【安藤証券のIPO抽選のポイント!】
・IPOの取扱実績は少ない
・口座数は少なく、ライバルも少ない
・ネット配分が10%(1人1票)
・委託幹事になる前からIPOの募集が行われるので、申し込んでもIPOの抽選がされないことが多い
→管理人が安藤証券をあまりオススメできない理由でもある
また、安藤証券では、1年間でIPOの配分を受ける上限回数が「5回未満」と決まっているのが特徴的です。
ここで、知り合いの中に口座開設を断られた人もいます。
対策としては、口座開設のときに、あまりIPO目的と言わない方が良いかもしれません。IPO投資家は、証券会社にとっては儲からない客ですから。
もし、口座開設を断られてしまっても、証券会社はたくさんありますので、あまり気にしないようにしましょう。
安藤証券以外にも、当サイトでは「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。
表:安藤証券のIPO情報まとめ
2018年IPO取扱実績 | 不明 |
口座数 | 少ない |
ネット配分(抽選方法) | 10%(1人1票) |
NISA | 〇 |
未成年 | × |
ジュニアNISA | × |
目次
安藤証券のIPO取扱実績
表:安藤証券の過去のIPO取扱実績
2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 |
不明 | 4件 | 3件 | 7件 | 2件 | – | – |
安藤証券は、2014年からネットでIPOの取り扱いが始まりました。
上記の件数は、委託販売分がすべて含まれているわけではありませんので、もう少し多くなるかと思います。ただ、委託販売分を含めても、安藤証券はIPOの取扱実績が少ないです。
安藤証券のIPOの手数料は数百円
表:安藤証券でIPOを売るときの手数料
約定金額 | 売買手数料(税抜き) |
10万円まで | 100円 |
20万円まで | 100円 |
30万円まで | 300円 |
50万円まで | 300円 |
100万円まで | 500円 |
安藤証券からIPOを買うときは、手数料が0円です。一方、IPOを売るときは、株の売買手数料(税抜き)がかかります。
安藤証券の「インターネット取引」の株の売買手数料(税抜き)は、約定金額ごとに見ると表のとおりです。
つまり、安藤証券のIPOの手数料は、売るときに数百円しかかかりません。
安藤証券は、ネット銀行で資金移動がしやすい
表:安藤証券で即時入金が使えるネット銀行
提携ネット銀行 | 即時入金 |
ゆうちょ | 〇 |
三菱UFJ | 〇 |
三井住友 | 〇 |
みずほ | 〇 |
りそな | × |
PayPay | 〇 |
楽天 | 〇 |
住信SBIネット | 〇 |
セブン | × |
多くのIPOに申し込むために、資金移動の機会が増えますので、ネット銀行があると便利です。
上の表に、安藤証券の「振込先銀行口座」に対応しているネット銀行を載せています。管理人は、多くの証券会社で使えるので、ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」をよく使っています。
安藤証券は、委託販売分のIPOが回ってくる
安藤証券は、IPOの委託販売を行っています。そのため、委託販売分のIPOが回ってくることがあるのです。
ここで注意点として、委託販売されたIPOは申込期間が短く、1日で終了する場合もあります。そのため、委託販売のIPOが回ってきたときには、すぐに需要申告をしなければなりません。
また、安藤証券は、正式に委託幹事になる前からIPOの申し込みがあります。そのため、委託幹事にならなかったときは、そもそもIPOの抽選がされません。
正直、IPOの申し込みをしても委託幹事にならないことの方が多いです。抽選されないうちからIPOに申し込んでも、無駄な頑張りになってしまうため、管理人はあまり申し込みをしていません。
残念ながら、安藤証券は、IPOで穴場な証券会社として少し使いにくいかと思います。
当サイト内の「IPOに穴場なネット証券」に、ネットからIPOに申し込める穴場な証券会社を載せていますので、良ければ参考にしてください。
安藤証券は、IPOの資金をいつまでに用意すれば良いのか?
安藤証券では、IPOに申し込むために、ブックビルディング(需要申告)時に資金が必要です。
つまり、買付余力がないとIPOに申し込むことができませんので、ネット銀行などを利用して資金を入れておく必要があります。
安藤証券は、IPO当選や補欠当選時に資金拘束がされる
安藤証券は、IPO当選や補欠当選時に資金拘束がされ、買付余力から資金が差し引かれます。
つまり、需要申告時には、資金拘束がありません。そのため、同一資金で複数のIPO銘柄の応募が可能です。
ただし、安藤証券はIPOの取扱いが少ないので、抽選の機会をあまり増やせないのも事実です。
安藤証券は、IPO当選後にキャンセルができ、ペナルティもない
安藤証券は、IPOの当選後にキャンセルができ、ペナルティもありません。
つまり、IPOに当選したとき、微妙なIPO銘柄の購入キャンセルをすることができます。
しかし、ペナルティがないからと言って闇雲にIPOに申し込むことはオススメしません。なぜなら、初値が上がらなそうな微妙な銘柄でも、当選したら欲しくなってしまうからです。
事前に銘柄分析をある程度は行ってから、IPOに申し込むようにしましょう。
安藤証券からIPOが複数当選することはあるのか?
IPOの申し込み株数を100株ではなく、数百株で申し込むとIPOが複数当選するのか気になる人も多いと思います。
しかし、上の画像にもあるように、安藤証券の公式サイトに「申告株数は1単元のみの申告参加といたします。」と明記されています。
当然ですが、1単元しかIPOに申し込めないので、安藤証券からIPOに複数当選することはありません。
安藤証券からIPOは補欠当選するのか?
安藤証券からIPOが補欠当選するのか気になる人も多いと思います。
ここで、安藤証券の公式サイトによれば、IPOの補欠当選はあるようです。
そのため、安藤証券からIPOが補欠当選したら、良い銘柄なら購入申込をして、イマイチな銘柄なら辞退をするようにしましょう。
安藤証券のIPOのメール通知
安藤証券では、IPO抽選結果のメール通知をしてくれます。
安藤証券で新しく取り扱うIPOのお知らせメール
安藤証券では、「新規IPOのお知らせメール」などのサービスは、いまのところありません。
そのため、管理人は、他の証券会社でIPOを申し込んだ後、安藤証券でも取扱中銘柄がないかを確認しています。
安藤証券のIPO抽選結果のメール
安藤証券では、IPOに当選・補欠当選したときにメールで知らせてもらえます。ただし、IPOに落選したときは、メールがきません。
安藤証券の口座開設の費用や口座管理料は無料
安藤証券の口座開設の費用、口座管理料はどちらも無料です。仮にあまり使わなくなったとしても、口座維持手数料はかからないので心配いりません。
できるだけ多くの証券口座を開設して、IPOの抽選機会を増やしましょう。