あなたは、ネットからSMBC日興証券のIPO(新規公開株)の申し込み方法をご存知でしょうか?
証券会社によってIPOの申し込み方法は異なりますので、操作に少し戸惑うかもしれません。
このとき、画像付きの説明があれば操作を理解しやすいと思います。もし、IPOの申し込みができていなかったりしては、もったいないですから。
そこでこのページでは、ネットでのSMBC日興証券のIPO申し込み~売り方を画像付きでお伝えします。
SMBC日興証券のIPOの抽選方法については、当サイト内の「SMBC日興証券のIPO抽選方法やルール、IPO取扱実績、IPO当選のコツ」を参考にしてください。
目次
SMBC日興証券のIPO申し込み
SMBC日興証券のIPOの抽選ルールは、ネット配分が10%です。
また、2019年2月下旬以降、IPO優遇特典となる「ステージ別抽選」が5%追加されました。
SMBC日興証券の口座を開設していて、IPOに必要な資金が口座に入金済みとします。
注意点として、SMBC日興証券は、IPO当選後のキャンセルでペナルティがありますので、闇雲にIPOに申し込むことはおすすめしません。
具体的なペナルティは、IPO当選後にキャンセルをした場合、今後1ヶ月間はIPOの申し込みができなくなります。
1.SMBC日興証券からブックビルディング(需要申告)へ参加
SMBC日興証券からIPOを買うために、ブックビルディング(需要申告)の参加が必須です。
ブックビルディング(需要申告)とは、IPOの需要状況を把握するために、上場する会社が仮条件を投資家に提示することです。このブックビルディング終了後にIPOの抽選が開始されます。
①「お取引」から「取扱銘柄一覧・需要申告(新規公開株式)」をクリック
ログイン後、「お取引」→「取扱銘柄一覧・需要申告(新規公開株式)」の順にクリックします。
②銘柄を選択して「需要申告受付中」をクリック
銘柄を選択して「需要申告受付中」をクリックします。
③注意事項の確認後、チェックを入れ、「次へ」をクリック
注意事項の確認後、チェックを入れ、「次へ」をクリックします。
④申告内容入力後、「申告内容確認」をクリック
申告数量を入力、申告価格を上限で選択後、「申告内容確認」をクリックします。
⑤申告内容の確認後、「需要申告」をクリック
申告内容の確認後、「需要申告」をクリックします。
⑥申告受付の完了確認後、「詳細を確認する:受付NO・・・」をクリック
申告受付の完了確認後、「詳細を確認する:受付NO・・・」をクリックします。
⑦抽選日の確認、申告状態の確認
申告状態が「申告済」であれば、ブックビルディングの参加が完了です。
あとは、抽選日まで待ち、抽選結果を確認します。
抽選結果は、「当選」や落選の意味である「補欠」に関係なく、メールやメッセージボックスでも知らせてもらえます。抽選日の夜になると、SMBC日興証券からIPO抽選結果のメールが届きます。
2.SMBC日興証券のIPO抽選結果の確認
抽選日にIPO抽選結果を確認します。
このときは、メールでIPO当選を初めて知り、ログインして内容を確認しました。
3.SMBC日興証券で当選したIPOの「購入申込」をする
①申込開始日以降、「募集申込」をクリック
申込開始日になったら申込期限までに、「募集申込」をクリックします。
②目論見書についての注意事項に回答
目論見書についての注意事項に回答します。IPO銘柄によっては、この注意事項がないこともあります。
③目論見書の確認後、「内容入力」をクリック
目論見書の確認後、チェックを入れて、「内容入力」をクリックします。
④申込内容の入力後、「申込内容確認」をクリック
申込内容の入力後、「申込内容確認」をクリックします。
⑤申込内容の確認後、「募集申込」をクリック
申込内容の確認後、「募集申込」をクリックします。
⑥募集申込の確認後、「詳細を確認する:受付NO……」をクリック
募集申込の確認後、「詳細を確認する:受付NO……」をクリックします。
⑦状態が「募集申込中」の確認
状態が「募集申込中」になっていれば申込完了です。
4.購入申込したIPOの「募集約定済」の確認
約定日になりますと、購入したIPOが約定しています。「募集約定済」になっていれば、問題ないです。
SMBC日興証券から当選したIPOを初値売りする
SMBC日興証券からIPOを初値売りする方法をお伝えします。
IPOを初値売りするために、上場日の朝9時までに「成行」で現物売りの注文を出します。
ここで、上場日の前日には、まだ注文ができない点に注意してください。そのため、上場日当日の朝から株式市場が始まる午前9時までに注文を出してください。
①「お取引」、国内株式の「売り注文」の順にクリック
SMBC日興証券にログイン後、「お取引」、国内株式の「売り注文」の順にクリックします。
②銘柄を選んで、「売却」をクリック
銘柄を選んで、「売却」をクリックします。
③売り注文内容の入力
通常の株取引と同様に注文数量を入力します。
初値売りでは、市場が開き初値が決定したらすぐに約定させる必要があります。そのため、注文単価は「成行」、期間指定は「当日中」を選択しておきます。
売り注文内容の入力が終わったら、「注文内容を確認する」をクリックします。
④注文内容の確認後、「注文する」をクリック
注文内容の確認後、「注文する」をクリックします。
⑤売り注文の受付確認後、「詳細を確認する:受付No…」をクリック
売り注文の受付確認後、「詳細を確認する:受付No…」をクリックします。
⑥注文の詳細を確認
注文の詳細を確認します。状態が「注文済」であれば、無事に注文ができています。
後は、初値で約定するのを待つだけです。
ここで、初値が付くためには、需給が一致する必要があります。つまり、株式市場が開いても、適正価格になるまで注文が成立しません。
IPO銘柄によっては、上場日の午前中には初値が決まらず、午後になってからようやく初値が付くことも多いです。
このとき、初値がすぐに決まらないと、そわそわする人もいるかもしれません。
しかし、この場合、価格が上昇していて、初値売りをすると大きな利益が得られますので、しばらく待つようにしましょう。
残念ながら、管理人がソフトバンクのIPOを初値売りしたときは、初値が上昇しなかったので午前中には約定していました。
⑦初値売りの利益をチェック
SMBC日興証券にログイン後、「お取引」、「注文約定一覧・取消・訂正」から、初値がいくらだったかと初値売りの利益を確認します。
管理人が「ソフトバンク」を初値売りしたときは、初値が1,463円、公募価格が1,500円、100株当選だったので初値売り利益は-3,700円となりました。
SMBC日興証券での管理人のIPO申し込みの感想
SMBC日興証券では、特に迷うことなくネットからIPOの申し込みができました。
SMBC日興証券は、IPOの主幹事実績や引受実績がトップクラスの証券会社ですので、IPO投資に必須の証券会社です。
ここで、SMBC日興証券は、口座数(ライバル)も多く、ネット配分が少ないので、当選するのは難しいと思うかもしれません。
しかし、口座数(ライバル)は野村證券の約半分であり、IPOの取扱数は業界トップ水準です。
総合的に考えると、SMBC日興証券は、IPOに当たりやすい証券会社だと考えられます。実際に、管理人はSMBC日興証券からIPO当選実績があります。
SMBC日興証券での管理人のIPO当選実績(2回)
表:SMBC日興証券での管理人のIPO当選実績
上場日 | 2018年12月 | 2019年7月 |
企業名 | ソフトバンク | ブシロード |
公募価格 | 1,500円 | 1,890円 |
初値 | 1,463円 | 2,204円 |
初値売り利益 | -3,700円 | 31,400円 |
当選したとき | 共同主幹事 | 主幹事 |
残念ながら、ソフトバンクのIPOでは、初値売りで少し損をしてしまいました。
しかし、一般的なIPOであれば、初値売りで10万円以上の利益になることが多いですので、やはりIPO投資は魅力的です。
実際に管理人も、IPO投資をして合計で数十万円の利益を得ています。