特に初心者の方は、IPOを買うために、どの証券会社を使うべきかがよく分からないかと思います。
IPO投資は、証券会社からIPOを抽選で買い、初値がついたらすぐに売ると勝率が高いのです。
しかし、IPOは人気があるため、買うときに抽選になり、当選しにくいという問題点もあります。
ここで、なんとなく、IPOには、SMBC日興証券か丸三証券が良いことを知っている人も多いはずです。しかし、どちらを使うべきかを迷っている人もいるのではないでしょうか?
管理人は、IPOの取扱実績が多い「SMBC日興証券」の方が、丸三証券よりIPO当選に近いと考えています。
そこでこのページでは、丸三証券よりSMBC日興証券を使うべき理由をもう少し詳しくお伝えします。
目次
丸三証券より、IPO取扱実績が多いSMBC日興証券を優先
管理人は、IPO取扱実績が多い「SMBC日興証券」の方が、丸三証券よりIPO当選に近いと考えています。
もう少し詳しくお伝えするために、IPO投資でSMBC日興証券、丸三証券を使うメリットをそれぞれ説明します。
また、どのような人がIPOでSMBC日興証券、丸三証券に向いているかもお伝えします。
IPOでSMBC日興証券を使うメリット
2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 |
52件 | 61件 | 66件 | 71件 | 64件 | 71件 | 54件 |
IPOでSMBC日興証券を使うメリットは、IPOの取扱実績が多いことです。
上の表は、SMBC日興証券のIPO取扱実績です。SMBC日興証券は、IPOの主幹事実績や取扱実績がトップクラスの証券会社です。
ここで、IPOは主幹事証券会社に約8割~9割ほど割当られます。つまり、当選本数が多いため、主幹事証券会社からIPOに申し込むことは当選の近道と言えます。
SMBC日興証券のIPOの抽選方法は、ネット配分が10%で公平に当選者が決められます。
また、2019年2月下旬以降、IPO優遇特典となる「ステージ別抽選」が5%追加されました。
このようにSMBC日興証券は、IPOの主幹事実績や取扱実績が業界トップ水準です。ネット配分は少ないですが、IPO抽選機会がとても多いので、IPO投資では外せません。
IPOで丸三証券を使うメリット
2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 | 2011年 | 2010年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9件 | 10件 | 7件 | 10件 | 6件 | 9件 | 2件 | 4件 | 1件 |
スマホの方が少しでも見やすいように、表を左右にスクロールできるように改良しました!
上の表は、丸三証券のIPO取扱実績です。丸三証券は、IPOの取り扱いが少ないです。
しかし、「IPOに申し込めることを知らない人」や「IPOの申し込みを忘れる人」が多いので、当選するチャンスが大きいのです。
ここで、急いで丸三証券の口座を開設する必要もないように感じるかと思います。なぜなら、口座開設は数日でできるので、IPOの発表があってからでも、申し込み期限までには間に合うからです。
ただし、IPO情報の入手が遅れたり、口座開設時に混雑していて時間がかかったりすると、申し込みに間に合わないことも考えれらます。
そのため、先に口座だけ開設しておき、いつでもIPOに申し込めるようにしておく方が確実かと思います。
もちろん、管理人も丸三証券の口座を既に開設していて、数少ないIPOの取り扱いを待っています。
IPOでSMBC日興証券が向いている人
SMBC日興証券は、店舗型の証券会社ですので、お金持ちでお得意様になれる人の方がIPOでは有利です。ただし、ネット配分がないわけではありません。
ここで、店舗型証券が主幹事になるときは、ネット申し込みでも、IPOの割当がネット証券より多くなります。
例えば、IPOの当選本数が10,000本だとし、主幹事に9割割り当てられたとします。このとき、ネット配分10%ですので、900本がネット申し込みの人に分配されます。
一方、ネット証券だと当選本数の2%くらいしか割り当てられません。つまり、ネット配分が100%だとしても、200本しか当選本数がないのです。
このように考えると、店舗型証券でも主幹事のときは、ネット申し込みでも、IPO当選本数がネット証券より多くなるのです。
そして、店舗型証券の方が、主幹事になる機会が多いのです。そうなると、店舗型証券のネット申し込みも、無視はできないのです。
IPOで丸三証券が向いている人
主にネットで申し込む人は、丸三証券からIPOに申し込むのが向いています。
ただし、丸三証券は、IPO取扱実績が少ないので、普段は他のネット証券からの申し込みをしておきましょう。
また、上の画像にあるように、口座を開設すると、誰でも「日経テレコン21《丸三証券版》」を利用できます。
これは、速報ニュース、新聞記事(日本経済新聞朝刊・夕刊、日本産業新聞、日経MJ(流通新聞)、日経地方経済面)、企業決算などを見ることができます。
そのため、管理人は、月額5,000円近くの「日経新聞」を解約しました。その後、特に問題を感じていないので、「日経テレコン21《丸三証券版》」を使ってみることを強くおすすめします。
IPOでは、SMBC日興証券と丸三証券のどちらが良いか?
IPO取扱実績が多いので、SMBC日興証券の方がIPOでは重宝するとお伝えしました。
一方、丸三証券も、IPO申し込みライバルが少ない分、当選のチャンスはあるかと思います。
まとめると、普段はSMBC日興証券から積極的にIPOに申し込んでおくべきです。また、丸三証券でIPOが取り扱われるときは、申し込みを忘れないようにしましょう。
やはり、IPOに当選するためには、IPO抽選機会をどれだけ多く増やせるかがカギです。
まだ、証券口座を持っていないなら、早めに両方の口座開設をおすすめします。証券口座は、公式サイトから開設できます。