特に初心者の方は、IPOを買うために、どの証券会社を使うべきかがよく分からないかと思います。
IPO投資は、証券会社からIPOを抽選で買い、初値がついたらすぐに売ると勝率が高いのです。
しかし、IPOは人気があるため、買うときに抽選になり、当選しにくいという問題点もあります。
ここで、なんとなく、IPOには、野村證券かSBI証券が良いことを知っている人も多いはずです。しかし、どちらを使うべきかを迷っている人もいるのではないでしょうか?
管理人は、ネット配分が多い「SBI証券」の方が野村證券より、IPO当選に近いと考えています。実際に、管理人はSBI証券からIPO当選実績があります。
そこでこのページでは、野村證券よりSBI証券を使うべき理由をもう少し詳しくお伝えします。
目次
野村證券より、IPOネット配分の多いSBI証券を優先
管理人は、ネット配分が多い「SBI証券」の方が野村證券より、IPO当選に近いと考えています。
もう少し詳しくお伝えするために、IPO投資でSBI証券、野村證券を使うメリットをそれぞれ説明します。また、どのような人がIPOでSBI証券、野村證券に向いているかもお伝えします。
IPOでSBI証券を使うメリット
表:SBI証券の過去のIPO取扱実績
2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 |
86件 | 87件 | 76件 | 82件 | 65件 | 44件 | 38件 |
メリット①:SBI証券は、IPO取扱実績、ネット配分が多い
IPOでSBI証券を使うメリットは、なんと言ってもIPOの取扱実績が多いことです。
上の表は、SBI証券のIPO取扱実績です。SBI証券は、IPO取扱実績がネット証券でNO1です。また、SBI証券は、主幹事証券を務めることも多いですので、IPOの当選本数が多いのです。
具体的に、IPOは主幹事証券会社に約8割~9割ほど割当られます。つまり、IPO当選本数が多いため、主幹事証券会社からIPOに申し込むことは当選の近道と言えます。
しかも、ネット配分が50%なので、主幹事のときは特にIPO当選本数が多くなります。
ネット配分50%の内訳は、約7割が申込株数に応じた抽選方式です。そのため、資金が多い人ほど申込株数が増えるため当選に有利と言えます。
また、ネット配分の約3割がIPOチャレンジポイントを利用した当選方法です。
メリット②:IPOに落選しても、IPOチャレンジポイントが貯まる
SBI証券は、IPOの抽選に外れても「IPOチャレンジポイント」が貯まります。SBI証券は、IPOチャレンジポイントを利用した当選枠があります。IPOチャレンジポイントは、150~300後半ポイントあれば、IPO当選も見えてきます。
この「IPOチャレンジポイント」を利用した当選方式は、SBI証券にしかありません。
ここで、そんなにポイントを貯めないといけないのかと、がっかりした人もいるかもしれません。しかし、IPOチャレンジポイントの「1ポイントの価値」がわかると、また頑張れるかと思います。
1ポイントの価値とは、(初値売り利益÷当選に必要なポイント数)で表すことができます。つまり、IPOチャレンジポイントの1ポイントの価値は、500円~2,000円ほどはあるのです。
このことを、以前までSBI証券でIPO投資をやっていた知り合いに話をしたら、めっちゃ喜ばれました。このとき、意外とIPOチャレンジポイントの価値を知らない人もいるんだなと思いました。
IPOで野村證券を使うメリット
表:野村證券の過去のIPO取扱実績
2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 |
37件 | 38件 | 31件 | 44件 | 49件 | 35件 | 23件 |
IPOで野村證券を使うメリットは、IPOの取扱実績がやや多いことです。
上の表は、野村證券のIPO取扱実績です。また、野村證券は、主幹事証券を務めることも多いですので、IPOの当選本数が多いのです。
野村證券のIPOの抽選方法は、ネット配分が10%で公平に当選者が決められます。残りの90%のIPOは、お金持ちのお得意様に配分されてしまいます。
ただし、野村證券だと、売れ残った不人気なIPO銘柄がネットで多く配分されるようです。たしかに、お得意様が買ってくれなかったら、ネットで売りさばくしか方法がないのです。
そのため、事前にIPO銘柄の初値予想や評判を調べておきましょう。そうすれば、損をしそうなIPOをネットで申し込まなくて済みますから。
IPOでSBI証券が向いている人
管理人のように、主にネットで申し込む人は、SBI証券からIPOに申し込むのが向いています。
なぜなら、SBI証券ではIPOがネットに50%配分されるからです。野村證券のような店舗型証券では、IPOのネット配分は10%しかありません。
IPOで野村證券が向いている人
野村證券は、店舗型の証券会社ですので、お金持ちでお得意様になれる人の方がIPOでは有利です。ただし、ネット配分がないわけではありません。
ここで、店舗型証券が主幹事になるときは、ネット申し込みでも、IPOの割当がネット証券より多くなります。
例えば、IPOの当選本数が10,000本だとし、主幹事に9割割り当てられたとします。このとき、ネット配分10%ですので、900本がネット申し込みの人に分配されます。
一方、ネット証券だと当選本数の2%くらいしか割り当てられません。つまり、ネット配分が50%だとしても、100本しか当選本数がないのです。
このように考えると、店舗型証券でも主幹事のときは、ネット申し込みでも、IPO当選本数がネット証券より多くなるのです。
そして、店舗型証券の方が、主幹事になる機会が多いのです。そうなると、店舗型証券のネット申し込みも、無視はできないのです。また、主幹事実績については、野村證券の方がSBI証券より多くなります。
まとめ
このように、IPOの証券会社選びには、IPOの抽選方法やネット配分も重要となります。そのため、野村證券より、ネット配分の多い「SBI証券」をおすすめしているのです。
実際、野村證券は、ネット配分に10%しかIPOを回しません。一方、SBI証券は、ネット配分が50%です。
そのため、ネット申し込みであれば、IPO当選本数が多くなるSBI証券の方が、野村證券より当選に有利なのです。
管理人のIPO当選実績から考える証券会社選び
IPO取扱実績、IPO抽選方法やネット配分の結果、SBI証券の方がIPOでは重宝するとお伝えしました。
実際に、管理人は、SBI証券からIPO当選実績があります。
上の画像は、SBI証券が主幹事証券のときに、「No.1」のIPOに100株当選したときです。このIPOを初値売りして、約19万円の利益を出すことができました。
このように管理人は、野村證券よりSBI証券の方がIPO当選に近いと考えています。
もし、まだSBI証券の口座を持っていないなら、早めの口座開設をおすすめします。証券口座は、公式サイトから開設できます。