初心者のIPO株投資のはじめ方
  • スマホメニュー
    • トップページ
    • 初心者へ
    • IPOネット証券会社ランキング【2023年版】
    • IPO抽選ルール
    • IPO申込方法
    • IPO当選実績
    • 運営者情報

初心者のIPO株投資のはじめ方

初心者のためにIPO株投資の知識の提供。早稲田大学大学院ファイナンス研究科を卒業の管理人が執筆、公認会計士が監修のサイト。

  • トップページ
  • 初心者へ
  • IPOネット証券会社ランキング【2023年版】
  • IPO抽選ルール
  • IPO申込方法
  • IPO当選実績
  • 運営者情報
トップページ
>
IPOのやり方
>
IPOとPOの違いは? POはIPOのように儲からない

IPOとPOの違いは? POはIPOのように儲からない

いいね! 0 はてブ 0 ツイート LINE

あなたは、IPO(新規公開株)とPO(公募・売出)の違いをご存知でしょうか?

【用語の説明】

・IPO(Initial Public Offering)とは

企業が株式市場に新規に上場すること。投資家は、上場した株を自由に売買できるようになります。上場するときに新しく株式市場に売り出される株を「新規公開株」と言います。

・PO(Public Offering)とは

株式市場に既に上場してい会社が株を「公募・売出」こと。

公募とは、公募増資のことです。新しく株を発行して投資家から資金を広く募ることを言います。

売出とは、既存株主が株を売るために、その株を買ってくれる人を募集することです。

IPOとPOは、どちらも企業が資金調達をするために行うことです。一方、これから新しく上場するのか既に上場しているのかの違いがあります。

ここで、IPOが儲かるので、POも儲かるのではないかと考えるかもしれません。

なぜなら、IPOとPOは、どちらもディスカウント(割安)の状態で、株を買うことができるからです。

しかし、初値売り利益で考えると、両者は全くの別物です。

そこでこのページでは、「IPOとPOの違いを述べ、なぜPOが儲からないか?」をお伝えします。

目次

  • 1 IPOとPOの違いを4つ解説!
    • 1.1 1.話題性、投資家の期待
    • 1.2 2.ディスカウント(割安さ)
    • 1.3 3.企業の資金調達の目的
    • 1.4 4.既存の投資家の売出
  • 2 まとめ

IPOとPOの違いを4つ解説!

IPOとPOの違いを、次の4つの項目を比較してお伝えします。

  1. 話題性、投資家の期待
  2. ディスカウント(割安さ)
  3. 企業の資金調達の目的
  4. 既存の投資家の売出

では、以下、順番に見ていきましょう。

1.話題性、投資家の期待

IPOは新しく上場する企業なので、話題性や投資家の期待があります。そのため、上場時に高い初値をつけることがよくあります。

一方、POは既に上場している企業なので、多くの投資家がその企業の実力を知っているのです。そのため、あまり話題性はなく、そこまで大きな期待もしていません。

このような理由から、IPOを買って初値で売ると儲かりやすいのです。しかし、POを買っても、IPOのように株価が上がりませんので、儲からないのです。

2.ディスカウント(割安さ)

IPOとPOは、買うときにディスカウント(割安さ)があります。

しかし、その割安さがだいぶ異なるのです。

IPOに関して、買うときの公募価格が割安になることを専門用語で「IPOディスカウント」と言います。

このIPOディスカウントは、数十%はあると思います。なぜなら、売るときの初値が公募価格の2倍、3倍になることもあるからです。

一方、POのディスカウントは、せいぜい3~5%程度です。そのため、POを買って、すぐに売るときの価格が2倍、3倍になることはありえません。

このように、両者ともディスカウント(割安さ)はあるのですが、その度合いがかなり異なるのです。

3.企業の資金調達の目的

新しく上場するとき、成長するために資金調達をするのがIPOです。

一方、既に上場していて、公募増資のために資金調達をするのがPOです。

一般的に、上場している企業がお金を使うときは、内部留保(社内留保)を使うでしょう。内部留保とは、企業の貯金のようなお金です。なぜなら、その方が資金を用意するときの手間暇や費用などのコストをかけなくて済むからです。

このとき、なぜ、内部留保を使えないのかを考えると、もしかしたらあまり業績が良くないからかもしれません。

もちろん、儲かる案件があって、企業に大金が必要な場合も考えられます。しかし、実際には資金がどのように使われるのか分かりにくいのです。

このように、企業の資金調達の目的がIPOとPOでは異なります。POで資金調達をして、企業が儲けて株価を上げられるかは疑問なところです。

4.既存の投資家の売出

IPOでも既存の投資家が株を売り出すことはありますが、たいていロックアップ契約があるので、すぐに売りに出せないのです。

ロックアップ契約とは、株式上場後の一定期間、既存株主が株式を売らないことで、株価が急激に下がらないようにするために結ばれます。

一方、株を売り出すことが目的なので、POにはロックアップのような契約がありません。

ここで、これから株価が上がると思うなら、既存投資家は株をすぐに売りに出したいとは思わないはずです。株を売りに出すのは、利益確定をしたいか、もうあまり株価が上がらないと思うからではないでしょうか?

もちろん、日本郵政のようなPOもありますので一概には言えません。日本郵政の売出は、政府が東日本大震災の復興財源に充てるために、資金がすぐに必要だったと言うことです。本当の理由かどうかは分かりません。

このように、IPOとPOでは既存の投資家が売り出すタイミングや理由が違います。そのため、POを買っても、IPOのように株価が高騰することはないので、儲からないのです。

まとめ

このページでは、「IPOとPOの違いを述べ、なぜPOが儲からないか?」をお伝えしました。もう一度、おさらいをしますと以下のとおりです。

・POは、IPOのように話題性や投資家の期待がないので、買っても儲からない

・POのディスカウント(割安さ)は、せいぜい3~5%程度。IPOディスカウントとはほど遠い

・企業の資金調達の目的を考えると、POは実際の資金の使い道が分かりにくい

・POは、既存投資家が頃合いを見計らって株を売りに出しているので、買っても株価が上がりにくい

このページを読んで、「IPOとPOの違い、POはIPOのように儲からない」の参考になったら幸いです。やはり、投資でリターンを出していくには、IPOがおすすめと言えます。

実際に管理人も、2017年だけでもIPOに2回当選していて、合計28万円以上の利益を得ています。

上の画像は、SBI証券から「No.1」のIPOに100株、大和証券からネット申込で「オプトラン」のIPOに100株当選したときです。

たしかに、IPOにはなかなか当たらないのですが、当選したときの利益は大きくなります。

ここで、IPOに当選のコツは、やはり「落選してもめげずに新しいIPOに申し込み続けること」と「IPOの当選が期待できる証券会社選び」が重要です。

当サイトでは、IPOに必須な証券会社を紹介していますので、良ければ参考にしてください。

ふつうにやっていたら、こんなにIPOには当選しません。IPO当選には、証券会社選びが重要です↓

IPOにおすすめネット証券会社比較【2023年版】

IPO証券会社比較

 

  • IPOにおすすめネット証券会社比較【2023年版】

IPO初心者の方へ

  • 株初心者でも簡単! IPO(新規公開株)投資のやり方を解説!
  • IPOは本当に儲かるのか? IPOのリターン、リスクと対策を解説!
  • 初心者へ IPOの買い方と売り方をSBI証券を例に説明!
  • IPOで儲かる、損する銘柄の特徴は? 目論見書の見方を5つ解説!
  • IPO申し込み時に前受金(事前入金)が不要0円な証券会社はどこか?
  • IPO当選のコツは? IPOの当選確率を数倍上げる4つの方法
  • IPOにおすすめネット証券会社比較【2023年版】

IPO申込の前受金が不要な証券会社

  • 岡三オンラインのIPO抽選ルール

 

  • DMM株のIPO抽選ルール

 

  • 松井証券のIPO抽選ルール

 

 

  • SBIネオトレード証券のIPO抽選ルール

Copyright(c) 2023 初心者のIPO株投資のはじめ方 All Right Reserved.

©初心者のIPO株投資のはじめ方