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初心者のためにIPO株投資の知識の提供。早稲田大学大学院ファイナンス研究科を卒業の管理人が執筆、公認会計士が監修のサイト。

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毎月分配型ファンドをおすすめしない3つの理由

毎月分配型ファンドをおすすめしない3つの理由

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あなたは、毎月分配型ファンドは高リスクであり、実は儲からない金融商品であることをご存知でしょうか?

毎月分配型ファンドは、分配金が毎月安定的に発生する投資信託の一種です。このファンドは、高利回りに加えて、毎月安定して分配金がもらえるため、個人投資家に大変人気な商品です。

特に、リタイア世代には、年金以外で毎月収入が入るのが魅力的なようであり、根強い人気があります。

しかし、管理人は、毎月分配型ファンドをおすすめしません。なぜなら、このファンドを運用しても、実際は損をしている可能性が高く、この金融商品は金融庁からも問題視されたこともあるからです。

これは、経済新聞を読んでいない主婦などの方には、あまり知られていないことかと思います。

そこで、管理人は、毎月分配型のファンドに投資をするより、IPO投資をすることをおすすめします。

IPO投資とは、証券会社からIPOを抽選で取得して、初値がついたらすぐに売ることです。

詳しくはページの後の方に書きますが、毎月分配型ファンドの投資信託より、IPO投資の方が高い年間利回りが期待できます。

一方、毎月分配型ファンドのデメリットを知らない人も多いはずです。

そこでこのページでは、毎月分配型ファンドをおすすめしない3つの理由をお伝えします。

目次

  • 1 1.元本を取り崩して分配金を支払っているため
  • 2 2.高利回りのように見えるが、高リスクのため
  • 3 3.複利による運用ができないため
  • 4 まとめ

1.元本を取り崩して分配金を支払っているため

毎月分配型ファンドの多くは、損失が出ていても元本を取り崩して分配金を支払っているのです。

特に、海外資産(株、債券、通貨)による高利回りの毎月分配型ファンドほど、このような傾向にあります。

一般的に、分配金は運用益が出たときに支払われるものです。そのため、運用益が出ていないときは、分配金を支払わないのが普通です。

しかし、毎月分配型のファンドは、毎月分配金を出すことを優先しているため、元本を取り崩してでも分配金を支払うのです。

これは「タコ足配当」と呼ばれています。お腹がすいたタコは自分の足を食べることから、このように呼ばれるようになったそうです。

これでは、資産が増えているとは言えませんので、投資をする意味がありません。しかも、運用成果に関係なく運用管理コスト(信託報酬)が支払われるため、実質的に損をしているのです。

ここで、金融機関は、手数料ビジネスをしているので、顧客が得をしようが損をしようが関係ないのです。

さらに、このファンドは、金融機関が手数料を多く稼ぐために、分配金の高いファンドへ乗り換えさせる「回転売買」が金融庁から問題視されたこともあります。

つまり、「もっと利回りが期待できるファンドがあります」とか「もっと分配金が高いファンドがあります」と言って新たな商品を勧誘するのです。

このように、金融庁からも見ても、毎月分配型ファンドは、顧客よりの金融商品ではありません。そのため、管理人は、このファンドをおすすめしないのです。

2.高利回りのように見えるが、高リスクのため

毎月分配型ファンドは、高利回りのように見えますが、実は高リスクの金融商品です。

なぜなら、商品設計が複雑であり、リスクについて考えなければならないことがたくさんあるからです。

例えば、海外資産(株、債券、通貨)による毎月分配型ファンドを買うとき、以下の項目について他人にわかりやすく5分以上の説明がでれば問題ありません。

□デリバティブ(金融派生商品)とは何かを説明できる

□どのようにヘッジがされているかを理解するため、オプションの組み込まれ方やモデルとしている式の理解がある

□海外資産(株、債券、通貨)に投資をするとき、買い時と売り時を把握している

□投資のタイミングを逃さないために、為替リスク、政治リスク、その国がメインとしている産業についての理解がある

□世界経済を把握するために、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策についての理解があり、直近でどのような投資環境になるかを予想できる

これらの項目のうち、最低3つ以上のチェックが入らない場合、リスクとリターンを把握しているとは言えませんので、購入は思いとどまってください。

正直、残念ながら、個人投資家の多くはこのようなことを正しく理解しているとは思えません。

もちろん、業界人の集う社会人大学院で金融工学を学んだ管理人も、このような内容を正確に理解していませんので、海外資産による毎月分配型ファンドに投資をしようとは思いません。

ここで、高利回りで人気だから、よくわからないけど買っておこうと言う考えはやめてください。なぜなら、損をする可能性が高いからです。

また、直近で儲かっているから買うと言うのもやめてください、投資環境がいつ頃変わるか分からないと、売り時を逃して損をしてしまいます。

つまり、よくわからない商品に投資をしていた場合、何か変化が起きたとき、反応をするべきかそれとも静観をするべきかの判断がつかないのです。

また、基本的に、リスクとリターンは表裏一体だと考えてください。つまり、高利回りを狙えば、取るべきリスクも高くなります。

例外として、管理人がおすすめするIPO投資であれば、ローリスク・ハイリターンの投資になります。ただし、IPOは人気であるため、抽選に当たらなければ買うことができません。

IPOに興味がある場合、以下のページを参考にしてください。

株初心者でも簡単! IPO(新規公開株)投資のやり方を解説!

このように、毎月分配型ファンドは、高利回りのように見えますが、実は高リスクの金融商品ですので、おすすめしません。

3.複利による運用ができないため

毎月分配型ファンドでは、複利による運用ができません。なぜなら、分配金を毎月ファンドから吐き出しているためです。

複利とは、元本と利息の合計に対して利息がつくことです。一方、元本のみに対して利息がつくことを単利と言います。

ここで、投資をするときには、資産の増えるスピードが速い複利による運用が有利です。

以下に、元本100万円で年利3%で運用した場合の単利と複利の比較をグラフに表しています。

単利、複利の計算式は以下のとおりです。

・単利の計算式:元本 × 年利 × 年数 +元本 = 単利の資産

・複利の計算式:元本 × (1+年利) ^ 年数 = 複利の資産

このとき、単利のグラフは線形であり、資産の増え方はあまり速くないことがわかります。

一方、複利のグラフは指数関数であり、資産の増えるスピードが速いことが分かります。複利運用の特徴は、資産が雪だるま式に増えることです。

つまり、40年後には、単利と複利で100万円以上の差がついていることがグラフからわかります。

さらに、年利が大きく、投資期間が長くなるほど、単利と複利の運用の差は大きくなります

このように、中長期に投資をするなら複利による運用が有利なのです。しかし、毎月分配型ファンドでは、毎月分配金を吐き出していて複利による運用ができませんので、おすすめしません。

まとめ

このページでは、毎月分配型ファンドをおすすめしない3つの理由をお伝えしました。もう一度、おさらいをしますと以下のとおりです。

1.元本を取り崩して分配金を支払っているため

2.高利回りのように見えるが、高リスクのため

3.複利による運用ができないため

このページを読んで、毎月分配型ファンドを買おうか迷っていた方が思いとどまってくれたら幸いです。

正直、毎月分配型ファンドの投資信託より、IPO投資の方が明らかに年間利回りが良いと感じています。

実際、私も、IPO投資は積極的に行っていて、1年も経たないうちに約15万円の利益をあげることができました。

ふつうにやっていたら、こんなにIPOには当選しません。IPO当選には、証券会社選びが重要です↓

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