込みをしたら、ほとんどの人が100株以上は当選していたことが予想されます。
このような超大型なIPOであれば、IPO当選確率が数十%になることも充分に考えられます。
小型で人気なIPO銘柄の当選確率は1%未満?
IPO(新規公開株)の当選確率は、当選本数と応募者数の関係で決まります。
つまり、当選本数が多ければそれだけ当選確率が上がります。一方、応募者数が多い場合は、取り合いになり倍率が上がるため、当選確率は下がると言えます。
例えば、当選本数が1万本であり、応募者数が100万人であれば、当選確率は1%です。
この当選本数は、上場する会社から公表されるため誰でも知ることができます。しかし、応募者数に関しては、証券会社から公表されません。そのため、IPOの当選確率を正確に知ることが難しいのです。
ここで、当選本数が少なく人気な銘柄は、当選確率が1%を切っていると考えてよいと思います。なぜなら、当選本数が数千本しかないのに、100万人以上が応募をしている可能性があるからです。
管理人が考えるIPO当選のコツ
ありがたいことに、管理人は、2017年だけでもIPOに2回当選しています。
上の画像にあるように、SBI証券から「No.1」のIPOに100株、大和証券からネット申込で「オプトラン」のIPOに100株当選しています。この2つのIPOの初値売利益は、約29万円になりました。
たしかに、IPOにはなかなか当たらないのですが、当選したときの利益は大きいのです。
ここで、管理人が思うIPO当選のコツは、2つあります。
・証券会社選びがやはり重要
・IPOに落選しても、めけずにまた新しいIPOに申し込み続けること
ありきたりな内容になってしまいますが、管理人が意識していることは上の2点です。
特に、IPO当選のカギは、やはり証券会社選びにあると思います。なぜなら、IPOに力を入れている証券会社とそうでない証券会社があるからです。
加えて、証券会社のIPO抽選方法やルール、攻略法を知っているかも重要です。
例えば、証券会社によっては、IPOの申し込み前受金を不要にしているところもあります。そのため、資金不足になりがちな人も、ルールを知っていれば、限られた資金の中でもIPOの抽選機会を増やすことができます。
当サイト内の「IPOの当選が期待できる証券会社」では、IPO投資に必須な証券会社をまとめていますので、良ければ参考にしてください。
SBI証券のIPOチャレンジポイントから考えるIPOの当選確率は?
SBI証券でIPOに当選するために必要なIPOチャレンジポイントは、150~300後半ポイントです。そのため、IPOに数十回応募をしただけでは、当選するのが難しいことがわかります。
このことからも、IPO(新規公開株)の当選確率は1%を下回っていると考えられます。
もちろん、あくまで確率であるので、運が良ければもっと少ない応募回数で当選をすることも考えられます。
実際に管理人は、IPOチャレンジポイントが40ポイント貯まる前に、SBI証券から「No.1」に当選し、初値売りで189,000円の利益を得ています。
このように考えると、IPOに当選をするためには、複数の証券会社から地道にコツコツと応募をしていく必要があります。
あまりIPOに当選することを熱望して応募をすると、抽選に外れた時に落胆することになりますので、気長にやるのが良いと思います。
私も、複数の証券会社からコツコツとIPOの応募をしていますが、まったりとやっています。特に初心者の人であれば、1年間で1件のIPOに当選すればよいのではないでしょうか?
このように、当選確率は低いですが、1回当たれば数十万円の利益が手に入れられるので、IPOはやはり魅力的な投資です。
IPOの当選確率を上げる4つの方法
ネット申し込みでIPO当選実績のある管理人は、IPOの当選確率を上げるために、次の4つの方法が重要だと考えています。
1.証券口座をたくさん保有して、IPOの申込回数を増やす
2.資金量を増やすと、IPOの当選確率が上がる証券会社を利用する
3.SBI証券のIPOチャレンジポイントを貯める
4.家族で協力してIPOに申し込む
詳しい内容は、当サイト内の「IPO当選のコツは? IPOの当選確率を数倍上げる4つの方法」を参考にしてください。
まとめ
このページでは、IPOの当選確率がどのくらいであるか、推測した内容ですがお伝えしました。もう一度、おさらいをしますと以下のとおりです。
・IPOの当選確率は、銘柄(当選本数)と応募者数、応募する証券会社の違いによって異なる。
・ソフトバンクなどの超大型IPOなら、当選確率が50%を超えることもある。
・人気なIPOは、当選確率が1%を下回ると考えられる。
・SBI証券のIPOチャレンジポイントから考えてみても、IPOの当選確率は1%を下回っている。
・複数の証券口座を保有するなどの工夫で、IPOの当選確率を上げることができる。
私も、上記の内容に注意してIPO投資を積極的かつ気長にやっています。勝率が高く「無料の宝くじ」と言われているIPOに当選することはそれなりに難しい気がします。
しかし、その分、IPOに当選したときの喜びはとても大きいものです。IPOに当選したときは、感動の他にも初値がどれくらいになるのかのドキドキもあります。
あなたにもIPOに当選して、管理人と同じように喜びの感覚を味わっていただけると嬉しいです。
このページを読んで、IPOの当選確率がどのくらいかが気になっていた方の参考になったら幸いです。