あなたは、副業が禁止されている会社員(サラリーマン)でも、IPO投資なら儲けられることをご存知でしょうか?
IPO投資とは、証券会社からIPOを抽選で取得して、初値がついたらすぐに売ることです。
IPO(Initial Public Offering)とは、企業が株式市場に新規に上場することです。投資家は、上場した株を自由に売買できるようになります。上場するときに新しく株式市場に売り出される株を「新規公開株」といいます。
IPO投資は、初心者でも簡単にでき、勝率が高くて1回の取引で数十万円は儲けられます。しかし、人気があるため、IPOは買うときに抽選になり、当選しにくいという問題点もあります。
そのため、IPO投資は、アルバイトのように安定した副収入とは言えません。
しかし、IPO投資は、会社が禁止している副業に当たることもありませんので、年間で数十万円の年収UPを目指している方はチャレンジしてみる価値はあると言えます。
そこでこのページでは、「IPO投資の魅力、注意点、IPO投資が副業に当たらない理由」をお伝えします。
目次
IPO投資の魅力
IPO投資の魅力は、大きく3つあります。
1.ローリスク・ハイリターンの投資
IPO投資は、投資金額が少なく勝率が高いため、ローリスク・ハイリターンの投資と言えます。
IPO投資は、30万円ほどあれば、だいたいどの抽選にも申し込めます。投資資金は数百万円も必要ありません。
さらに、年度にもよりますが、IPO投資の勝率は約8割あり、とても有利に投資ができます。
上の画像は、金融庁の監督下にある大手証券会社の「SMBC日興証券」が発表した信頼できる情報です。
実際に、私も、期間は異なりますが、ヤフーファイナンスからのデータをもとにIPO投資の分析をしております。
私は、2016年7月に上場した無料対話アプリを運営する「LINE」を始点にして遡り、過去1年間のIPO投資の全成績をまとめました。
結果、IPO投資の成績は、88戦73勝13敗2分となりました。この期間において、勝率は8割を超え、初値売り利益の平均は約14万円でした。
初値売り利益とは、売るときの「初値」から買うときの「公募価格」を引いた分です。
もちろん、投資なので損をしてしまうこともあります。しかし、対策をすれば、損をする銘柄を事前に買わないこともできます。
このことから、IPO投資は、投資金額が少なくすみ、勝率がとても高い投資であると言えます。
2.初心者でも簡単にできる
IPO投資は、投資家が最初に買う「公募価格」より売るときの「初値」が高くなるときが多いため、初心者でも簡単に儲けることができます。
しかも、IPOを抽選で取得して上場日に初値で売るだけですので、高度な専門知識はいりません。
具体的には、IPOの募集がされたときに証券会社を通じて応募をし、上場日に成り行き売り注文を出せば良いのです。
成り行き注文とは、値段を指定しない注文方法であり、注文が即時に成立することです。
このように、IPO投資は、初心者でも儲けやすい投資と言えます。
3.IPOの応募、購入の手数料は無料
IPOを応募、購入するときに、個人投資家に手数料は一切かかりません。
ただし、IPOを売るときには、証券会社の株式の売買手数料がかかります。証券会社によって手数料は異なりますが、手数料の安いネット証券であれば、数百円程度です。
このように、IPOの応募、購入の手数料は無料ですので、積極的にIPO投資にチャレンジしましょう。
IPO投資の注意点
IPO投資の注意点は、次の2つです。
1.抽選に当たりにくいので、複数の証券会社から申し込もう
IPO投資は、勝率が高くて少額から投資ができるため、人気が高く抽選に当たりにくいのも事実です。
対策としては、IPOの募集に積極的に応募をして、数を打つことが重要です。
このとき、同じIPOでも証券会社が異なれば複数応募をすることが可能ですので、抽選回数を増やすようにしましょう。当然、抽選回数を増やしたほうが当選しやすいと言えます。
私も、IPOに申し込むときは、複数の証券会社から応募をするようにしています。
2.損をしそうなIPO銘柄には申し込まないようにしよう
IPO投資は勝率が高い投資ですが、損をする場合が少なからずあります。このとき、IPOで儲けるために重要なのは、初値予想をすることです。
まず、IPOに募集をする前に、新規上場する会社について情報収集をしましょう。
具体的には、会社の事業内容や上場の注目度などを調べましょう。事業内容に新規性があり、注目度が高い場合は、初値が高くなります。
また、IPOの初値予想をしているサイトを参考にして、儲かりそうかどうかの判断をするのも一つの方法です。
このように、IPOの情報取集をして、イマイチだと思った場合には、抽選の参加を見送りましょう。そうすれば、損をしなくてすみます。
私も、IPOの情報取集をして、初値が高くならなそうなときは、IPOの応募を見送っています。
IPO投資は副業に当たらない
IPO投資は、株式投資の方法の一つですので、副業に当たりません。
以下に、株式投資が副業に当たらない理由を説明します。
最終的には会社の就業規則を確認する必要はありますが、株式投資は資産運用の一環であり、他に労働をしているわけではありませんので、副業とは言えないのです。
もちろん、私の会社でも、株式投資をすることに問題はありません。
ただし、株や投資信託などの売買益が年間20万円を超えると確定申告が必要になります。IPOに当選して初値売りをすると、この金額を超える可能性が高いのです。
このとき、証券口座を「特定口座(源泉徴収あり)」にしておけば、確定申告の必要がありませんので、余計な手間がかかりません。
このように、IPO投資は副業に当たりませんし、納税面でも面倒な手続きを行う必要がありません。
また、IPOに申し込みをする手間は1回あたり数分かかりますが、副業のように多くの時間を取られることはありませんので、疲れて本業に影響することもありません。
そのため、仕事の忙しい社会人(会社員)でも、年間で数十万円の年収UPが期待できますので、IPO投資にチャレンジしてみる価値はあります。
IPOに当たることができれば、家族で国内旅行をもう1回余分に行くくらいの金額を稼ぐことができると思います。
実際に、私も、IPO投資を初めて1年経たないうちに15万円ほどの利益を得ています。
IPO投資の詳細は、良ければ以下のページを参考にしてください。IPO投資のやり方や注意点、選ぶべき証券会社について書かれたページに移動できるようにまとめてあります。
株初心者でも簡単! IPO(新規公開株)投資のやり方を解説!
まとめ
このページでは、「IPO投資の魅力、注意点、IPO投資が副業に当たらない理由」をお伝えしました。もう一度、おさらいをしますと以下のとおりです。
IPO投資の魅力
1.ローリスク・ハイリターンの投資
2.初心者でも簡単にできる
3.IPOの応募、購入の手数料は無料
IPO投資の注意点
1.抽選に当たりにくいので、複数の証券会社から申し込もう
2.損をしそうなIPO銘柄には申し込まないようにしよう
IPO投資は副業に当たらない
株式投資は資産運用の一環であり、他に労働をしているわけではない
私も、上記の内容に注意してIPO投資を積極的に行っています。会社員(サラリーマン)の方が、IPO投資をするきっかけになったら幸いです。