【むさし証券のIPO抽選のポイント!】
・IPO取扱実績は少なめ
・口座数は少なく、ライバルも少なく穴場
・ネット配分が10%(1人1票)
・IPO申込の事前入金が不要、0円で抽選に参加できる!
むさし証券は、IPOの取り扱いが少なめですが、ライバル数もそこまで多くはないと考えられます。そのため、IPO投資では、押さえておきたい証券会社です。
むさし証券からIPOに当選するコツは、抽選資金が不要なのを利用して、良い銘柄であれば毎回IPO抽選に参加すること、委託幹事のときもIPOに申し込むことです。
むさし証券以外にも、当サイトではネットから申し込める「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。
表:むさし証券のIPO情報まとめ
2022年IPO取扱実績 | 6社 (7%) |
口座数 | 少ない |
ネット配分(抽選方法) | 10%(1人1票) |
NISA | 〇 |
未成年 | × |
ジュニアNISA | × |
目次
むさし証券のIPO取扱実績
表:むさし証券の過去のIPO取扱実績
2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 |
6件 | 16件 | 11件 | 9件 | 12件 | 7件 | 9件 |
むさし証券は、IPOの取扱実績が多い方ではありません。しかし、IPO申し込みの前受金がいらないのは、ありがたいです。管理人のようにIPOの資金が限られている人は、早めに口座を開設しておきましょう。
むさし証券のIPOの手数料は数百円
表:むさし証券でIPOを売るときの手数料
約定金額 | 売買手数料(税込) |
10万円まで | 82円 |
20万円まで | 104円 |
30万円まで | 192円 |
50万円まで | 192円 |
100万円まで | 352円 |
むさし証券からIPOを買うときは、手数料が0円です。一方、IPOを売るときは、株の売買手数料(税込)がかかります。
むさし証券の株の売買手数料(税込)は、約定金額ごとに見ると表のとおりです。
つまり、むさし証券のIPOの手数料は、売るときに数百円しかかかりません。むさし証券は、ネット証券の中でも株の手数料がトップクラスで安いです。
むさし証券は、ネット銀行で資金移動がしやすい
表:むさし証券で即時入金が使えるネット銀行
提携ネット銀行 | 即時入金 |
ゆうちょ | 〇 |
三菱UFJ | 〇 |
三井住友 | 〇 |
みずほ | × |
りそな | 〇 |
PayPay | 〇 |
楽天 | 〇 |
住信SBIネット | 〇 |
セブン | × |
多くのIPOに申し込むために、資金移動の機会が増えますので、ネット銀行があると便利です。
上の表に、むさし証券で「振込手数料無料の即時入金サービス」が使えるネット銀行を載せています。管理人は、多くの証券会社で使えるので、ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」をよく使っています。
むさし証券は、ブックビルディング(需要申告)時に前受金が不要
一般的には、IPOに申し込むときに、事前入金が必要になります。
しかし、むさし証券では、IPOに申し込むときの前受金が不要です。つまり、0円でIPOの抽選を受けることができます。ただし、IPOに当選して購入時には資金がいります。
そのため、資金が限られている人でも、むさし証券を使えば、IPOの抽選機会を増やすことが可能です。
むさし証券は、IPO当選後にキャンセルができ、ペナルティもない
むさし証券は、IPOの当選後にキャンセルができ、ペナルティもありません。
つまり、IPOに当選したとき、微妙なIPO銘柄の購入キャンセルをすることができます。
しかし、ペナルティがないからと言って闇雲にIPOに申し込むことはオススメしません。なぜなら、初値が上がらなそうな微妙な銘柄でも、当選したら欲しくなってしまうからです。
事前に銘柄分析をある程度は行ってから、IPOに申し込むようにしましょう。
むさし証券からIPOが複数当選することはあるのか?
IPOの申し込み株数を100株ではなく、数百株で申し込むとIPOが複数当選するのか気になる人も多いと思います。
しかし、むさし証券では、原則、申し込み株数を増やしても、複数当選することはありません。
なぜなら、上の画像にもあるように、公式サイトに「できるだけ多くのお客様に配分が行われるよう、原則、一のお客様への当選数量は最低売買単位としております」と明記されているからです。
つまり、むさし証券では基本的には、1人1票でIPOの抽選がされ、IPOは1銘柄につき100株しか当選しないのです。
ここで、例外となるときを考えると、IPOの配分が多いときは、複数当選の可能性があるかもしれません。
例えば、むさし証券が主幹事のときは、もしかしたら複数当選することがあるかもしれません。このときは、多めにIPOの申し込みをしたら、良いことが起きるかもしれません。
このように、むさし証券でIPOが複数当選することは原則ありませんので、IPOの申し込みは「100株」だけで十分です。
むさし証券は、IPOの委託幹事になることがある
むさし証券は、ときどきIPOの委託幹事になることがあります。
委託幹事とは、IPO募集要項が書かれた目論見書(もくろみしょ)には記載されていませんが、主幹事証券や幹事証券からIPOの販売を委託された裏幹事のことです。
通常、主幹事や幹事になった証券会社からしかIPOの申し込みはできません。しかし、委託幹事を任された証券会社からもIPOに応募をすることができます。
また、委託幹事は、申し込みライバルが少ないため、IPO当選に有利とも考えられます。
このように、委託幹事は正式に発表されないため、複数の証券会社からIPOの申し込みをするとき、けっこう見落としがちです。
このとき、委託幹事の証券会社からも忘れずにIPOに申し込めば、抽選の機会を増やすことができます。
むさし証券からIPOは補欠当選するのか?
むさし証券からIPOが補欠当選するのか気になる人も多いと思います。
ここで、むさし証券の公式サイトによれば、IPOの補欠当選はあるようです。
そのため、むさし証券からIPOが補欠当選したら、良い銘柄なら購入申込をして、イマイチな銘柄なら辞退をするようにしましょう。
むさし証券のIPOのメール通知
むさし証券では、IPOのメール通知をしてくれる便利なサービスがあります。
むさし証券で新しく取り扱うIPOのお知らせメール
上の画像のように、むさし証券で「IPO・PO取扱銘柄決定通知」の配信設定をしておくと、新しくIPO・POの取り扱いが決まったときにメールで知らせてくれます。
ちなみに、他のIPO情報に関してもメール設定ができますし、おまけに配信時間の指定までできるのはすごいです。管理人は、なんとなくですが配信時間を10時にしておきました。
これらのサービスは大変便利ですので、管理人も重宝しています。
むさし証券のIPO抽選結果のメール
抽選前日の夜になると、上の画像のように、むさし証券からIPOの抽選結果がいつ出るかのお知らせメールが届きます。ブックビルディングに参加した全員に届くので、メール通知の設定は必要ありません。
ただし、メール内だけでは、抽選結果の内容までは分かりません。抽選日以降、むさし証券にログインして、抽選結果の確認をしましょう。
また、IPOに当選・補欠当選したときは、当選者全員にメールが届くようですので、購入申込忘れなどの心配はありません。
むさし証券の口座開設の費用や口座管理料は無料
むさし証券の口座開設の費用、口座管理料はどちらも無料です。仮にあまり使わなくなったとしても、口座維持手数料はかからないので心配いりません。
できるだけ多くの証券口座を開設して、IPOの抽選機会を増やしましょう。むさし証券の口座は、公式サイトから開設できます。
むさし証券以外にも、当サイトではネットから申し込める「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。