【高木証券のIPOのポイント】
高木証券は、2017年2月~4月にかけて東海東京フィナンシャル・ホールディングスによってTOB(株式公開買い付け)が行われ、上場廃止になりました。
これは、将来的に東海東京証券と統合されることも考えられます。
そのため、すでに東海東京証券の口座を持っている場合、IPOの抽選機会を増やすために高木証券の口座を今から開設しても、あまり意味がないかもしれません。
管理人も穴場な証券会社として考えていたのですが、今後はどうなるか分かりません。
代わりに、当サイト内の「IPOに穴場なネット証券」に、ネットからIPOに申し込める穴場な証券会社を載せていますので、良ければ参考にしてください。
以下は、過去の内容ですので参考程度に留めておいてください。
高木証券のIPO(新規公開株)の取扱実績は少ないです。
また、高木証券では、ネットからIPOの申し込みができませんので、店頭に赴くか電話から申し込む必要があります。
高木証券のIPOの抽選方法は、公式サイトに明記されていません。しかし、一般的に考えると、抽選配分が10%以上であり、残りの90%以下が裁量配分かと思います。
抽選配分とは、無作為に当選者を選出して、IPOを平等に配分することです。一方、裁量配分とは、証券会社の裁量で優先的に得意客にIPOを配分することです。
総合的に考えると、やはりIPOの割当が少なく、ネットから申し込みができないので、口座開設は後回しでも良いでしょう。
表:高木証券のIPO情報まとめ
2017年IPO取扱実績 | 1社 (1%) |
口座数 | 非公開 |
ネット配分(抽選方法) | なし(抽選配分10%) |
NISA | 〇 |
未成年 | × |
ジュニアNISA | × |
目次
高木証券のIPO取扱実績
表:高木証券の過去のIPO取扱実績
2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 | 2011年 |
1件 | 5件 | 13件 | 3件 | 5件 | 12件 | 8件 |
高木証券は、IPOの取り扱いが少ない方です。
高木証券は、ブックビルディング(需要申告)時に前受金が不要
一般的には、IPOに申し込むときに、事前入金が必要になります。
しかし、高木証券では、IPOに申し込むときの前受金が不要です。つまり、0円でIPOの抽選を受けることができます。
そのため、資金が限られている人でも、高木証券を使えば、IPOの抽選機会を増やすことが可能です。
また、当サイト内の「IPOの申し込み前受金が不要な証券会社」に、前受金がいらない証券会社を他にも載せていますので、良ければ参考にしてください。
高木証券は、ネットからIPOの申し込みができない
高木証券では、ネットからIPOの申し込みができません。そのため、店頭に赴くか電話からIPOに申し込む必要があります。
ここで、営業時間内に電話をする必要がありますので、忙しいサラリーマンの人だと日中に電話をすることが難しいかもしれません。