【アイザワ証券のIPO抽選のポイント!】
・IPO取扱実績は少ない
・口座数は少なく、ライバルも少ない
・ネット配分が10%(1人1票)
ただし、アイザワ証券は、ネットからIPOの申し込みができないときが多いです。
上の画像にあるように、主幹事のときでさえ、ネット申込ができませんでした。
そのため、思ったよりIPO抽選機会が少ないのも事実です。口座開設は後回しでも良いかと思います。
アイザワ証券からネット申込でIPOに当選するコツは、数少ないIPOの申し込みを忘れないことです。
アイザワ証券以外にも、当サイトではネットから申し込める「IPOにおすすめのネット証券」を載せていますので、良ければ参考にしてください。
表:アイザワ証券のIPO情報まとめ
2021年IPO取扱実績 | ネット申込は0件 |
口座数 | 24万人 |
ネット配分(抽選方法) | 10%(1人1票) |
NISA | 〇 |
未成年 | × |
ジュニアNISA | × |
目次
アイザワ証券のIPO取扱実績
表:アイザワ証券の過去のIPO取扱実績
2021年 | 2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 |
0件 | 0件 | 0件 | 0件 | 5件 | 5件 | 7件 |
上の表の件数は、ネットからIPOに申し込めたアイザワ証券のIPO取扱実績を載せています。残念ながら、アイザワ証券は、ネットから申し込めるIPOがとても少ないです。
当サイト内の「IPO投資に穴場なネット証券」に、もう少しIPO取り扱いが多く、穴場な証券会社を載せていますので、良ければ参考にしてください。
アイザワ証券のIPOの手数料は1,650円以下
表:アイザワ証券でIPOを売るときの手数料
約定金額 | 売買手数料(税込) |
10万円まで | 814円 |
20万円まで | 814円 |
30万円まで | 814円 |
50万円まで | 814円 |
100万円まで | 1,650円 |
アイザワ証券からIPOを買うときは、手数料が0円です。一方、IPOを売るときは、株の売買手数料(税込)がかかります。
アイザワ証券の「ブルートレード口座」の株の売買手数料(税込)は、約定金額ごとに見ると表のとおりです。ブルートレード口座とは、オンライントレード専門の証券口座です。
つまり、アイザワ証券のIPOの手数料は、売るときに高くても1,650円しかかかりません。
アイザワ証券は、ネット銀行での資金移動がとてもしにくい
表:アイザワ証券で即時入金が使えるネット銀行
提携ネット銀行 | 即時入金 |
ゆうちょ | × |
三菱UFJ | × |
三井住友 | × |
みずほ | × |
りそな | × |
PayPay | × |
楽天 | × |
住信SBIネット | × |
セブン | × |
多くのIPOに申し込むために、資金移動の機会が増えますので、ネット銀行があると便利です。
しかし、アイザワ証券は、上の表のとおり、振込手数料無料の「即時入金サービス」が使えないので、ネット銀行を利用しての資金移動がとてもしにくいです。
つまり、入出金はインターネットから行えるのですが、2,3日かかり手数料も発生します。
①インターネットから入金する
インターネットを使って証券口座に入金するためには、口座情報から振込先銀行を確認して、振込む必要があります。どのネット銀行を使っても、振り込みを行うことができます。
一方、入金するときの手数料は、「お客様負担」になります。さらに、入金結果が買付余力に反映されるのは、早くても翌営業日になります。
②インターネットから出金する
アイザワ証券では、インターネットから出金指示をすることができます。
このとき、出金するときの手数料は、「証券会社負担」になります。入金同様、出金には2、3日かかります。
このように、アイザワ証券では、ネット銀行を使用しての資金移動がとてもしにくいのです。これは、管理人がアイザワ証券からのIPO投資を積極的になれない理由でもあります。
アイザワ証券は、IPOの資金をいつまでに入金すれば良いのか?
アイザワ証券は、IPOの抽選を受けるために、売出価格決定日までに入金が必要です。このとき、専用口座に振り込む必要があります。
そのため、ブックビルディング参加後は、できるだけ早めに入金をしておきましょう。
アイザワ証券は、IPO抽選時に資金拘束がされる
アイザワ証券は、IPO抽選時に資金拘束がされ、買付余力から資金が差し引かれます。
しかし、抽選日がズレていれば、同一資金で複数のIPOに申し込むことができます。
例えば、IPO銘柄A30万円とIPO銘柄B25万円を同じ時期に申し込みをしても、抽選日がズレていれば両方申し込むためには30万円の資金があれば良いのです。
ここで、落選しても抽選日の翌営業日にならないと、出金ができない点に注意が必要です。
アイザワ証券は、IPO当選後にキャンセルができ、ペナルティもない
アイザワ証券は、IPOの当選後にキャンセルができ、ペナルティもありません。
つまり、IPOに当選したとき、微妙なIPO銘柄の購入キャンセルをすることができます。
しかし、ペナルティがないからと言って闇雲にIPOに申し込むことはオススメしません。なぜなら、初値が上がらなそうな微妙な銘柄でも、当選したら欲しくなってしまうからです。
事前に銘柄分析をある程度は行ってから、IPOに申し込むようにしましょう。
アイザワ証券からIPOが複数当選することはあるのか?
IPOの申し込み株数を100株ではなく、数百株で申し込むとIPOが複数当選するのか気になる人も多いと思います。
しかし、アイザワ証券では、原則、申し込み株数を増やしても、ネットからIPOが複数当選することはないかと思います。
このことは、公式サイトには明記されていません。しかし、アイザワ証券は、ネット取引の個人投資家を冷遇していて、お金持ちのお得意様を大事にしていることから想像ができます。
例えば、ネットから申し込めるIPO銘柄が少なかったり、IPO当選の連絡をしなかったり、キャンセルが出たときにIPOは再抽選せずにお得意様に配分するなどが挙げられます。
つまり、アイザワ証券のIPOネット配分は、1人1票で抽選がされ、IPOは1銘柄につき100株しか当選しないと考えられます。
そのため、アイザワ証券のネットからのIPO申し込みは、「100株」だけで十分です。
アイザワ証券のIPOのメール通知
残念ながら、アイザワ証券では、「新規IPOのお知らせ」や「IPOの抽選結果」などのメール通知は、いまのところありません。
また、ネット申し込みだと、IPOに当選しても電話連絡などももらえません。そのため、証券口座に毎回ログインして、IPOの抽選結果を確認する必要があります。
アイザワ証券の口座開設の費用や口座管理料は無料
アイザワ証券の口座開設の費用、口座管理料はどちらも無料です。仮にあまり使わなくなったとしても、口座維持手数料はかからないので心配いりません。
できるだけ多くの証券口座を開設して、IPOの抽選機会を増やしましょう。
アイザワ証券以外にも、当サイトでは「IPOにおすすめの証券会社」を載せていますので、良ければ参考にしてください。