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初心者のためにIPO株投資の知識の提供。早稲田大学大学院ファイナンス研究科を卒業の管理人が執筆、公認会計士が監修のサイト。

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立会外分売は本当に儲かるのか? リターン、リスクと対策を解説!

立会外分売は本当に儲かるのか? リターン、リスクと対策を解説!

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あなたは、立会外分売(たちあいがいぶんばい)の勝率が高く、ローリスク・ローリターンの投資であることをご存知でしょうか?

立会外分売とは、株式市場の取引時間外(立会外)に行われる株取引のことです。

このとき、証券会社を通じてディスカウント(割安)で、この立会外分売を入手することができます。立会外分売を入手して始値で売ると、勝率8割を超えることもあります。

しかも、買うときの取引手数料が無料です。一方、売るときには、通常の取引手数料がかかります。

ただし、立会外分売は人気があるため、IPO(新規公開株)同様、取得するためには抽選になります。

しかし、高い利益を得ることはできませんが、IPOよりは抽選に当たりやすいと言えます。数千円の利益でも数をこなして、コツコツと積み上げていけば、立会外分売からでも数万円の利益が見込めます。

そこでこのページでは、「立会外分売は本当に儲かるのか? リターン、リスクと対策を解説!」をお伝えします。

目次

  • 1 立会外分売とは?
  • 2 立会外分売のリターン(メリット)
    • 2.1 1.勝率が高く、ローリスク・ローリターンの投資である
    • 2.2 2.初心者でも簡単にできる
    • 2.3 3.応募の手数料は無料
    • 2.4 4.最短1時間で抽選結果が出るため、資金効率が良い
  • 3 立会外分売のリスク(デメリット)と対策
    • 3.1 1.毎回抽選に当たるわけではない
    • 3.2 2.申込みをする時間が決められている
      • 3.2.1 ①立会外分売の発表(情報収集)
      • 3.2.2 ②売買予定期間の把握(情報収集)
      • 3.2.3 ③立会外分売株の申込み(買付)
      • 3.2.4 ④立会外分売株の売却
    • 3.3 3.損をすることもある
  • 4 まとめ

立会外分売とは?

立会外分売とは、株式市場の取引時間外(立会外)に行われる株取引で、大口投資家の持ち株を個人投資家などに小口に分けるために行われます。

これは、株式の流動性向上、株式分布状況の改善、市場の鞍替え狙いなどを目的として行われます。

立会外分売のリターン(メリット)

1.勝率が高く、ローリスク・ローリターンの投資である

立会外分売は、投資金額が少なく勝率が高いため、ローリスク・ローリターンの投資と言えます。

立会外分売は、30万円ほどあれば、だいたいどの抽選にも申し込めます。投資資金は数百万円も必要ありません。

さらに、年度にもよりますが、立会外分売の勝率は8割前後あり、とても有利に投資ができます。プロの世界で株を運用するファンドマネージャでさえ、株式投資の成績は6勝4敗で良いとされています。それと比較をしたら、勝率7~8割は驚異的な数字です。

例えば、以下の画像はライブスター証券が立会外分売の売買結果をまとめたものです。

このときの勝率は、立会外分売株を買付け、当日の「始値」で売ったときのデータです。利益は、数千円と少額ですが、安定的に稼げることがわかると思います。

ここで、立会外分売株は前営業日の終値より数%ほど安く買えることができます。平均割引率とは、この割引率を平均したもので3%前後となっています。

2.初心者でも簡単にできる

立会外分売は、買うときの「分売価格」より売るときの「始値」が高くなるときが多いため、初心者でも簡単に儲けることができます。

しかも、立会外分売株を抽選で取得して、当日に始値で売るだけですので、高度な専門知識はいりません。

具体的には、立会外分売の募集がされたときに証券会社を通じて応募をし、当日の市場が開く前に「成行売り」注文を出せば良いのです。

成行注文とは、値段を指定しない注文方法であり、注文が即時に成立することです。

立会外分売は、少額ではありますが、初心者でも儲けやすい投資と言えます。

3.応募の手数料は無料

立会外分売株を取得するときに、個人投資家に手数料は一切かかりません。

ただし、売るときには、証券会社の株式の売買手数料がかかります。証券会社によって手数料は異なりますが、手数料の安いネット証券であれば、数百円程度です。

ここで、立会外分売は利益が薄いため、売買手数料の安い証券会社を選ぶことが重要です。

このように、応募の手数料は無料ですので、立会外分売に積極的に申し込みましょう。

4.最短1時間で抽選結果が出るため、資金効率が良い

立会外分売は、最短1時間で購入の抽選結果が出るため、資金効率が良い投資と言えます。

なぜなら、立会外分売の当日8時過ぎに申し込みをして、市場が開く9時前には抽選結果が出るからです。

このとき、当選した場合、市場が開く前に「成行売り」注文を出して始値で売るため、すぐに注文が約定します。また、落選してしまった場合、市場が開く9時より前に資金の拘束が解除されます。

どちらにしても、立会外分売は決着がすぐに着くため、投資資金を他にも有効活用することができます。

管理人は、IPO投資の合間などに立会外分売も行っています。

IPO投資とは、証券会社からIPOを抽選で取得して、初値がついたらすぐに売る方法です。

補足ですが、IPO投資では、申込締め切り日から翌営業日に抽選結果が出るため、その間は資金が使えなくなる証券会社が多いのです。

このように他の投資と比較しても、立会外分売は抽選結果がすぐに出て取引もすぐに終わるため、資金効率が良いのです。

立会外分売のリスク(デメリット)と対策

1.毎回抽選に当たるわけではない

立会外分売は、勝率が高くて少額から投資ができるため、人気が高く抽選に毎回当たらないのも事実です。

対策としては、立会外分売の募集に積極的に応募をして、数を打つことが重要です。

このとき、同じ立会外分売株でも証券会社が異なれば複数応募をすることが可能ですので、抽選回数を増やすようにしましょう。当然、同じ当選確率であれば、抽選回数を増やしたほうが当選に有利と言えます。

私も、立会外分売に申し込むときは、複数の証券会社から応募をするようにしています。

2.申込みをする時間が決められている

立会外分売は、いつでも募集がありませんので、儲ける機会が限られているのも事実です。

また、立会外分売に申し込みをする時間は決められているため、情報収集とスケジュール管理が重要です。以下、立会外分売株の申し込みから売却までを順番に説明します。

①立会外分売の発表(情報収集)

立会外分売をする銘柄の情報が、証券会社から約1週間~2週間前に発表されます。このとき、急に立会外分売銘柄の情報が発表されることもありますので注意が必要です。

②売買予定期間の把握(情報収集)

立会外分売株の情報が発表されたときに、5/24~5/26のように分売予定期間が発表されます。

このとき、分売実施日がいつになるかは直前までわかりません。

この分売実施日が決定後、分売実施日の前営業日終値に基づき、数%のディスカウント率(割引率)を控除して分売価格が決定されます。

③立会外分売株の申込み(買付)

立会外分売株の申込み期限は、分売実施日の前営業日18時から当日の8時頃までとなります。

ネット証券では、「立会外分売」の取引画面から申し込むことができます。

申込みをして当選をすると、市場が開く9時前(8時50分頃)に買付の約定を確認することができます。

④立会外分売株の売却

当選した立会外分売株は、市場が開く前に「成行売り注文」を出して始値で売ることをオススメします。

なぜなら、立会外分売株の売り時を考えなくてよく勝率も高いため、管理人は始値で売るようにしています。

3.損をすることもある

立会外分売は勝率の高い投資ですが、損をすることもあります。

つまり、買うときの「分売価格」より売るときの「始値」が低くなり、損失が出ることもあります。

対策としては、立会外分売に申し込む前に、銘柄の情報収集をしましょう。具体的には、分売株数が極端に多い銘柄や割引率が低い銘柄は、利益が出にくいです。

そのため、立会外分売株の情報取集をして、イマイチだと思った場合には、抽選の参加を見送りましょう。そうすれば、損失を未然に回避することができます。

また、分売価格が極端に低い場合、利益が数百円しか出ない場合があります。このとき、売買手数料が数百円かかると、利益が相殺されてしまいます。

そのため、管理人は、あまりにも分売価格が低い場合、立会外分売の申し込みを見送ったりもしています。

このように、儲からなそうな銘柄を選ばなければ、勝率をさらに上げることが可能です。

まとめ

このページでは、「立会外分売は本当に儲かるのか? リターン、リスクと対策を解説!」をお伝えしました。もう一度、おさらいをしますと以下のとおりです。

立会外分売のリターン(メリット)

1.勝率が高く、ローリスク・ローリターンの投資である

2.初心者でも簡単にできる

3.応募の手数料は無料

4.最短1時間で抽選結果が出るため、資金効率が良い

立会外分売のリスク(デメリット)と対策

1.毎回抽選に当たるわけではない

→ 立会外分売の募集に積極的に応募をして、数を打つことが重要

2.申込みをする時間が決められている

→ 情報収集とスケジュール管理が重要

3.損をすることもある

→ 情報取集をして、イマイチだと思った場合には、申し込まない

私も、上記の内容に注意して立会外分売を行っています。立会外分売を理解する参考になったら幸いです。

 

立会外分売のためのネット証券選びは、「立会外分売の取扱実績」と「売買手数料の安さ」が重要です。

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