【 JTG証券(旧エイチ・エス証券)のIPO抽選のポイント!】
・IPO取扱実績は、やや少ない
・口座数は少なく、ライバルも少ない
・ネット配分が10%(1人1票)
・IPO申込の事前入金が不要、0円で抽選に参加できる!
・取引実績などによって、IPOポイントが付与される
JTG証券では、取引や信用建株の残高によって、IPOポイントが付与されます。このIPOポイントを使うことで、通常よりIPOに当選しやすくなります。
JTG証券からIPOに当選するコツは、抽選資金が不要なのを利用して、良い銘柄であれば毎回IPO抽選に参加することです。
JTG証券以外にも、当サイトでは「IPO申込の事前入金が不要な証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。
表:JTG証券のIPO情報まとめ
2021年IPO取扱実績 | 15社 (12%) |
口座数 | 少ない |
ネット配分(抽選方法) | 10%(1人1票など) |
NISA | 〇 |
未成年 | 〇 |
ジュニアNISA | 〇 |
目次
JTG証券のIPO取扱実績
表:JTG証券の過去のIPO取扱実績
2021年 | 2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 |
15件 | 15件 | 16件 | 13件 | 14件 | 10件 | 14件 |
JTG証券は、IPOの取扱実績が多い方ではありません。しかし、IPO申し込みの前受金がいらないのは、ありがたいです。
JTG証券での管理人のIPO当選実績(1回)
表:JTG証券での管理人のIPO当選実績
上場日 | 2022年2月 |
企業名 | ライトワークス |
公募価格 | 2,100円 |
初値 | 3,000円 |
初値売り利益 | 90,000円 |
当選したとき | 主幹事 |
JTG証券のIPOの手数料は数百円から千円程度
表:JTG証券でIPOを売るときの手数料
約定金額 | 売買手数料(税込) |
10万円まで | 147円 |
20万円まで | 196円 |
30万円まで | 372円 |
50万円まで | 629円 |
100万円まで | 1,100円 |
JTG証券からIPOを買うときは、手数料が0円です。一方、IPOを売るときは、株の売買手数料(税込)がかかります。
JTG証券の「ネット・モバイル取引」の株の売買手数料(税込)は、約定金額ごとに見ると表のとおりです。
つまり、JTG証券のIPOの手数料は、売るときに数百円か高くても1,100円しかかかりません。
JTG証券は、ネット銀行で資金移動がしやすい
表:JTG証券で即時入金が使えるネット銀行
提携ネット銀行 | 即時入金 |
ゆうちょ | 〇 |
三菱UFJ | 〇 |
三井住友 | 〇 |
みずほ | 〇 |
りそな | × |
PayPay | × |
楽天 | × |
住信SBIネット | 〇 |
セブン | × |
多くのIPOに申し込むために、資金移動の機会が増えますので、ネット銀行があると便利です。
上の表に、JTG証券で「振込手数料無料の即時入金サービス」が使えるネット銀行を載せています。管理人は、多くの証券会社で使えるので、ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」をよく使っています。
JTG証券のIPOポイントについて
JTG証券には、「全体抽選」と「優待抽選」があります。IPOポイントを貯めて使うと、「全体抽選」の落選後に「優待抽選」に参加できます。
つまり、同じ銘柄で抽選に2回参加できるので、普通よりIPOに当たりやすくなります。このとき、IPOポイント1,000ポイントで1回「優待抽選」に参加することができます。
JTG証券のIPOポイントを貯める方法
JTG証券では、お得意様になるとIPOポイントを貯めることができます。
具体的には、取引や信用建株の残高により、①手数料ポイント、②建株ポイントからIPOポイントを貯められます。
①手数料ポイント
「手数料ポイント」は、月間の「国内株式」と「先物・オプション」の取引手数料を合計して、1,000円(税込)ごとに100pt(上限なし)貯まります。
つまり、1万円の手数料を落とすと、1,000pt貯まりますので、IPOの「優待抽選」に1回参加できるのです。
②建株ポイント
「建株ポイント」は、毎週最終営業日の建株残(約定日ベース)の合計建玉建株金額100万円ごとに10pt(上限1,000pt)貯まります。
JTG証券のIPOポイントって実際どうなの?
IPOポイントを貯めることで、理論上はIPOの当選確率を上げることができます。
このIPOポイントを貯めるために、「JTG証券で積極的に取引をするべきか?」を迷う人もいるかもしれません。
しかし、管理人は、IPOポイントを貯めるために手数料を落とすのは、あまり効率的ではないと思います。
なぜなら、JTG証券では、IPOの取扱実績が少ないからです。また、主幹事になることもほとんどなく、IPOの割当も少ないのです。
そのため、がんばってIPOポイントを貯めても、あまり報われない気がします。IPOポイントは、オマケ程度に考えておいた方が良いかと思います。
JTG証券は、ブックビルディング(需要申告)時に前受金が不要
一般的には、IPOに申し込むときに、事前入金が必要になります。
しかし、JTG証券では、IPOに申し込むときの前受金が不要です。つまり、0円でIPOの抽選を受けることができます。ただし、IPOに当選して購入時には資金がいります。
そのため、資金が限られている人でも、JTG証券を使えば、IPOの抽選機会を増やすことが可能です。
また、当サイト内の「IPOの申し込み前受金が不要な証券会社」に、事前入金がいらない証券会社を他にも載せていますので、良ければ参考にしてください。
JTG証券は、IPO当選後にキャンセルができ、ペナルティもない
JTG証券は、IPOの当選後にキャンセルができ、ペナルティもありません。
つまり、IPOに当選したとき、微妙なIPO銘柄の購入キャンセルをすることができます。
しかし、ペナルティがないからと言って闇雲にIPOに申し込むことはオススメしません。なぜなら、初値が上がらなそうな微妙な銘柄でも、当選したら欲しくなってしまうからです。
事前に銘柄分析をある程度は行ってから、IPOに申し込むようにしましょう。
JTG証券からIPOが複数当選することはあるのか?
IPOの申し込み株数を100株ではなく、数百株で申し込むとIPOが複数当選するのか気になる人も多いと思います。
しかし、上の画像にもありますが、JTG証券の「全体抽選」では、1口座1口でIPOの抽選が行われますので、IPOが複数当選することはないのです。
また、「優待抽選」が行われるのも、「全体抽選」に落選した人が対象になりますので、やはりIPOが複数当選することはありません。
ここで、例外となるときを考えると、IPOポイントを数千ポイント使ったら、もしかしたら複数当選するかもしれません。なぜなら、「優待抽選」は、1口座1口ではなく、申告口数に応じてIPOの抽選が行われるからです。
このように、JTG証券でIPOが複数当選することは基本的にありませんので、IPOの申し込みは「100株」だけで十分です。
JTG証券からIPOは補欠当選するのか?
JTG証券からIPOが補欠当選するのか気になる人も多いと思います。
ここで、JTG証券の公式サイトによれば、IPOの補欠当選はあるようです。
そのため、JTG証券からIPOが補欠当選したら、良い銘柄なら購入申込をして、イマイチな銘柄なら辞退をするようにしましょう。
JTG証券のIPOのメール通知
JTG証券では、IPOの抽選結果が出たことをメールで通知してくれます。
JTG証券で新しく取り扱うIPOのお知らせメール
残念ながら、JTG証券で「新規IPOのお知らせメール」などのメール通知サービスは、いまのところありません。
JTG証券のIPO抽選結果のメール
IPOの抽選が終わると、上の画像のように、JTG証券からIPOの抽選結果が出たと言うメールが届きます。ブックビルディングに参加した人全員に届くので、メール通知の設定は必要ありません。
ただし、メール内だけでは、抽選結果の内容までは分かりません。JTG証券にログインして、抽選結果の確認をしましょう。
JTG証券の口座開設の費用や口座管理料は無料
JTG証券の口座開設の費用、口座管理料はどちらも無料です。仮にあまり使わなくなったとしても、口座維持手数料はかからないので心配いりません。
できるだけ多くの証券口座を開設して、IPOの抽選機会を増やしましょう。
JTG証券以外にも、当サイトでは「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。