ナルミヤ・インターナショナル（9275）のIPO初値予想、幹事証券

ナルミヤ・インターナショナルは、「ベビー・子供服の企画販売」などを行っています。

補足ですが、ナルミヤ・インターナショナルは、2005年3月にジャスダック市場へ上場しましたが、2010年3月に上場廃止となりました。今回、新たに東証２部に上場します。

仮条件が弱気なため、初値予想を下方修正しています。

「ナルミヤ・インターナショナル」のIPO情報まとめ

上場日	銘柄名	評価	上場市場	申込期間	公募価格	初値	主幹事
9/6	ナルミヤ・インターナショナル	１	東証２部	8/22 ～28	1,560円	1,501円	SMBC日興など

「評価」による管理人のIPO申込姿勢は以下のとおりです。

５：熱望、４：全力、３：積極、２：悩ましい、１：不参加

※証券会社によって、申込期間が早く終わるところもあるので、早めに申し込みをしましょう。

「ナルミヤ・インターナショナル」のIPO初値予想（管理人の独自予想）

想定価格1,770円である「ナルミヤ・インターナショナル」のIPO初値は、１,５００円～１,７００円と予想します。仮条件が弱気なため、初値予想１,７００円～２,０００円を下方修正しています。

そのため、ナルミヤ・インターナショナルのIPOに申し込んでも、初値売りでほとんど儲からず、公募割れで損をする可能性もありますので、今回は抽選参加を見送ります。

管理人は、次の６つの要因をもとに初値予想をしています。

①上場市場

ナルミヤ・インターナショナルは、今回、「東証２部」に上場します。東証２部は、勝率は高いですが、大きな初値上昇はあまり期待できません。

②IPOの当選本数、上場規模

ナルミヤ・インターナショナルのIPO当選数は、59,902本ですので、当たりやすいです。一方、想定価格は1,770円で平均的な金額です。

つまり、当選本数は多く、想定価格は平均的です。総合的に見ると、上場規模が大型な案件と言えますので、初値上昇がしづらいでしょう。

③事業内容（強みや独自性、新規性）

ナルミヤ・インターナショナルは、「ベビー・子供服の企画販売」などを行っています。

特徴としては、マルチチャネル、マルチブランドを展開していることが挙げられます。

具体的には、ショッピングセンターや百貨店において、異なるブランドを年齢層や価格で分け、多くの商品を販売しています。

事業内容は手堅いですが、地味で特に新規性を感じられません。

総合的に考えると、IPOで人気化は難しいでしょう。

④直近の企業業績

目論見書によると、売上は、おおむね右肩上がりだと言えます。

また、当期純利益も、右肩上がりと言えます。

ナルミヤ・インターナショナルの企業業績は、問題ないかと思います。一方、既に規模が大きいこともあり、今後大きく成長性するのは難しいかと思います。

⑤ロックアップ契約

株価の下落を防ぐために、既存株主からの売り出しを一時的にさせないロックアップ契約は、多くの株主に９０日でかかっているので、大丈夫かとは思います。

一方、多くの大株主（ベンチャーキャピタルやファンド）に、公募価格の1.5倍を超えたら、ロックアップ契約が外れるようになっています。

さすがに、大株主が一斉に株を売りに出すとは考えにくいです。しかし、株価が上がっていったら、途中で売りに出す株主もいるかと思います。そのため、このIPOの長期保有はあまりおすすめしません。

⑥外的要因

直近の株式市場の影響を多少受けることになるかと思います。現時点では、どちらに影響するかまだわかりません。

一方、IPO相場は、けっこう好調が続いています。そのため、多少微妙な銘柄でも、初値が上昇しやすい環境と言えます。

ここで、「and factory」とも同じ日に上場することになります。人気が高い「and factory」に資金が流れていくことが予想されるので、ナルミヤ・インターナショナルの初値上昇がしづらくなります。

「ナルミヤ・インターナショナル」のIPO初値予想（みんなの意見、アンケート）

良ければ、ナルミヤ・インターナショナルのIPO初値予想に投票願います。選択肢にチェックを入れて、「Vote」のクリックで投票でき、みんなの投票結果が表示されます。

初値がつく前に意見が知りたいので、投票期限は上場日９月６日の９時までとします。

「ナルミヤ・インターナショナル」のIPO幹事証券

IPO主幹事証券（共同）

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大和証券

IPO副幹事証券

野村證券

IPO幹事証券

SBI証券

みずほ証券

東海東京証券

どこの証券会社から「ナルミヤ・インターナショナル」に申し込むべきか？

今回のIPOは比較的当選しやすいですが、公募価格の前後で初値が付くことが予想されるので、儲けるのは難しいかと思います。

少しでも損をしたくない人は、今回のIPOは申し込まない方が良いです。

申し込むとしたら、共同主幹事証券のSMBC日興証券や大和証券、副幹事証券の野村證券、IPOチャレンジポイントの貯まるSBI証券などからのネット申し込みが考えられます。

管理人は、今回、IPOチャレンジポイントを貯めるためにSBI証券だけ申し込んでおこうと思います。