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初心者のためにIPO株投資の知識の提供。早稲田大学大学院ファイナンス研究科を卒業の管理人が執筆、公認会計士が監修のサイト。

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IPOで儲かる、損する株式市場は? 儲けが大きい新興市場を狙え!

IPOで儲かる、損する株式市場は? 儲けが大きい新興市場を狙え!

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あなたは、IPOで儲かる株式市場、損する株式市場があることをご存知でしょうか?

IPO(Initial Public Offering)とは、企業が株式市場に新規に上場することです。投資家は、上場した株を自由に売買できるようになります。上場するときに新しく株式市場に売り出される株を「新規公開株」といいます。

IPO投資とは、証券会社からIPOを抽選で取得して、初値がついたらすぐに売る方法です。

株式市場とは、株式の売買をするところです。株式の取引は、主に各地の証券取引所を通じて行われています。日本の代表的な証券取引所は、東京証券取引所(東証)が挙げられます。

ここで、東証にも種類があり、東証1部、東証2部、マザーズ、ジャスダックと各市場によってそれぞれ特徴が異なります。

このとき、上場する株式市場の違いで、IPO投資の利益の出しやすさが変わることをご存知でしょうか?

実際、IPO投資をする上で、利益を出しやすい株式市場は存在します。逆に、そうでない市場を選んでしまうと高い確率で損をしてしまいます。

そこでこのページでは、各株式市場の特徴とIPOを狙うならどの株式市場が良いかを説明します。

目次

東証1部、東証2部、マザーズ、ジャスダックの特徴

日本の代表的な株式市場である東証には、東証1部、東証2部、マザーズ、ジャスダックがあります。各市場によってそれぞれ特徴が異なります。

もしかしたら、主婦の方だとあまり馴染みのない名前かもしれません。しかし、スーパーで買える調味料などを作っている「キッコーマン」や「味の素」などの会社も、これらの市場に上場しているのです。

東証1部

東証1部は、日本の株式市場の中で最も信頼性が高く、日本を代表する優良企業が多数在籍しています。

この市場の信頼性が高い理由は、上場するための審査基準が非常に厳しいからです。この市場に上場すると、社会的な知名度と信用力が大きく獲得できます。

そのため、東証1部に上場することを1つのゴールとしている企業もあります。

例えば、アメブロ運営やインターネット広告代理店事業などを行う「サイバーエージェント」は、2000年にマザーズ市場に上場し、2014年に東証1部へ市場変更をしています。

同社のプレスリリースによると、市場変更の理由を「事業規模の拡大に合わせ、投資家の裾野を広げるため」としています。また、「今後も、企業価値および社会的信用力の向上に努めてまいります」とも発表しています。

このように、東証1部へ上場することは、企業の1つのゴールであり、従業員にとっても誇らしいことだと言えます。

東証2部

東証2部は、将来的に東証1部に上場する企業も在籍しており、スポーツで言うと2軍のような存在です。

古くからある手堅い事業を展開している企業が多い印象です。

マザーズ、ジャスダック

マザーズやジャスダックは新興市場です。将来的に新しい分野で活躍が期待されるベンチャー企業や中小企業が多く在籍しています。

新興市場に上場する企業は、企業の規模は小さいですが、今後の成長が期待されています。

IPOを狙うならどの株式市場が良いか?

IPOを狙うならどの株式市場が良いかが気になる所だと思います。

私は、各株式市場によって、初値売り利益に違いが見られるのかを気になったので調べてみました。初値売り利益とは、売るときの「初値」から買うときの「公募価格」を引いた分です。

以下の画像は、2016年7月に上場した無料対話アプリを運営する「LINE」を始点にして遡り、過去1年間のIPO投資の全成績をまとめています。これは、ヤフーファイナンスからデータを取得しており、売買単位は1単位100株のときです。結果、IPO投資の全株式市場の成績は、88戦73勝13敗2分となりました。

マザース、ジャスダック

市場別に見ると、マザーズへの上場数が最も多く、「初値売り利益平均」、「初値売り利益最大」や「勝率」が高いことがわかります。そして、次に「初値売り利益平均」が高い市場は、ジャスダックであることがわかります。

これらの市場の「初値売り利益平均」が高い理由は、今後の成長が期待されているベンチャー企業などが多いからだと考えられます。

また、新興市場に上場する銘柄は、まだ企業の規模が小さく、IPOの当選株数は少ないです。結果、投資家が集中して初値が高くなりやすいのです。

東証2部

東証2部は、「初値売り利益平均」はあまり高くありませんが、「勝率」がやや高い市場と言えます。

東証2部に上場する銘柄の多くは、古くからある手堅い事業を展開しています。また、買うときの「公募価格」が小さいため、多くの投資家が買うことができます。

結果、売れ残りが少なくて公募割れをしにくいと考えられます。初値が公募価格を下回ることを専門用語で「公募割れ」と言います。

東証1部

意外だったのは、東証1部への上場です。全市場で最も「勝率」が低く、「初値売り利益最小」が-52,00円となり最大損失額が最も高くなりました。

この市場の勝率が低い理由は、買うときの「公募価格」が高く、IPOの当選株数が多いために、売れ残りやすいからだと思います。

つまり、当選株数が多いと、抽選に外れた投資家の買いが少ないために、初値が大きく上昇しにくいのではないでしょうか?

その他

最後に、「その他」の市場の結果を画像には載せていますが、上場数が極端に少ないため、あまり気にしなくて良いでしょう。市場への上場数が1年間に1件とかでは、IPOを狙うのはかなり難しいからです。

結論

このようにデータに基づき考えると、やはりマザーズやジャスダックなどの新興市場に上場する銘柄を積極的に狙うのが良いと思われます。

そして、東証2部に関しては、大きな初値はあまり狙えませんが、負けにくい市場であると言えます。

一方、東証1部へ上場する場合、損をしないためにも、銘柄選びを少し慎重に行う必要がありそうです。

もちろん、「LINE」のように初値売りで利益を出せる銘柄もありますが、そうでない銘柄も多いのが事実です。個別に銘柄の分析を詳しくする必要がありそうです。

まとめ

このページでは、各株式市場の特徴とIPOを狙うならどの株式市場が良いかを説明しました。もう一度、おさらいをしますと以下のとおりです。

・株式市場にも種類があり、各市場によって特徴が異なる。東証1部、東証2部は大企業が多く、マザーズ、ジャスダックはベンチャー企業などが多い。

・IPOを狙うなら、成長が期待できるマザーズやジャスダックなどの新興市場に上場する銘柄を狙うべき

私も、上記の内容を意識してIPO投資を行っています。各株式市場の理解とIPOを狙うべき市場の参考になったら幸いです。

実際に、「どのようなIPO銘柄に申し込めば良いのか?」を知りたい人も多いと思います。

当サイトの以下のページに、「IPOで儲かる、損する銘柄の特徴は? 目論見書の見方を5つ解説!」のページに移動できるようになっていますので、良ければ参考にしてください。

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