【東海東京証券のIPO抽選のポイント!】
・IPO取扱実績は、やや少ない
・IPOが2,000単位以上のとき、ネット配分が10%(1人1票)
・IPOが2,000単位未満のとき、「個人優遇ステージ」が適応され、お得意様にIPOを優先配分
つまり、東海東京証券が平幹事のときは、ネットからIPOに申し込んでもあまり意味がないと言えます。なぜなら、平幹事のときは、IPOは2,000単位未満になり、お得意様に優先配分されるからです。
一方、東海東京証券が主幹事のときは、ネット申込でもIPO当選のチャンスがあるかと思います。
東海東京証券からネット申込でIPOに当選するコツは、IPO割当の多い主幹事のときに必ず申し込むことです。
東海東京証券以外にも、当サイトではネットから申し込める「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。
表:東海東京証券のIPO情報まとめ
2022年IPO取扱実績 | 25社 (27%) |
口座数 | 31万人 |
ネット配分(抽選方法) | 10%(1人1票など) |
NISA | 〇 |
未成年 | × |
ジュニアNISA | × |
目次
東海東京証券のIPO取扱実績
表:東海東京証券の過去のIPO取扱実績
2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 |
25件 | 31件 | 16件 | 27件 | 20件 | 11件 | 15件 |
東海東京証券は、IPOの取り扱いはそこまで多くはありません。しかし、IPO割当の多い主幹事になることがたまにあります。
東海東京証券での管理人のIPO当選実績(1回)
表:東海東京証券での管理人のIPO当選実績
上場日 | 2018年12月 |
企業名 | ソフトバンク |
公募価格 | 1,500円 |
初値 | 1,463円 |
初値売り利益 | 0円=辞退 |
当選したとき | 副幹事 |
東海東京証券のIPOの手数料は数千円かかる
表:東海東京証券でIPOを売るときの手数料
約定金額 | 売買手数料(税込) |
10万円まで | 1,650円 |
20万円まで | 1,650円 |
30万円まで | 1,897円 |
50万円まで | 1,897円 |
100万円まで | 3,795円 |
東海東京証券からIPOを買うときは、手数料が0円です。一方、IPOを売るときは、株の売買手数料(税込)がかかります。
東海東京証券「かんたんダイレクトサービス」の株の売買手数料(税込)は、約定金額ごとに見ると表のとおりです。かんたんダイレクトサービスとは、オンライントレード専門の証券口座です。
つまり、東海東京証券「かんたんダイレクトサービス」のIPOの手数料は、売るときに数千円はかかります。
これは、安い手数料とは言い難いです。しかし、IPO投資で数万円から数十万円の儲けが期待できることを考えると、数千円の手数料がかかることは、そこまで気にしなくて良いのです。
東海東京証券は、ネット銀行で資金移動ができる
表:東海東京証券で即時入金が使えるネット銀行
提携ネット銀行 | 即時入金 |
ゆうちょ | 〇 |
三菱UFJ | 〇 |
三井住友 | 〇 |
みずほ | × |
りそな | × |
PayPay | × |
楽天 | × |
住信SBIネット | × |
セブン | × |
多くのIPOに申し込むために、資金移動の機会が増えますので、ネット銀行があると便利です。
上の表に、東海東京証券で「振込手数料無料の即時入金サービス」が使えるネット銀行を載せています。管理人は、多くの証券会社で使えるので、ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」をよく使っています。
東海東京証券の「個人優遇ステージ」のIPO抽選とは?
東海東京証券の公式サイトによると、上の画像にあるように、個人の客にはステージがあるようです。
つまり、IPOの当選本数が2,000本未満のときは、このような上位のステージにいる客にIPOが優先配分されるのです。
残念ながら、私のようにネット申込の庶民だと、相手にされないのです。そのため、東海東京証券は、IPOで穴場な証券会社とは言いづらいです。
当サイト内の「IPOに穴場なネット証券」に、ネットからIPOに申し込める穴場な証券会社も載せていますので、良ければ参考にしてください。
東海東京証券は、IPOの資金をいつまでに入金すれば良いのか?
東海東京証券では、IPOに申し込むために、ブックビルディング(需要申告)時に資金が必要です。
つまり、買付余力がないとIPOに申し込むことができませんので、ネット銀行などを利用して資金を入れておく必要があります。
東海東京証券は、IPO抽選時に資金拘束される
東海東京証券は、IPOの抽選時に資金拘束がされます。ここでの資金拘束とは、買付余力から資金が差し引かれることです。
そのため、抽選日が同じの場合、複数のIPOの抽選を受けるためには、それぞれ資金が必要になります。
例えば、IPO銘柄A30万円とIPO銘柄B25万円が同じ抽選日のとき、両方の抽選を受けるには55万円の資金が必要となります。
一方、抽選日がズレていれば、少ない資金でも複数の抽選を受けることが可能です。
このように、東海東京証券では、抽選時に資金拘束がされます。そのため、IPOの募集が集中していて、使える資金が限られていると、抽選機会を増やすのがやや難しいです。
また、抽選日の翌日にならないと、出金ができない点にも注意が必要です。
東海東京証券は、IPO当選後にキャンセルができ、ペナルティもない
東海東京証券は、IPOの当選後にキャンセルができ、ペナルティもありません。
つまり、IPOに当選したとき、微妙なIPO銘柄の購入キャンセルをすることができます。
しかし、ペナルティがないからと言って闇雲にIPOに申し込むことはオススメしません。なぜなら、初値が上がらなそうな微妙な銘柄でも、当選したら欲しくなってしまうからです。
事前に銘柄分析をある程度は行ってから、IPOに申し込むようにしましょう。
東海東京証券からIPOが複数当選することはあるのか?
IPOの申し込み株数を100株ではなく、数百株で申し込むとIPOが複数当選するのか気になる人も多いと思います。
しかし、東海東京証券では、ネットからのIPO申し込み株数を増やしても、人気銘柄だと複数当選は難しいかと思います。なぜなら、IPO当選本数よりIPO申込者の方が多いからです。
一方、不人気銘柄だと、複数当選もあるそうです。
ここで、例外となるときを考えると、IPOの配分が多いときは、人気銘柄からも複数当選の可能性があるかもしれません。
例えば、東海東京証券が主幹事のときは、もしかしたら複数当選することがあるかもしれません。このときは、多めにIPOの申し込みをしたら、良いことが起きるかもしれません。
このように、東海東京証券のネット申込だと、人気なIPOが複数当選するのは難しいと思いますので、IPOの申し込みは「100株」だけで十分です。
東海東京証券からIPOは補欠当選するのか?
東海東京証券からIPOが補欠当選するのか気になる人も多いと思います。
ここで、東海東京証券の公式サイトによれば、IPOの補欠当選はあるようです。
そのため、東海東京証券からIPOが補欠当選したら、良い銘柄なら購入申込をして、イマイチな銘柄なら辞退をするようにしましょう。
東海東京証券のIPOのメール通知
残念ながら、東海東京証券では、「新規IPOのお知らせ」や「IPOの抽選結果」などのメール通知は、いまのところありません。
これは、人によっては、少し不便に感じるかもしれません。しかし、IPOのスケジュールを管理に慣れると、IPOのメール通知がなくても大丈夫になります。
東海東京証券の口座開設の費用や口座管理料は無料にできる
東海東京証券の口座開設の費用は無料です。
一方、口座管理料は、有料となります。しかし、これは、条件を満たせば無料にすることができます。
上の画像にあるように、「取引報告書等電子交付サービスを登録していること」の条件が、口座管理料を無料にするために、一番楽だと思います。
このように条件を満たしておけば、仮にあまり使わなくなったとしても、口座維持手数料はかからないので心配いりません。
できるだけ多くの証券口座を開設して、IPOの抽選機会を増やしましょう。
また、当サイトでは、東海東京証券以外にも「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。