弱気な仮条件を受け、初値予想を下方修正しています。
BASE(ベイス)は、Eコマースプラットフォーム、オンライン決済サービス、資金調達サービスなどを行なっています。
目次
「BASE」のIPO情報まとめ
上場日 | 10/25 |
銘柄名 | BASE |
評価 | 1 |
上場市場 | マザーズ |
申込期間 | 10/9~16 |
公募価格 | 1,300円 |
初値 | 1,210円 |
主幹事 | 大和、SBI |
「評価」による管理人のIPO申込姿勢は以下のとおりです。
5:熱望、4:全力、3:積極、2:悩ましい、1:不参加
※証券会社によって、申込期間が早く終わるところもあるので、早めに申し込みをしましょう。
「BASE」のIPO初値予想(管理人の独自予想)
想定価格1,630円、仮条件1,150円〜1,300円である「BASE」のIPO初値は、1,050円~1,350円と予想します。
仮条件が弱気なため、初値予想1,500円~1,700円を下方修正しています。
そのため、私は、BASEのIPO申し込みを見送る予定です。管理人は、次の6つの要因をもとに初値予想をしています。
①上場市場
BASEは、今回、新興市場の「マザーズ」に上場するので、初値上昇にプラスです。
②IPOの当選本数、上場規模
BASEのIPO当選数は、92,135本ですので、かなり当たりやすいです。また、想定価格は1,630円で平均的な金額です。
つまり、当選本数はかなり多く、想定価格は平均的です。総合的に見ると、上場規模が大型な案件ですので、大きな初値上昇は難しいでしょう。
③事業内容(強みや独自性、新規性)
BASEは、Eコマースプラットフォーム『BASE』、オンライン決済サービス『PAY.JP』、資金調達サービスなどを行なっています。
流通総額の推移を見ると、どちらも伸びていて、まだまだ成長が期待できます。
しかし、上場規模が大きく、当選本数が多いので、IPOでは初値が上昇しづらいでしょう。
総合的に考えると、IPOでは、あまり人気化しないと思います。
④過去の企業業績
売上高
当期純利益
目論見書を見ると、売上は、右肩上がりで伸びています。
一方、当期純利益は、まだ赤字が続いています。
BASEの企業業績は、成長性を感じられますが、不安がないわけではありません。
⑤ロックアップ契約
株価の下落を防ぐための、既存株主からの売り出しを一時的にさせないロックアップ契約は、以下のとおりです。
・21.13%の大株主に、長めの180日間でロックアップ
・合わせて38%以上の株主に、90日間でロックアップ(公募価格の1.5倍を超えると解除)
・合わせて15%以上の株主は継続保有
そのため、株価が上がってきたら、売りに出す株主も出てくることが予想されます。このIPOの長期保有は、あまりおすすめしません。
⑥外的要因
直近の株式市場の影響を多少受けることになるかと思います。現時点では、どちらに影響するかまだわかりません。
「BASE」のIPO初値予想(みんなの意見、アンケート)
BASEのIPO初値予想は?
- 公募割れ (73%, 8 Votes)
- 公募価格の1.0~1.5倍 (27%, 3 Votes)
- 公募価格の1.5~2.0倍 (0%, 0 Votes)
- 公募価格の2.0~2.5倍 (0%, 0 Votes)
- 公募価格の2.5~3.0倍 (0%, 0 Votes)
- 公募価格の3倍以上 (0%, 0 Votes)
Total Voters: 11
良ければ、「BASE」のIPO初値予想に投票願います。選択肢にチェックを入れて、「Vote」のクリックで投票でき、みんなの投票結果が表示されます。
初値がつく前に意見が知りたいので、投票期限は上場10月25日の9時までとします。
「BASE」のIPO幹事証券
IPO共同主幹事証券
大和証券
IPO幹事証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
カブドットコム証券 ←委託販売がくるかも
みずほ証券
野村證券
いちよし証券
極東証券
どこの証券会社から「BASE」に申し込むべきか?
今回のIPOは、公募割れも考えられます。少しでも損をしたくないなら、申し込まない方が良いでしょう。
申し込むとしたら、共同主幹事の大和証券やSBI証券、IPO手数料の安いSMBC日興証券などからネット申し込みができます。
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券から委託販売がきたら、ネット配分ほぼ100%のカブドットコム証券からの申し込みも可能です。
極東証券は、ネットからIPOの申し込みができません。
もし、資金に余裕のある人は、応募株数に応じて抽選回数が増えるSBI証券に資金を多めに回すのも良いでしょう。