【いちよし証券のIPO抽選のポイント!】
・2018年10月1日より、「インターネット」からもIPOに申し込めるようになりました!
・IPO取扱実績は、そこそこ多い
・抽選配分が10%
・裁量配分が90%
・IPO申込の事前入金が不要、0円で抽選に参加できる!
抽選配分とは、無作為に当選者を選出して、IPOを平等に配分することです。一方、裁量配分とは、証券会社の裁量で優先的に得意客にIPOを配分することです。
ただし、いちよし証券へのIPOの割当枚数が「50単元未満」のときは、抽選には回りません。
いちよし証券からIPOに当選するコツは、IPO申し込みの前受金が不要なのを利用して、良い銘柄であれば毎回IPO抽選に参加すること、特にIPO割当の多い主幹事のときは必ず申し込むことです。
いちよし証券以外にも、当サイトではネットから申し込める「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。
表:いちよし証券のIPO情報まとめ
2022年IPO取扱実績 | 14社 (15%) |
口座数 | 20万人 |
ネット配分(抽選方法) | 10%(1人1票) |
NISA | 〇 |
未成年 | × |
ジュニアNISA | × |
目次
いちよし証券のIPO取扱実績
表:いちよし証券の過去のIPO取扱実績
2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 |
14件 | 42件 | 33件 | 33件 | 30件 | 37件 | 30件 |
いちよし証券は、IPOの取り扱いがそこそこ多いです。また、IPO割当の多い主幹事になることがたまにあります。
いちよし証券のIPOの手数料は数千円かかる
表:いちよし証券でIPOを売るときの手数料
約定金額 | 売買手数料(税込) |
10万円まで | 1,650円 |
20万円まで | 1,650円 |
30万円まで | 2,145円 |
50万円まで | 3,575円 |
100万円まで | 5,764円 |
いちよし証券からIPOを買うときは、手数料が0円です。一方、IPOを売るときは、株の売買手数料(税込)がかかります。
いちよし証券「いちよしダイレクト」の株の売買手数料(税込)は、約定金額ごとに見ると表のとおりです。いちよしダイレクトとは、テレフォントレード専門の証券口座です。
つまり、いちよし証券「いちよしダイレクト」のIPOの手数料は、売るときに数千円はかかります。
これは、安い手数料とは言い難いです。しかし、IPO投資で数万円から数十万円の儲けが期待できることを考えると、数千円の手数料がかかることは、そこまで気にしなくて良いのです。
いちよし証券は、ネット銀行での資金移動ができない
表:いちよし証券で即時入金が使えるネット銀行
提携ネット銀行 | 即時入金 |
ゆうちょ | × |
三菱UFJ | × |
三井住友 | × |
みずほ | × |
りそな | × |
PayPay | × |
楽天 | × |
住信SBIネット | × |
セブン | × |
多くのIPOに申し込むために、資金移動の機会が増えますので、ネット銀行があると便利です。
しかし、いちよし証券は、上の表のとおり、振込手数料無料の「即時入金サービス」が使えないので、ネット銀行を利用しての資金移動ができないのです。
つまり、入金するときは、ATMからいちよし証券の銀行口座に振り込む必要があります。このとき、入金確認に多少時間がかかりますので、IPOに当選したらすぐに入金に行くべきです。
また、一部を除いて、入金・出金ともに振込手数料が「お客様負担」になっていますので、数百円の入出金手数料がかかります。
いちよし証券は、ブックビルディング(需要申告)時に前受金が不要
一般的には、IPOに申し込むときに、事前入金が必要になります。
しかし、いちよし証券では、IPOに申し込むときの前受金が不要です。つまり、0円でIPOの抽選を受けることができます。ただし、IPOに当選して購入時には資金がいります。
そのため、資金が限られている人でも、いちよし証券を使えば、IPOの抽選機会を増やすことが可能です。
また、当サイト内の「IPOの申し込み前受金が不要な証券会社」に、前受金がいらない証券会社を他にも載せていますので、良ければ参考にしてください。
いちよし証券は、IPO当選後にキャンセルができ、ペナルティもない
いちよし証券は、IPOの当選後にキャンセルができ、ペナルティもありません。
つまり、IPOに当選したとき、微妙なIPO銘柄の購入キャンセルをすることができます。
しかし、ペナルティがないからと言って闇雲にIPOに申し込むことはオススメしません。なぜなら、初値が上がらなそうな微妙な銘柄でも、当選したら欲しくなってしまうからです。
事前に銘柄の分析を行ってから、IPOに申し込むようにしましょう。
いちよし証券からIPOが複数当選することはあるのか?
IPOの申し込み株数を100株ではなく、数百株で申し込むとIPOが複数当選するのか気になる人も多いと思います。
しかし、いちよし証券では、原則、申し込み株数を増やしても、IPOが複数当選することはありません。
なぜなら、上の画像にもあるように、公式サイトに「できるだけ多くのお客様のニーズにお応えできるよう、お客様への当選数量は、原則として最低単元としております」と明記されているからです。
つまり、いちよし証券では基本的には、1人1票でIPOの抽選がされ、IPOは1銘柄につき100株しか当選しないのです。
ここで、例外となるときを考えると、IPOの配分が多いときは、複数当選の可能性があるかもしれません。
例えば、いちよし証券が主幹事のときは、もしかしたら複数当選することがあるかもしれません。このときは、多めにIPOの申し込みをしたら、良いことが起きるかもしれません。
このように、いちよし証券でIPOが複数当選することは原則ありませんので、IPOの申し込みは「100株」だけで十分です。
いちよし証券からIPOは補欠当選するのか?
いちよし証券からIPOが補欠当選するのか気になる人も多いと思います。
ここで、いちよし証券の公式サイトによれば、IPOの補欠当選の記述はありません。つまり、いちよし証券では、当選か落選しかなく、IPOの補欠当選はないのです。
また、IPO落選の連絡はなく、当選したときだけ電話で連絡をもらえます。
いちよし証券のIPOのメール通知
残念ながら、いちよし証券では、「新規IPOのお知らせ」や「IPOの抽選結果」などのメール通知は、いまのところありません。
ただし、IPOに当選したときは、「電話」で連絡をしてくれます。つまり、電話連絡がなかったら、IPOに落選したことになります。
このとき、電話に出ることができなければ、次の人にIPOを回してしまうルールがあります。
つまり、抽選結果が出る日に電話が出られる人でないと、いちよし証券からIPOをもらうことは、難しいかもしれません。
いちよし証券の口座開設の費用や口座管理料は無料
いちよし証券の口座開設の費用、口座管理料はどちらも無料です。仮にあまり使わなくなったとしても、口座維持手数料はかからないので心配いりません。
できるだけ多くの証券口座を開設して、IPOの抽選機会を増やしましょう。
また、当サイトでは、いちよし証券以外にも「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。