あなたは、SBI証券の「IPOチャレンジポイントの貯め方、ボーダー、価値」をご存知でしょうか?
SBI証券のIPOチャレンジポイントを利用することで、SBI証券取り扱いのIPOに当選しやすくなります。
つまり、IPOチャレンジポイントを使うと、普段は当たりにくい人気な銘柄や初値上昇が大きく見込める銘柄にも当選することが可能です。
また、IPOチャレンジポイントは、IPOに応募をして、抽選・配分に外れた回数に応じてポイントが加算されます。
このとき、当選するために必要なIPOチャレンジポイント数がどのくらいかを疑問に思う人も多いはずです。
そこでこのページでは、「SBI証券のIPOチャレンジポイントの貯め方、ボーダー、価値、使うタイミング」について説明します。
目次
SBI証券のIPOチャレンジポイントとは? 貯め方は?
SBI証券には、IPOチャレンジポイントと言うものがあります。
このポイントの貯め方は、IPOに応募をして、抽選・配分に外れると加算されます。次回以降のIPOに申し込みをするときに、IPOチャレンジポイントを使用することで、IPOに当選しやすくなります。
なぜなら、SBI証券では、通常の当選枠以外に、IPOチャレンジポイントを利用した当選枠があるからです。
つまり、IPOに応募をするとき、IPOチャレンジポイントを使用するかどうかの選択ができます。IPOチャレンジポイントを使用した場合、ポイントが多い人から順番に当選します。
結果的に、IPOに申し込み続けていれば、外れてもポイントが貯まり、いつかは当選できます。
SBI証券のIPOチャレンジポイントの注意点
ポイントに有効期限はありません。
また、ポイントを使用して応募をしても、抽選に外れたときは貯めていたポイントが減ることはありません。むしろ、抽選に外れたのでもう1ポイント加算されます。
ただし、IPOに当選した場合は、使用ポイントは消失します。また、IPOチャレンジポイントを使って当選・補欠当選したとき、購入の辞退をするとポイントが消えてしまう点にも注意が必要です。
上の画像にあるように、管理人はIPOにコツコツ申し込んでいった結果、IPOチャレンジポイントを620ポイントまで貯めることができました。
SBI証券が主幹事のときに、アイズにIPOチャレンジポイントを使って当選し、初値売り利益で296,000円を得ることができました!
ここで、IPOチャレンジポイントを貯めるコツは、SBI証券が取り扱っているすべてのIPOに申し込むことです。
もし、不人気な銘柄に当選・補欠当選してしまっても、ペナルティなしでキャンセルができるので大丈夫です。
ただし、ポイントを使わないで当選・補欠当選の辞退をしたとき、残念ながらポイントは貯まりません。
SBI証券が主幹事のとき、IPOチャレンジポイントのボーダーは?
IPOに当選するために、IPOチャレンジポイントのボーダーがどのくらいになるか気になるかと思います。
しかし、必要なポイント数は、SBI証券から公式に発表されているわけではありません。目安としては、300~500後半のIPOチャレンジポイントがあれば当選も見えてきます。
下の表に、2015年~2021年までのSBI証券が主幹事のとき、必要だった「当選ポイント数」をまとめていますので、参考にしてください。
このポイント数は、ネットやブログなどの当選報告をまとめていますので、おおよその数字だと考えてください。
上場日 | 上場企業 | 当選ポイント数 | 初値売り利益 | 1ポイントの価値 |
2022/12/23 | GENOVA | 180 | -0.4万円 | -22円 |
2022/12/21 | アイズ | 620 | 29.6万円 | 477円 |
2022/12/16 | Rebase | 未確認 | 12万円 | 不明 |
2022/11/30 | ウェルプレイド・ライゼスト | 665 | 50.3万円 | 756円 |
2022/10/26 | リンカーズ | 未確認 | 2.03万円 | 不明 |
2022/6/29 | マイクロアド | 未確認 | -1.2万円 | 不明 |
2022/4/28 | クリアル | 285 | 6.7万円 | 235円 |
2022/4/27 | モイ | 未確認 | 4.32万円 | 不明 |
2022/2/25 | マーキュリー リアルテック イノベーター |
未確認 | 0.85万円 | 不明 |
2022/2/22 | CaSy | 未確認 | 6.51万円 | 不明 |
上場日 | 上場企業 | 当選ポイント数 | 初値売り利益 | 1ポイントの価値 |
2021/12/24 | エフ・コード | 未確認 | 39.8万円 | 不明 |
2021/12/22 | サクシード | 未確認 | 1.11万円 | 不明 |
2021/12/21 | ラバブルマーケティンググループ | 550 | 35.85万円 | 651円 |
2021/12/20 | JDSC | 未確認 | 0.01万円 | 不明 |
2021/11/24 | ラストワンマイル | 365 | 8.1万円 | 221円 |
2021/11/9 | 日本調理機 | 未確認 | 0.4万円 | 不明 |
2021/9/29 | プロジェクトカンパニー | 440 | 8.5万円 | 193円 |
2021/9/28 | ROBOT PAYMENT | 615 | 18.65万円 | 303円 |
2021/8/27 | ジェイフロンティア | 490 | -6.3万円 | -128円 |
2021/7/6 | BCC | 570 | 20.5万円 | 359円 |
2021/6/29 | Waqoo | 475 | 4.42万円 | 93円 |
2021/6/24 | HCSホールディングス | 450 | 4.1万円 | 91円 |
2021/6/24 | セレンディップ・ホールディングス | 255 | 5.26万円 | 206円 |
2021/6/23 | アイ・パートナーズフィナンシャル | 未確認 | 67.6万円 | 不明 |
2021/3/25 | ベビーカレンダー | 650 | 52.0万円 | 800円 |
2021/3/24 | Sharing Innovations | 515 | 18.0万円 | 350円 |
2021/2/5 | QDレーザ | 205 | 4.57円 | 233円 |
上場日 | 上場企業 | 当選ポイント数 | 初値売り利益 | 1ポイントの価値 |
2020/12/23 | 交換できるくん | 未確認 | 25.7万円 | 不明 |
2020/12/22 | Kaizen Platform | 未確認 | 0.2万円 | 不明 |
2020/12/17 | かっこ | 570 | 58.7万円 | 1,030円 |
2020/11/27 | クリーマ | 345 | 12.8万円 | 371円 |
2020/11/25 | MITホールディングス | 435 | 29.0万円 | 666円 |
2020/9/24 | まぐまぐ | 360 | 25.9万円 | 719円 |
2020/9/24 | グラフィコ | 425 | 54.7万円 | 1,287円 |
2020/8/25 | インターファクトリー | 385 | 41.2万円 | 1070円 |
2020/7/7 | Branding Engineer | 390 | 24.3万円 | 623円 |
2020/3/31 | Macbee Planet | 300 | 5.18万円 | 173円 |
2020/3/26 | サイバーセキュリティクラウド | 630 | 47.1万円 | 747円 |
2020/3/26 | アディッシュ | 355 | 8.71万円 | 245円 |
上場日 | 上場企業 | 当選ポイント数 | 初値売り利益 | 1ポイントの価値 |
2019/12/18 | BuySell Technologies | 300 | 17.9万円 | 597円 |
2019/10/8 | AI CROSS | 370 | 7.1万円 | 192円 |
2019/6/25 | インフォネット | 390 | 19.4万円 | 497円 |
2019/6/21 | ブランディングテクノロジー | 390 | 30.85万円 | 791円 |
2019/5/30 | バルテス | 300 | 11.6万円 | 387円 |
2019/3/19 | ミンカブ・ジ・インフォノイド | 225 | 3.5万円 | 156円 |
上場日 | 上場企業 | 当選ポイント数 | 初値売り利益 | 1ポイントの価値 |
2018/12/25 | リンク | 400 | 40.4万円 | 1,010円 |
2018/12/12 | ピアラ | 400 | 24.8万円 | 620円 |
2018/10/30 | VALUENEX | 355 | 24.6万円 | 693円 |
2018/9/13 | マリオン | 300 | 14.2万円 | 473円 |
2018/7/26 | エクスモーション | 270 |
16.6万円 | 615円 |
2018/7/25 | GA technologies | 320 |
32.7万円 | 1,022円 |
2018/6/27 | エーアイ | 290 |
25.0万円 | 862円 |
2018/6/22 | ライトアップ | 240 | 9.05万円 | 377円 |
2018/4/27 | エヌリンクス | 260 | 19.7万円 | 758円 |
2018/3/27 | RPAホールディングス | 340 |
107.1万円 | 3,150円 |
上場日 | 上場企業 | 当選ポイント数 | 初値売り利益 | 1ポイントの価値 |
2017/12/19 | みらいワークス | 290 | 42.4万円 | 1,462円 |
2017/12/15 | イオレ | 300 | 32.1万円 | 1,070円 |
2017/7/19 | ディーエムソリューションズ | 270 | 46万円 | 1,704円 |
2017/6/15 | ビーブレイクシステムズ | 300 | 60.3万円 | 2,010円 |
2017/4/25 | アセンテック | 270 | 39.5万円 | 1,463円 |
2017/3/31 | ネットマーケティング | 170 | 4.12万円 | 242円 |
2017/3/28 | No.1 | 200 | 18.9万円 | 945円 |
2017/3/9 | ピーバンドットコム | 130 | 18.8万円 | 1,446円 |
上場日 | 上場企業 | 当選ポイント数 | 初値売り利益 | 1ポイントの価値 |
2016/12/20 | リネットジャパングループ | 190 | 17万円 | 895円 |
2016/12/16 | シンシア | 未確認 | -1.5万円 | 不明 |
2016/12/14 | キャリアインデックス | 未確認 | 0.9万円 | 不明 |
2016/11/29 | エルテス | 250 | 47.2万円 | 1,888円 |
2016/11/18 | フィル・カンパニー | 200 | 26.9万円 | 1,345円 |
2016/10/27 | アイモバイル | 未確認 | -0.9万円 | 不明 |
2016/9/27 | チェンジ | 200 | 17.99万円 | 899円 |
2016/7/21 | デュアルタップ | 150 | 14.1万円 | 940円 |
2016/6/21 | AWSホールディングス | 250 | 58.6万円 | 2,344円 |
2016/4/15 | エディア | 210 | 15.35万円 | 731円 |
2016/3/31 | PRTIMES | 170 | 7.9万円 | 465円 |
2016/3/31 | エボラブルアジア | 110 | 8.7万円 | 791円 |
2016/3/11 | フィット | 100 | -1.49万円 | -149円 |
上場日 | 上場企業 | 当選ポイント数 | 初値売り利益 | 1ポイントの価値 |
2015/12/24 | ソーシャルワイヤー | 170 | 9.11万円 | 535円 |
2015/12/15 | ダブルスタンダード | 200 | 28.2万円 | 1,410円 |
2015/12/3 | インベスターズクラウド | 140 | 17.45万円 | 1,246円 |
2015/11/19 | あんしん保証 | 170 | 42.7万円 | 2,512円 |
2015/3/26 | モバイルファクリー | 120 | 14.02万円 | 1,168円 |
表を見ると、銘柄によって「必要なポイント数」は異なります。IPOの当選株数が少ないときや人気銘柄であるときは、欲しい人が多いため必要なポイント数も多くなっています。
また、年によっても必要なIPOチャレンジポイント数に違いが見られそうです。実際、2015年より2017年以降の銘柄の方が、当選に必要なポイント数の平均が増えているかと思います。
おそらく、ここ最近のIPOの件数が多いことも、必要なポイント数が増えている理由だと考えられます。
なぜなら、全体のIPO件数が多ければ、それだけSBI証券からIPOチャレンジポイントも貯めやすくなりますから。
いつでもIPOチャレンジポイントが使えるよう、毎回SBI証券からIPOの申し込みをして、ポイントを貯めておきましょう。
SBI証券のIPOチャレンジポイントの価値
IPOチャレンジポイントの1ポイントの価値は、(初値売り利益 ÷ 当選ポイント数)で表すことができます。
上の表を見てもわかるように、この1ポイントの価値は、500円~1,000円前後であると考えられます。正直、ポイントを貯めるのにも、けっこう大変です。
しかし、途中で普通にSBI証券からIPOに当選することも考えられます。実際に私は、SBI証券が主幹事のときに当選実績があります。このとき、IPOチャレンジポイントは使用していません。
上の画像は、SBI証券が主幹事証券のときに、「No.1」のIPOに100株当選したときです。このIPOを初値売りして、約19万円の利益を出すことができました。
このように、IPOチャレンジポイントを貯めている途中でIPOに当選することもあります。
私も、SBI証券から500円~1,000円のポイントがもらえていると思い、コツコツとIPO申し込みを頑張っています。
(ご参考)期間限定のキャンペーンで、IPOチャレンジポイントを追加で貯められることもある!
SBI証券でIPOチャレンジポイントを貯めるとき、実は普通に貯める以外にも方法があります。
それは、期間限定のキャンペーンを利用して、追加でIPOチャレンジポイントを貯めることです。
例えば、上の画像にあるように、キャンペーン期間の約1ヶ月でIPOチャレンジポイントを追加で52ポイントも頂きました!
このキャンペーンは、かなり美味しかったので、1ヶ月間で半年分以上のポイントを貯めることができました。
ただし、このように美味しいキャンペーンが毎年あるとは限りません。しかし、何かしらのキャンペーンを利用することで、追加でポイントを貯めることもできるのです。
ここで、キャンペーンの案内がいつくるかは分かりません。しかし、SBI証券からメールが届くようにしたり、毎回IPOに申し込んでいれば、キャンペーン情報を入手することができます。
このように期間限定のキャンペーンも利用して、IPOチャレンジポイントを頑張って貯めていきましょう。
SBI証券のIPOチャレンジポイントはいつ使うべきか? お得なタイミングは?
SBI証券のIPOチャレンジポイントをいつ使うべきか、悩む人も多いと思います。
なぜなら、不人気な銘柄が当選して初値売りで損をするのは嫌ですし、できるだけ少ないポイント数で当選したいですから。
管理人は、IPOチャレンジポイントを使うタイミングとして、SBI証券が主幹事であり、初値が高くなりそうな銘柄のときが良いと考えています。
なぜなら、主幹事のときは、IPOの当選本数が多くなるので、「必要なポイント数」も少なくなるはずです。
逆に、当選本数が少ないときは、IPO株の取り合いになり、「必要なポイント数」も高くなってしまうと思います。
SBI証券が主幹事で、初値が高くなりそうな銘柄にIPOチャレンジポイントを使い、「1ポイントの価値」をなるべく上げるようにしましょう。
まとめ
このページでは、「SBI証券のIPOチャレンジポイントの貯め方、ボーダー、価値、使うタイミング」について説明しました。もう一度、おさらいをしますと以下のとおりです。
1.IPOチャレンジポイントは、IPOの抽選に参加して落選すると貯まる
2.当選に必要なIPOチャレンジポイント数は目安が300~500後半ポイント。ボーダーは銘柄によって変わる
2.IPOチャレンジポイントの1ポイントの価値は500円~1,000円前後
4.SBI証券が主幹事のとき、初値が高くなりそうな銘柄にIPOチャレンジポイントを使おう
私も、上記の内容を意識して、SBI証券からIPO投資を積極的に行っています。IPOチャレンジポイントの理解の参考になったら幸いです。
また、当サイトでは、SBI証券以外にも、IPOにおすすめな証券会社をまとめていますので、良ければ参考にしてください。