【大和証券のIPO抽選のポイント!】
・2018年10月に、大和証券のIPO抽選配分は、合計15~25%に変更されました!
・変更前は、ネット配分15%、チャンス抽選5%
→ネット配分は、約10~15%(1人1票)
→ダイワのポイントプログラムで当選確率が上がる「チャンス抽選」が5~10%
・IPO主幹事実績がトップクラス
・一般的に、IPOは主幹事証券会社に約8割~9割ほど割当られる
→当選本数が多いため、主幹事証券会社からIPOに申し込むことは当選の近道
IPO銘柄によって、抽選配分の割合が多少異なってきます。
IPO抽選方法の変更前と比べて、チャンス抽選が5%増え、ネット配分が5%減る銘柄があります。そのため、IPO抽選配分は、合計15~25%で幅が出るのです。
大和証券は、ライバル数は多いですが、IPOの主幹事実績がトップクラスで多いです。そのため、IPO投資をするなら、早めに口座開設をしておきたい証券会社です。
大和証券からネット申込でIPOに当選するコツは、特に主幹事のときのIPO申し込みを優先させること、平幹事のときも積極的にIPOに申し込むことです。
大和証券以外にも、当サイトでは「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。
表:大和証券のIPO情報まとめ
2022年IPO取扱実績 | 42社 (46%) |
口座数 | 353万人 |
ネット配分(抽選方法) | 10~15%(1人1票)、チャンス抽選5~10% |
NISA | 〇 |
未成年 | × |
ジュニアNISA | × |
目次
大和証券のIPO取扱実績
表:大和証券の過去のIPO取扱実績
2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 |
42件 | 49件 | 43件 | 43件 | 33件 | 43件 | 37件 |
大和証券は、IPOの取扱実績が多いです。また、割当の多い主幹事を務めることもトップクラスで多いですので、IPO当選のチャンスです。
大和証券での管理人のIPO当選実績(3回)
表:大和証券での管理人のIPO当選実績
上場日 | 2017年12月 | 2018年12月 | 2021年9月 |
企業名 | オプトラン | ソフトバンク | モビルス |
公募価格 | 1,460円 | 1,500円 | 1,280円 |
初値 | 2,436円 | 1,463円 | 1,830円 |
初値売り利益 | 97,600円 | 0円=辞退 | 55,000円 |
当選したとき | 主幹事 | 共同主幹事 | 主幹事 |
大和証券のIPOの手数料は千円から
表:大和証券でIPOを売るときの手数料
約定金額 | 売買手数料(税込) |
10万円まで | 1,100円 |
20万円まで | 1,100円 |
30万円まで | 1,100円 |
50万円まで | 1,898円 |
100万円まで | 3,795円 |
大和証券からIPOを買うときは、手数料が0円です。一方、IPOを売るときは、株の売買手数料(税込)がかかります。
大和証券「ダイワ・ダイレクトコース」の株の売買手数料(税込)は、約定金額ごとに見ると表のとおりです。ダイワ・ダイレクトコースとは、オンライントレード専門の証券口座です。
つまり、大和証券「ダイワ・ダイレクトコース」のIPOの手数料は、売るときに1,000円以上かかります。
これは、安い手数料とは言い難いです。しかし、IPO投資で数万円から数十万円の儲けが期待できることを考えると、数千円の手数料がかかることは、そこまで気にしなくて良いのです。
大和証券は、ネット銀行で資金移動ができる
表:大和証券で即時入金が使えるネット銀行
提携ネット銀行 | 即時入金 |
ゆうちょ | 〇 |
三菱UFJ | 〇 |
三井住友 | 〇 |
みずほ | 〇 |
りそな | × |
PayPay | 〇 |
楽天 | × |
住信SBIネット | × |
セブン | × |
多くのIPOに申し込むために、資金移動の機会が増えますので、ネット銀行があると便利です。
上の表に、大和証券で「振込手数料無料の即時入金サービス」が使えるネット銀行を載せています。管理人は、多くの証券会社で使えるので、ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」をよく使っています。
大和証券のダイワのポイントプログラムについて
大和証券の「ダイワのポイントプラグラム」の「交換ポイント」を貯めることで、「チャンス抽選」からIPOが当選しやすくなります。
大和証券の「交換ポイント」と「チャンス抽選」の回数の関係
上の画像にあるとおり、「ダイワのポイントプラグラム」の「交換ポイント」を貯めれば貯めるほど、「チャンス抽選」の回数が多くなります。
つまり、このポイントを1,000以上貯めて使用することで「チャンス回数」が増え、通常よりもIPOに当選しやすくなります。
ダイワのポイントプラグラム「交換ポイント」は、どのように貯めれば良いのか?
大和証券のダイワのポイントプラグラム「交換ポイント」の貯め方を2つ紹介します。
①大和証券の「交換ポイント」の貯め方【基本編】
上の画像にあるように、大和証券は、株式手数料や債券の買付金額などの取引実績に応じて「交換ポイント」が貯まります。つまり、お得意様ほど、IPO抽選においても優遇されるのです。
しかし、毎月1万円以上の手数料を落とすか、毎月100万円以上の債券を買わなければいけないので、これは少し難しい人も多いと思います。
そこで、「交換ポイント」をもう少し簡単に貯める他の方法を紹介します。
②大和証券の「交換ポイント」の貯め方 -大和証券の株主優待でもらう-【裏技編】
大和証券の「ダイワポイントプログラム」の交換ポイントを貯めるのに、一番簡単な方法は株主優待でもらうことです。
なぜなら、大和証券の株式を1,000株以上保有することで、株主優待で「ダイワのポイントプログラムの交換ポイント(2,000ポイント)」を選ぶことができるからです。
もちろん、保有株数が多くなれば、もっと多くのポイントをもらうことができます。
このように、株主優待を利用すれば、管理人のように少額投資家でも「交換ポイント」を貯めることができるのです。
一方、大和証券の株式を1,000株以上保有するには、ある程度まとまった資金がいります。管理人は、この資金を他のIPOの申し込みに使った方が良いと考えていますので、大和証券の株主優待はまだ取得したことがありません。
大和証券は、IPOの資金をいつまでに入金すれば良いのか?
大和証券では、IPOに申し込むために、ブックビルディング(需要申告)時に資金が必要です。
つまり、買付余力がないとIPOに申し込むことができませんので、ネット銀行などを利用して資金を入れておく必要があります。
大和証券は、資金拘束はされず、同一資金で複数のIPOに申し込める
大和証券は、IPO抽選時に買付余力が必要ですが、資金拘束はされません。
そのため、同一資金で複数のIPOの抽選を受けることができます。
例えば、IPO銘柄A30万円とIPO銘柄B25万円を同じ時期に申し込んでも、抽選時に30万円の資金があれば両方とも抽選対象になります。
しかも、当選や補欠当選しても資金拘束がありません。IPOに当選して、購入申込時に資金拘束がされることになります。
つまり、抽選日が同じでも、複数のIPOを同一資金で抽選を受けることができるのです。
大和証券は、IPO当選後にキャンセルができ、ペナルティもない
大和証券は、IPOの当選後にキャンセルができ、ペナルティもありません。
つまり、IPOに当選したとき、微妙なIPO銘柄の購入キャンセルをすることができます。
しかし、ペナルティがないからと言って闇雲にIPOに申し込むことはオススメしません。なぜなら、初値が上がらなそうな微妙な銘柄でも、当選したら欲しくなってしまうからです。
事前に銘柄分析をある程度は行ってから、IPOに申し込むようにしましょう。
大和証券からIPOが複数当選することはあるのか?
IPOの申し込み株数を100株ではなく、数百株で申し込むとIPOが複数当選するのか気になる人も多いと思います。
しかし、上の画像にもあるように、大和証券では、IPOの申込単位は1単元のみですので、IPOが複数当選することはありません。
また、「チャンス抽選」が行われるのも、一般抽選に落選した人が対象になりますので、やはりIPOが複数当選することはないのです。
大和証券からIPOは補欠当選するのか?
大和証券からIPOが補欠当選するのか気になる人も多いと思います。
ここで、大和証券の公式サイトによれば、IPOの補欠当選はあるようです。
そのため、大和証券からIPOが補欠当選したら、良い銘柄なら購入申込をして、イマイチな銘柄なら辞退をするようにしましょう。
大和証券のIPOのメール通知
大和証券では、IPO抽選結果のメール通知をしてくれます。
大和証券で新しく取り扱うIPOのお知らせメール
大和証券では、「新規IPOのお知らせメール」などのサービスは、いまのところありません。
そのため、管理人は、他の証券会社でIPOを申し込んだ後、大和証券でも取扱中銘柄がないかを確認しています。
大和証券のIPO抽選結果のメール
大和証券では、当選・落選に関わらず、IPOの抽選結果をメールで知らせてくれるサービスがあります。上の画像はIPO「ジーニー」の抽選結果がメールで届いていて、「選外」は「落選」を意味しています。
このように、メール設定をしておくと、IPO抽選結果の確認忘れを防ぐことができます。
通知メールは、大和証券にログイン後、「口座情報」→「サービス申込」→「メールサービスの登録・変更」→「「抽選参加サービス」抽選結果のお知らせ(新規公開株式)」を申し込むと届くようになります。
大和証券の口座開設の費用や口座管理料は無料
大和証券の口座開設の費用は無料です。
また、「eメンバー」に加入すると、口座管理料も無料になります。eメンバーとは、取引残高報告書や取引報告書を郵便の替わりに電子交付で行うサービスで、誰でも無料で入ることができます。
つまり、仮にあまり使わなくなったとしても、口座維持手数料はかからないので心配いりません。できるだけ多くの証券口座を開設して、IPOの抽選機会を増やしましょう。
また、当サイトでは、大和証券以外にも「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。