ピー・ビーシステムズは、企業の基幹システムをクラウド化する「セキュアクラウドシステム事業」、特殊な映像技術を用いて空間を仮想化する「エモーショナルシステム事業」の2つを主に行なっています。
目次
「ピー・ビーシステムズ」のIPO情報まとめ
上場日 | 9/12 |
銘柄名 | ピー・ビーシステムズ |
評価 | 3 |
上場市場 | 福証Qボード |
申込期間 | 8/26~30 |
公募価格 | 1,380円 |
初値 | 1,950円 |
主幹事 | HS証券 |
「評価」による管理人のIPO申込姿勢は以下のとおりです。
5:熱望、4:全力、3:積極、2:悩ましい、1:不参加
※証券会社によって、申込期間が早く終わるところもあるので、早めに申し込みをしましょう。
「ピー・ビーシステムズ」のIPO初値予想(管理人の独自予想)
想定価格1,370円である「ピー・ビーシステムズ」のIPO初値は、2,900円~3,700円と予想します。
そのため、管理人は、ピー・ビーシステムズのIPOに積極的に申し込みます。また、次の6つの要因をもとに初値予想をしています。
①上場市場
ピー・ビーシステムズは、「福証Qボード」に上場します。この市場は、勝率は高いですが、大きな初値上昇はあまり期待できません。
②IPOの当選本数、上場規模
ピー・ビーシステムズのIPO当選数は、2,400本ですので、かなり当たりにくいです。また、想定価格は1,370円で平均より少し低い金額です。
つまり、当選本数はとても少なく、想定価格は平均よりやや低いです。総合的に見ると、上場規模が小型な案件ですので、初値上昇にプラスになるでしょう。
③事業内容(強みや独自性、新規性)
ピー・ビーシステムズは、企業の基幹システムをクラウド化する「セキュアクラウドシステム事業」、特殊な映像技術を用いて空間を仮想化する「エモーショナルシステム事業」の2つに注力しています。
事業内容は、クラウド・セキュリティ関連であり、エモーショナルシステム事業も新規性があり面白そうです。
特に、VRシアター「4D王」は、日本、アメリカ、台湾、インドで特許を取得しているのも注目度が高いです。
一方、上場市場がマザーズではなく「福証Qボード」、直近の売上が伸び悩んでいる、ロックアップ契約がイマイチといった点が、初値上昇にマイナスになりそうです。
総合的に考えると、IPOでは、人気化すると思います。
④過去の企業業績
売上高
当期純利益
目論見書を見ると、売上は、直近では伸び悩んでいるのがわかります。
一方、当期純利益は、赤字のときもありましたが、直近では利益を伸ばしています。
ピー・ビーシステムズの企業業績は、まあ大丈夫でしょう。
⑤ロックアップ契約
株価の下落を防ぐための、既存株主からの売り出しを一時的にさせないロックアップ契約は、以下のとおりです。
合わせて38%以上の株主に長めの180日間でロックアップ契約がかかっています。
また、合わせて22%以上の株主に90日間(公募価格の1.5倍で解除)でロックアップされています。
全体的には、ロックアップ契約は少し弱い印象ですので、途中で売りに出す株主もいるでしょう。
⑥外的要因
直近の株式市場の影響を多少受けることになるかと思います。現時点では、どちらに影響するかまだわかりません。
「ピー・ビーシステムズ」のIPO初値予想(みんなの意見、アンケート)
ピー・ビーシステムズのIPO初値予想は?
- 公募価格の1.5~2.0倍 (29%, 5 Votes)
- 公募価格の2.0~2.5倍 (29%, 5 Votes)
- 公募価格の2.5~3.0倍 (24%, 4 Votes)
- 公募価格の1.0~1.5倍 (18%, 3 Votes)
- 公募割れ (0%, 0 Votes)
- 公募価格の3倍以上 (0%, 0 Votes)
Total Voters: 17
良ければ、「ピー・ビーシステムズ」のIPO初値予想に投票願います。選択肢にチェックを入れて、「Vote」のクリックで投票でき、みんなの投票結果が表示されます。
初値がつく前に意見が知りたいので、投票期限は上場9月12日の9時までとします。
「ピー・ビーシステムズ」のIPO幹事証券
IPO主幹事証券
IPO副幹事証券
IPO幹事証券
岡三証券
岡三オンライン証券 ←委託販売がくるかも
FFG証券
西日本シティTT証券
東洋証券
エース証券
どこの証券会社から「ピー・ビーシステムズ」に申し込むべきか?
主幹事のエイチ・エス証券、副幹事でIPOチャレンジポイントの貯まるSBI証券などからネット申し込みができます。
また、岡三証券から委託販売がきたら、IPO申し込み前受金が不要の岡三オンライン証券からの申し込みも可能です。
ここで、FFG、西日本シティTT、東洋、エース証券は、ネットからIPOに申し込めません。そのため、資金に余裕のある人は、応募株数に応じて抽選回数が増えるSBI証券に資金を回すのも良いでしょう。