【三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO抽選のポイント!】
・IPO主幹事実績や取扱実績がやや多い
・ネット配分は約10%(1人1票)
・IPO当選後のキャンセルで、1ヶ月間のペナルティがある
・同グループの「auカブコム証券(旧カブドットコム証券)」にIPOを委託販売することが多い
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、IPOの取り扱いがやや多く、ライバル数もやや多いです。一方、ネット配分が少ないので、IPOにはなかなか当たりません。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券からネット申込でIPOに当選するコツは、良い銘柄であれば毎回IPOの抽選に参加することです。特に、主幹事のときはIPO当選本数が多くなるのでチャンスです。
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券以外にも、当サイトでは「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。
表:三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO情報まとめ
2021年IPO取扱実績 | 23社 (25%) |
口座数 | 120万人 |
ネット配分(抽選方法) | 10%(1人1票) |
NISA | 〇 |
未成年 | × |
ジュニアNISA | × |
目次
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO取扱実績
表:三菱UFJモルガン・スタンレー証券の過去のIPO取扱実績
2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 |
23件 | 45件 | 19件 | 26件 | 23件 | 29件 | 20件 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、IPOの取扱実績が多い方です。また、割当の多い主幹事を務めることもたまにあります。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOの手数料は数千円かかる
表:三菱UFJモルガン・スタンレー証券でIPOを売るときの手数料
約定金額 | 売買手数料(税抜き) |
10万円まで | 1,650円 |
20万円まで | 1,650円 |
30万円まで | 1,650円 |
50万円まで | 2,145円 |
100万円まで | 3,663円 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券からIPOを買うときは、手数料が0円です。一方、IPOを売るときは、株の売買手数料(税抜き)がかかります。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券「ダイレクト取引コース」の株の売買手数料(税抜き)は、約定金額ごとに見ると表のとおりです。ダイレクト取引コースとは、オンライントレード専門の証券口座です。
つまり、三菱UFJモルガン・スタンレー証券「ダイレクト取引コース」のIPOの手数料は、売るときに数千円はかかります。
これは、安い手数料とは言い難いです。しかし、IPO投資で数万円から数十万円の儲けが期待できることを考えると、数千円の手数料がかかることは、そこまで気にしなくて良いのです。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、ネット銀行で資金移動がしにくい
表:三菱UFJモルガン・スタンレー証券で即時入金が使えるネット銀行
提携ネット銀行 | 即時入金 |
ゆうちょ | × |
三菱UFJ | 〇 |
三井住友 | × |
みずほ | × |
りそな | × |
PayPay | × |
楽天 | × |
住信SBIネット | × |
セブン | × |
多くのIPOに申し込むために、資金移動の機会が増えますので、ネット銀行があると便利です。
上の表に、三菱UFJモルガン・スタンレー証券で「振込手数料無料の即時入金サービス」が使えるネット銀行を載せています。管理人は、多くの証券会社で使えるので、ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」をよく使っています。
しかし、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ゆうちょダイレクトは使えません。そのため、三菱UFJのネット銀行を利用するようにしています。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、IPOの資金をいつまでに入金すれば良いのか?
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、IPOに申し込むために、ブックビルディング(需要申告)時に資金が必要です。
つまり、買付余力がないとIPOに申し込むことができませんので、ネット銀行などを利用して資金を入れておく必要があります。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、IPO申込時に資金拘束される
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、IPO申込時に資金拘束がされ、買付余力から資金が差し引かれます。
上の画像のように、IPOに申し込むと見かけ上は「買付可能額」は減っていません。しかし、他のIPOに申し込もうとすると、資金不足で注文ができません。
このときは、既に仮条件3,000円で100株を「メルカリ」のIPOに申し込んでいるため、買付可能額がないとみなされています。
結果、抽選日がズレていても、「コーア商事ホールディングス」のIPOには、30万円の資金では申し込むことができませんでした。
このように、三菱UFJモルガン・スタンレー証券でIPOに申し込むときは、それぞれ資金が必要になります。
例えば、IPO銘柄A30万円とIPO銘柄B25万円を同じ時期に申し込むとき、両方抽選を受けるためには55万円の資金が必要となります。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、IPO当選後のキャンセルでペナルティがある
【三菱UFJモルガン・スタンレー証券 IPO当選後のキャンセルでペナルティ】
・今後「1ヶ月間」は、IPOの申し込みができない。
・同時期に申し込んでいた他のIPOの抽選も無効になる。
補足ですが、事実上の落選の「次点(補欠当選)」になったときは、購入申込を行なわなかったり取り消したりしても、ペナルティにはなりません。
初値売りで損をしそうなら、ペナルティ覚悟でIPO当選後にキャンセルするべきか?
明らかに初値売りで損をしそうな銘柄に当選をしてしまったとき、管理人ならペナルティ覚悟でキャンセルをすると思います。
なぜなら、今後1ヶ月間でIPOに当選をして、損した分を取り返せる可能性が低いからです。
ただし、12月や3月であれば、IPOが多い時期で当選も考えられますので、ペナルティの方を避けるかもしれません。
まとめると、「どの程度の損が出そうなのか?」や「今後のIPOの予定」を考え、最終的にキャンセルするかどうかを決めると思います。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、IPO抽選結果に「落選」表示が存在しない
一般的な証券会社のIPO抽選結果は、「当選」「補欠当選」「落選」の3つのどれかになります。
しかし、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、「落選」表示が存在しません。つまり、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は「当選」か「次点」のどちらかしかありません。
そのため、「次点」表示が事実上の落選となります。なぜなら、上の画像にあるように、当選者以外は全員が「次点」だからです。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO次点から、繰り上げ当選を狙うべきか?
三菱UFJモルガン・スタンレー証券で次点になったとき、当選者辞退の「繰り上げ当選」を狙うことができます。しかし、管理人はあまり積極的に再抽選には参加していません。
なぜなら、当選者は、ペナルティを覚悟してでも損を回避したいと思うからキャンセルをするからです。一般的に、儲かるようであれば、IPO当選後にキャンセルをしたいとは思いません。
そのようなIPOの再抽選に参加をするのは、初値売りで損をする可能性が高いとも考えられます。
ただし、初値上昇が大きく見込めるIPOでは、当たれば大きな儲けが期待できるので、再抽選に参加するときもあります。
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事のときも、「繰り上げ当選」が通常より期待できますので、再抽選に申し込むべきでしょう。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券からIPOが複数当選することはあるのか?
IPOの申し込み株数を100株ではなく、数百株で申し込むとIPOが複数当選するのか気になる人も多いと思います。
しかし、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、原則、申し込み株数を増やしても、複数当選することはありません。
なぜなら、上の画像にもあるように、公式サイトに「幅広いお客さまへの配分が行われるよう当該抽選による当選数量は原則、一単元としております。」と明記されているからです。
つまり、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では基本的には、1人1票でIPOの抽選がされ、IPOは1銘柄につき100株しか当選しないのです。ただし、一部銘柄では、複数単元株数の当選もあるようです。
ここで、例外となるときを考えると、IPOの配分が多いときは、複数当選の可能性があるかもしれません。
例えば、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事のときは、もしかしたら複数当選することがあるかもしれません。このときは、多めにIPOの申し込みをしたら、良いことが起きるかもしれません。
このように、三菱UFJモルガン・スタンレー証券でIPOが複数当選することは原則ありませんので、IPOの申し込みは「100株」だけで十分です。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPOのメール通知
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、IPO抽選結果のメール通知をしてくれます。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券で新しく取り扱うIPOのお知らせメール
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、「新規IPOのお知らせメール」などのサービスは、いまのところありません。
そのため、管理人は、他の証券会社でIPOを申し込んだ後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券でも取扱中銘柄がないかを確認しています。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券のIPO抽選結果のメール
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、IPOに当選したときにメールで通知してくれるサービスがあります。
ただし、IPOに落選したときはメールが来ません。つまり、IPO当選メールが来なかったら、IPOに落選したことになります。
メール設定は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券にログイン後、「登録情報・手続」→「メールアドレス/通知設定変更」から行えます。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の口座開設の費用や口座管理料は無料
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の口座開設の費用、口座管理料はどちらも無料です。仮にあまり使わなくなったとしても、口座維持手数料はかからないので心配いりません。
できるだけ多くの証券口座を開設して、IPOに申し込む機会を増やしましょう。
また、当サイトでは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券以外にも「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。