iDeCo(個人型確定拠出年金)を始めるには、月額の運用手数料が安く、資産運用をするための商品(投資信託)が豊富にある証券会社を利用することをおすすめします。
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、老後の資金を作ることが目的なため、60歳になるまで資金を引き出すことができません。
しかし、年金不安や節税効果(積立、運用、受取時に節税可能)が高いため、iDeCo(個人型確定拠出年金)の運用を検討している方も多いと思います。
ここで、iDeCo(個人型確定拠出年金)を取り扱っている金融機関も多いため、どこを利用すれば良いか迷うかと思います。
管理人は、iDeCo(個人型確定拠出年金)の口座管理手数料(運営管理手数料)が安いネット証券を利用することをおすすめします。
そこでこのページでは、月額手数料や投資信託の本数を考慮し、iDeCo(個人型確定拠出年金)を特におすすめできる証券会社をお伝えします。
目次
iDeCo(個人型確定拠出年金)にかかる手数料
まず、iDeCo(個人型確定拠出年金)にかかる手数料を確認します。以下の項目は、どこの金融機関を利用しても発生する手数料です。
手数料項目 | 内容説明 |
加入時の手数料 | 多くの金融機関が2,777円(初回のみ一律でかかる手数料) |
口座管理手数料(運営管理手数料) | 各金融機関の手数料/月額 |
国民年金基金引落し手数料 | 一律103円(税込)/月額 |
信託銀行管理手数料 | 一律64円(税込)/月額 |
受取時の手数料 | 一律432円(60歳以降に年金を受け取るとき、その都度かかる手数料) |
手数料項目の多くは、どこの金融機関を選んでも一律で発生します。
そのため、iDeCo(個人型確定拠出年金)にかかる手数料を安く抑えるためには、口座管理手数料(運営管理手数料)の安い金融機関を選ぶことが重要です。
ここで、多くの金融機関では、毎月の口座管理手数料(運営管理手数料)が数百円かかります。
しかし、SBI証券と楽天証券では、この口座管理手数料(運営管理手数料)が無料となります。
SBI証券
SBI証券では、口座管理手数料(運営管理手数料)が無料となります。
また、iDeCo(個人型確定拠出年金)で運用できる金融商品も豊富にあり、投資信託の信託報酬も安く抑えられることが魅力的です。
ここで、iDeCo(個人型確定拠出年金)で運用できる金融商品には、「定期預金などの元本保証型」と「投資信託」の大きく2つがあります。
管理人は、資産運用の「守り」と「攻め」を考えて、資産を半分ずつ配分することをおすすめします。
楽天証券
楽天証券では、口座管理手数料(運営管理手数料)が無料となります。
また、iDeCo(個人型確定拠出年金)で運用できる金融商品は、「定期預金などの元本保証型」と「投資信託」のどちらもあり、運用するにあたり低コスト商品が多いのも特徴です。
さらに、証券資産と年金資産を1つのIDで管理できるため、資産状況を把握するのに大変便利です。