あなたは、IPOの抽選結果において、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の「次点」が事実上の落選であることをご存知でしょうか?
一般的な証券会社の場合、IPOの抽選結果が「補欠当選」になったら、もう一度応募をするべきでしょう。
しかし、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の「次点」は事実上の落選であり、応募をしても繰り上げ当選する可能性がとても低いのです。
なぜなら、上の画像にもあるように、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、当選しなかった人は全員「次点」になるからです。
そこでこのページでは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の「次点」が事実上の落選である理由を2つお伝えします。
目次
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、最初のIPO抽選結果に「落選」表示が存在しない
一般的な証券会社のIPO抽選結果は、「当選」「補欠当選」「落選」の3つのどれかになります。
しかし、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、最初のIPO抽選結果で「落選」表示が存在しません。SMBC日興証券についても、同様なことが言えます。
つまり、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は「当選」か「次点」、SMBC日興証券は「当選」か「補欠」のどちらかしかありません。
ここで、一般的な証券会社で「補欠当選」となれば、IPOの繰り上げ当選の期待が持てます。
しかし、三菱UFJモルガン・スタンレー証券で抽選結果が「次点」となった場合は、繰り上げ当選の期待が持てないのです。なぜなら、当選者以外は、全員が「補欠当選」だからです。
そのため、三菱UFJモルガン・スタンレー証券で「次点」になったとき、管理人は落選したと考え、再抽選にはあまり申し込まないようにしています。
ただし、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事のときは、「繰り上げ当選」が通常より期待できますので、補欠申し込みをしています。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、IPO当選後のキャンセルでペナルティがあるため辞退者が少ない
一般的に、IPO当選後にキャンセルができ、辞退のペナルティがない証券会社が多いです。
しかし、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、IPO当選後のキャンセルでペナルティがあります。IPO当選後に辞退をした場合、今後1ヶ月間はIPOの申し込みができなくなります。
これは、IPO当選者のキャンセルが少ない証券会社であることを意味しています。なぜなら、キャンセルをするとペナルティがあるため、安易に辞退ができないからです。
ここで、補欠当選は、当選者が辞退をしないと繰り上げ当選ができません。しかし、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、辞退者が少ない証券会社と考えられますので、より繰り上げ当選の可能性が低いのです。
このような理由からも、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の「次点」は事実上の落選だと考えられます。
当サイトでは、他にも「IPOに必須な証券会社」のIPO抽選ルールを詳しく説明していますので、良ければ参考にしてください。
(補足)キャンセルのペナルティがある証券会社から、繰り上げ当選を狙うべきではない
私は、IPO当選後のキャンセルでペナルティがある証券会社から、繰り上げ当選を積極的に狙うことをオススメしません。
なぜなら、当選者は、ペナルティを覚悟してでも損を回避したいと思うからキャンセルをするのです。当然、儲かるようであればIPO当選後にキャンセルをしたいとは思いません。
そのようなIPOの再抽選に参加をするのは、初値売りで損をする可能性が高いのです。
ただし、初値上昇が大きく見込めるIPOであれば、三菱UFJモルガン・スタンレー証券からも再抽選に参加をするべきです。
このとき、当選確率は低くなりますが、もし繰り上げ当選をすれば、大きな儲けが期待できるからです。
もしかしたら、IPOに当選したのに結果を確認せず、購入申込を忘れる人もいるかもしれません。そのため、補欠申し込みの当選確率が0%とは言えないのです。
このような例外はありますが、IPO当選後のキャンセルでペナルティがある証券会社から繰り上げ当選を積極的に狙うべきではないと考えています。
まとめ
このページでは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の「次点」は事実上の落選である理由を2つお伝えしました。もう一度、おさらいをしますと以下のとおりです。
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、最初のIPO抽選結果に「落選」表示が存在しない
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、IPO当選後のキャンセルでペナルティがあるため辞退者が少ないと考えられる
・損をする可能性が高いため、IPO当選後のキャンセルでペナルティがある三菱UFJモルガン・スタンレー証券からは、繰り上げ当選を積極的に狙うべきではない
このページを読んで、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の「次点」は事実上の落選であることの説明ができていたら幸いです。